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二条 帝（にじょう みかど） □HO1 あなたはこのバンドのリーダーを担っている。 メンバーをまとめたりバンドの方針を決めるのはあなたの仕事だ。 京都出身。プロガールズロックバンド「KullKull」のリーダーでベース担当。 8歳の時に東京に引っ越してきたが、話し言葉は基本的に京都寄りの関西弁。東京歴もそれなりな為実は標準語も話せるらしい。 京都人らしく本音と建て前をよく使い分けており、穏やかに嫌味を放つが、時折ドストレートな暴言が出る。 また、幼少期に虐待を受けて育っている為現在では親とは絶縁状態である。 日常生活については謎めいており、自ら日常生活について語ることは少ない。 普段は謙遜するが野心家な部分も垣間見え、世界一のロックバンドにすることを夢見ている。 以下秘匿情報 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ■HO1秘匿 あなたには仲の良かった姉 （妹、従姉妹、叔母など、女性の親族ならなんでも構わない）がいた。 彼女もあなた同様にロックが好きで、いつも笑顔を絶やさない明るい女性だった。 しかし、彼女は去年35歳の若さでこの世を去った（死因は任意）。 未だにあなたの心の傷は癒えていない。 あなたは、姉（※）が大切にしていた「黒い石のペンダント」を形見として所持している。 姉（※）からは、"音響石"というとても珍しい石でできているということを聞いている。 闇のように黒いが表面は虹のようにキラリと輝くとても美しい石である。 裏には「0801」と文字が彫ってある。 本名は二条 都（にじょう みやこ）。 二条 帝はロックバンドを組む際に名乗ることになった名前だ。 また、昨年亡くなった、10歳離れた姉の名前である。 幼少期、毒親から虐待を受けて育っていた姉妹だった。 幼いわたしをいつも庇ってくれていた、優しい姉は高校卒業と同時に上京した。 その際に8歳のわたしも連れて行ってくれた。その時から、彼女は姉であり親になった。優しく強い女性だった。 楽ではない生活の中、「せっかく才能があるのだから」とわたしの誕生日にベースを買ってくれた。 16歳の頃、HO2とロックバンドを組むことを報告すると、自分のことのように喜んでくれた。 わたしが大好きな姉さんの名前を借りたいと伝えると、照れながら困ったように笑っていた。 メンバーも揃い、プロとして活動し始めた。最近になって人気も出てきた。 やっと姉さんを少しは楽にしてあげられる。そう思っていた矢先の交通事故だった。大型トラックに轢かれ即死だった。 強かった彼女は、あまりにもあっけなく逝ってしまった。 姉さんを志半ばで消えていった有象無象の命のひとつなどにしてやるものか。 全てのロックバンドは、越えるべき壁だ。 日本一、いいや、世界一のロックバンドにして二条 帝の名前と存在を、全ての人に轟かせてやるのだ。

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