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◆特徴【暗黒の祖先(D)】⇒深度【96】 ◇桃乃紅依の出自はクトゥグアを信仰する教団である。桃乃の両親にあたる人間は勿論狂信者であり、生まれた赤髪の子供を教団に献上する形で手放した。一方、子供を押し付けられた教団は「炎のような赤い髪に神秘を込めた紫の瞳を持っている」と喜んで子供を保護し、いずれ自分たちの神であるクトゥグアを招来する為の触媒としての調節を始める。 ◇生まれた瞬間、その時から狂気の中で息をしつつも、桃乃はそれでも比較的正気だった。常人には得難い精神力を有し、常に自らの立ち位置や環境に疑問を抱いていた。それ故に、周囲の人間の感情や状態を見極め情報を聞き出すこと、そこで知り得た情報を精査することを怠らなかった。 ◇ある時期、いよいよ教団が招来の儀式を始めるらしいという話を耳にした桃乃は教団からの離脱を図る。教団で生まれ育った自分が真っ当な方法で教団を抜けられる筈が無い、そんなことは百も承知だった。つまり、離脱という名の逃走である。 ◇桃乃の地毛は赤。逃走時から継続して黒く染めているが、右のメッシュにあたる部分だけは何をしても色が入らず、仕方なく、己の新たな神『glaaki』の文字を写すだけに留めている。 特徴【前職】 類稀な経験をしている、というサプリメントの記述から、「自身が望まない供物となるエンドを回避するべく、狂気にある信者たちに様々な働き掛けを行って一時的に精神を元の状態に戻し情報収集を行っていた」ことによる精神分析を獲得している。

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