キャラクター保管所
バックアップ
リスト
モバイル版
ヘルプ
ログイン
Twitterでログイン
登録
トップ
Webサービス
キャラクター保管所
クトゥルフ PC作成ツール
テテル=マギステル(Teter=Magister)
ID:3788020
MD:4381fba11436ea6ffff86446588bda8b
テテル=マギステル(Teter=Magister)
タグ:
ポンポンパイン
ぴぴ式ロスト
非表示
簡易表示
通常表示
生まれ・能力値
STR
CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
能力値
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
その他増加分
一時的増減
現在値
STR
CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
非表示
簡易表示
通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
非表示
簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
非表示
簡易表示
通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
非表示
簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
非表示
簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
%
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
↑ページ上部へ
その他メモ
B国改め、ベルムグランデ王国の革命児にして最高峰の将軍、テテル=マギステル。 圧倒的カリスマ性と強靭な肉体を持ち、各地から賊徒を取り纏め一足にのし上がり、王の首を獲った革命児としてベルムグランデ王国にその名を馳せた。 王政崩壊させた後、腹心とともに統治していた。だが第三次世界大戦後、腹心に裏切られ、国民共々にその全ての責任を押し付けられ国民連盟に捕らえられる。 1人称:私 2人称:○○公、そなた、お前 3人称:あやつ、あいつ ーー技能ーー CON8 DEX8 APP4:第三次世界大戦の最中、砲撃を受けて肺の一部を損傷。すぐに息が上がるようになり、体力もなくなった。加えて、砲撃により左顔面を損傷。左耳がない+左のみ聴力を失っている。火傷跡が目立つ。 回避:もともとはもっと高かったが、件の砲撃により俊敏な動きができなくなった。音も聞きにくいので、将軍の癖にあんまし避けれない! キック、マーシャル、ショットガン:元王都軍の父親に教わった 精神分析:己を律する精神統一。民衆を導くカリスマ性があるので、人の心を導くという意味で。 目星:軍人なので目が良い! 操縦(戦車):「空はいい。自由だ。海もいいな、自由だ。だが、いずれも堕つ。堕ちた先はどこに行き着く?そうだ。それは、地。つまりはこの広大な地を、陸を統べる者こそがこの世で最強なのだ!」 信用(初期値):かつては国を率いた彼も、今では死刑囚。信用なんてものはない。 医学:軍人として、仲間の手当ができるように父から教わった。+人体の弱点を理解するために父から教わった。 国名: ベルルム(bellum)戦争 ペルグランデ(pergrande)巨大な を合わせた造語 名: テテル(teter)醜い 姓: マギステル(magister)師匠、マイスター ーー以下蛇足ーー 独りの、少年がそこに在った。 元はどこの生まれだったのか、親の肌に触れたことはあるのか、わからない。 彼の中の最も古い記憶にあるのは、人の心など温かさなど忘れた、冷たく寂れた路地。 それに身体を横たえて見ていた。人が行き交う、足。足。足。それから、あの酷く肺を刺すような、濁し、汚し、躙り、懐かしくて泣きたくなるような、排気ガスと生ゴミの嫌な匂いだ。 痛む身体を抑えながら、必死に耐えていた。それでも生きねばならないことを、すぐ目の前に迫る死への恐怖を、明日への絶望を、その小さい身体を震わせながら必死に耐えていた。 何故かいつも泣いていた気がする。 涙よりも早く乾くものはない。枯れ果てた心を抱きしめ、耐えていた。 ある日、いつものようにそうしていると、路地に行き交う足が二本、止まった。それはちょうど彼の目の前で、品の良い苦労を知らなそうな革靴が一対偉そうに並んでいた。 震える身体を抑えながら、目だけでその足から靴をなぞった。 いつも冷たい路地で芋虫のように地の上に蠢き、地を踏む 足 しか見てこなかった彼は、とうに"見上げる"ということを忘れていた。 少年の上から、音が降った。 「お前も、独りか?」 言葉を知らない少年は、音が降ったことで、そこで初めてこれが生き物であることに気がついた。音のした方を見上げると、自分と似たような造りで、且つ自分よりも大きな、ひとつの生き物がいた。 少年は、"人間"すらも知らなかった。 その生き物は返事など期待していなかったように、愉快そうに口元を歪め、そのまま続けた。 「ーーー独りか。そうか。」 「フフ……フハハ!これは良い拾い物をした!」 その生き物は思わず、嘲笑った。少年は相変わらず、見ていた。 「いいか?お前の目は、全てを知ったように、全ての絶望を知ったように、こちらを見る。 だが、お前はなんにも知らない。無知であることすらも、お前は知らない。 知るすべを持たない。ずうっとこの路地に転がり、運命を嘆くだけの、ただの芋虫だ。」 その生き物はさぞ愉快そうに、品定めをするように、コツリコツリと靴底を鳴らしながら少年の周りを円描いた。 「さて、いつまでそこに転げているつもりだ?」 そうしてその生き物は高級そうな重厚なコートが汚い路地に擦れることも厭わず、少年の虚ろな目と目線を合わせる。 「『勝利は、苦労する人々を好む』。お前は、いつ、『苦労』をしただろうか? 勝ちたいのなら、運命に抗いたいのならば。生きることを学べ。苦労しろ。そして、死を忘れるな。」 その生き物はそう宣告すると、その質量のない少年の身体を壊れ物を扱うように抱き上げた。 これが、少年もといテテル=マギステルが産まれた瞬間であった。 テテル=マギステルは幼少より父―元王都陸軍の将軍にして最強の軍神と呼ばれていた男―に、戦う術、独りで生きる術を叩き込まれた。鍛錬の一環として、ナイフ一本だけを持たされ人の介入しない野山に置き去りにされたこともしばしばあった。 父は口癖のように彼に唱えた。「勝利は、苦労する人々を好む」、「生きることを学べ、死を忘れるな」と。 父のスパルタ教育は、幼い彼に課すには無理難題であったが、その才覚は如実に現れた。 血筋は争えない。テテル=マギステルもまた、軍神の継承者としてとても相応しい体格と筋力を持ち、武器の扱いにも長けた。 厳格な父だったが、父には確かに人の心の温かさがあった。 "彼"の作った飯が美味いとポツリ呟くその口元は深い白髭に覆われていたが、父が嬉しそうに微笑んでいることが彼にはわかった。 静かな田舎村でただ二人きり、彼らにしかわからない愛情を持って生活を営んでいた。 彼が16回目の誕生日を迎えたその日、二人は古ぼけた玄関で向かい合っていた。 そ真新しい軍服に身を包み、立派な姿をした"彼"を前にして、父はとても嬉しそうに微笑んでいた。 その日はテテル=マギステルが王都軍の軍役につく日。それは父もかつて歩んだ道であり、とても名誉な事であり、そして過去16回どの誕生日よりもめでたい日だった。 一度だけ、彼をゆっくりと抱きしめる。壊れ物を扱うように、優しく。 そうして一言だけ、「いってらっしゃい」と 言うことができなかった。 目の前の父は何言かを口にする前に、ごぽりと、口元を覆う深い白髭を真っ赤に染め、その場にくずおれる。 咄嗟に抱きかかえた父の身体は、軽い。いつの間にこんなにやせ細っていたのだろうか。背には深く突き刺されたナイフの柄。かつての軍神の影はそこに無い。ただ在るのは優しかった心温かい父の重さだった。 そうして玄関の扉がひどく静かに、キィと開かれる。 ―――賊徒だ。 逆光でも見える。ニヤリと、賊徒が薄ら寒い下卑た笑みを浮かべていた。 腕の中で重みを増す父の身体。毒が塗ってあったのだろう。父は次第にびくりびくりと痙攣を始めた。赤い泡が髭から溢れ出る。 強く強く抱きしめた。全ての想いを乗せた力で、父を、自ら初めて抱きしめた。何も持たぬ、血の繋がらない自分に、文字通り"全て"を与えてくれた父を、生きることの意味と『苦労』を教えてくれた父を。 そして父は最期に教えてくれた。「死を忘れるな」ということを。 ぼきりぼきり、と鈍く軽い音が腕の中で聞こえた。 目の前の幸せにすっかり浮かれていた二人は、死を忘れていた。 だから、壊れたのだ。 父は最期に自らの教訓を身を持ってして教えてくれたのだ。と、そう思い込むことでしか、この抑えきれない身を引き裂くような慟哭を処理しきれなかった。 背骨がくだけた父の亡骸をそっと、壁際に持たれさせる。毒で苦しむよりは、この方がよっぽど良かったに決まっているのだ。かつて山で、そう、父が教えてくれたから。 彼は立ち上がる。 ご丁寧に待っていた賊徒は、それを合図にぞろぞろと家になだれ込んできた。 だが、ここはかつての軍神の家。そしてその息子、この国の未来における、最高峰の軍人の家。 「ーーー勝利は、苦労する人々を好む。」 そう微笑み賊徒を見下ろした彼の顔は、かつて戦場で崇められた父親の顔に、大層似ていた。 程なくして、ひとつのギャングが街に名前を轟かせる。 ギャングのリーダーの名はテテル=マギステル。彼は賊徒襲撃の後、その賊徒らを圧倒的な影響力のもとに取りまとめ、自身の支配下に置いた。 目指すべき父を失った自分は、何をすべきか? 越えるべき父を失った今、なにを持ってすれば数百万単位の軍を率いた彼を越えられるのか? 軍役を無下にし国に泥を塗ったとして指名手配された今、自分にできることとは何か? その答えは、ひとつ。 王都侵攻及び、王政崩壊。 何でも、この賊徒らはこの国お抱えの暗殺集団だというではないか。この国は真っ黒だ。王という絶大なエゴのもとに産まれたおとぎ話の国。まさに本に書いたフィクションのように。思わず、嘲笑ってしまった。 そこを突いた。暗殺などやらされているお前らは、何故この国の仕組みに疑問を持たないのかと。 そうすると、どうだろう?いとも簡単にこちらについたではないか。 この国には自由がない。 ならば、私が創ってみせよう。その自由とやらを。 王の座が欲しいわけではない。民衆の血が浴びたいわけではない。 ただ、そのお前らの求める『自由』というものが如何程の力をもつのか見てみたいだけだ。 「団結あるところに勝利あり」 父の書斎でいつか見た言葉だった。 自由を振りかざせば、面白いように人が集まった。 そもそもこの国にはもう愛国心などを持つ人間などいなかったのだと、侵攻の最中に思い知った。 皆一様に自分の支配下につく。面白いほど容易く。 いつからだったか、革命児と呼ばれ、崇められていた。 そんな羨望など嬉しくもなんともない。 だって、このようなことをしたって、あの人は還ってこない。 やがて、王の家臣までも裏切った。 王と王女は「逃げる」ということすら知らなかった。命を守る術を、生きるということを学ばなかった者の末路であった。 時代遅れの大剣でその首の骨を一太刀。骨が断たれる前に、砕かれていく振動が腕に伝わる。 呆気なかった。こんなにも、つまらぬものか。 地を揺るがすように、湧き起こる歓声。賞賛の声、拍手。眼下にうごめく熱気を帯びた民衆たちは、ほんとうに皆あの人と平等な命なのだろうか? 王政は崩壊した。 目的を達成したのに、あの人を越えたはずなのに、何も変わらなかった。心は影を落としたままで、あの人を失った自分は自身を見失ったままだった。 民衆に言われるがまま、しばらく国を統治することとなった。 だが如何せんあの人のもとで政治は学んでおらず、興味も持てなかった。 そんな時、一人の男が隣りに居た。 その男はいつしか自分の腹心とも呼べるような存在になっていた男だ。政治に詳しいらしく、王都侵攻の際も十二分に役立ってくれた。 男は、自分と似ていた。他の人間と違ったという点で。男もまた、ストリートチルドレンであり、生きるために知恵を身に着けたのだという。 生きるために力を身に着けた自分と、その境遇を重ねて見た。 こいつとなら、やり直せるかもしれないと思った。 それからテテル=マギステルはその腹心と二人で国の舵を取り始める。 第三次世界大戦が終わる、その時まで。 第三次世界大戦が、終わりを迎えた。 テテル=マギステル主導のもと、戦績を上げたベルムグランデ王国は、実に何十の戦場に関わり、500万以上の死者を出した。 この功績は、あの人は褒めてくれるだろうか?やっと、あの人を越えられただろうか? あらゆる戦地を駆けめぐった身体はボロボロだった。 砲撃を食らった。 左耳は吹き飛ばされ、砲弾の破片が運悪く鼓膜を突き破り、聴力が半減した。 大きな破片が肉を貫き、肺に突き刺さる。 摘出が遅かったため、肺の一部は機能を停止し、すぐに息が上がるようになった。 そんな矢先、腹心の男が肩を叩く。 いや、男だけではない。 その後ろにいたのは、かつて自分を崇め賞賛した民衆たちであった。 「人殺し」「お前のせいで家族を失った」「悪魔だ」「死神」「お前さえいなければ戦争など起きなかった」「お前がいたから、王さえ生きていればこんなことにはならなかった」「お前のせいだ」「お前のせいだ」「お前のせいだ」 男は微笑んでいた。民衆は言う。 「そうだ、この方さえいれば国は安泰なのだ」「この御方が次期国王にふさわしい」 男は下卑た笑みを浮かべていた。 その瞬間に、理解した。ああ、こいつは私を裏切ったのだと。 民衆は結局のところ、自由など必要なかったのだ。 誰かの支配下に置かれることでしか、支配された上で責任を押し付けることでしか、自身の安全を守れない。 嘲笑ってしまった。 「人は、彼らが信じたいものを容易に信じる。」いつか父の本で見た言葉だった。 テテル=マギステルは自国に第三次世界大戦の全ての責任を押し付けられ、国際連盟に死刑囚として捕らえられる。 彼は笑っていた。「拍手を。お芝居はおしまいだ」と。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ
エラーメッセージ
「クトゥルフ神話TRPG」は
ケイオシアム社
の著作物です。
クトゥルフ神話TRPG