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「賑やかなところとか、うるさい人は苦手。僕は静かなところでのんびり生きていたいから」 「僕が好きに書いた話を、誰かに好きって言ってもらうのは、嬉しい」 「わかくん、君と僕って本当に正反対だ」 ・一度も染めたことのない黒髪と、目元を覆い隠す野暮ったい前髪で、どことなく暗い雰囲気がある。 原稿の締め切りに追われているときには前髪を上げることもあるが、その姿は稚くらいしか見たことがない。 前髪の向こうに見える瞳は存外明るい黄色に染まっている。実は目元に泣きぼくろもある。隠れチャームポイント。 目の形は猫のようにきゅっと吊り上がっており、ツンとした印象を抱かせる。 ・昔から本が好きで、暇さえあれば静かな図書館で本を読んでいた。 本を読み続けていたら自然と「自分でも物語を綴ってみたい」と考えるようになり、少しずつ書き始めた。書くペースは遅い。 小説家として使っているペンネームは「紫苑 えりか」。名前にあまりこだわりがなかったために、苗字はそのままで名前は好きな花の名前を付けた。 メディアに露出することも無いため、女性だと思われていることが多い。 ので、作品が映画化した際に現場へ挨拶をしに（渋々）行くと、大抵驚かれる。 その反応が正直面倒臭いと感じる時もあるので、もっとちゃんとペンネームを考えればよかったと若干後悔している。 案外好奇心旺盛で知識欲が高く、そこからの発想を活かすファンタジージャンルが主。その世界観の中で、人の心の動きや関係性を繊細かつ丁寧に書く。 仙汰が浅い馴れ合いや人間関係を好まないのは、高い理想（幻想ともいう）があるゆえ現実とのギャップを感じているからなのかもしれない。 ・中学生のころに事件に巻き込まれて家族を失った。 事件は連続未成年誘拐事件だったのだが、行方不明だった子供の一人が遺体として発見されてから連続未成年殺人事件と名称が変わっている。 自分が誘拐される際、邪魔だったらしい家族は犯人に殺されたのではないかと言われている。遺体は未だに見つかっていない。 心因的ショックが原因なのか、仙汰本人は事件当時のことを全く覚えていない。 気が付いた時には病院にいて、自分の身に何が起こったのかをゆっくりと説明された。 悪い意味で物語のようだと思ったし、家族を失ったのがあまりに突然のことで涙さえ出なかった。 その後は施設で保護されることになり、そして今に至る。 ・大学入学時に、稚と出会った。数少ない心を許している友人のひとり。 性格も好みも正反対なのに、一緒にいると不思議と居心地が良い。ので、大学時代は一人でいるか稚といるかの二択が常だった。 お互い仕事をするようになってからも、それなりに会う頻度が多い。（仙汰があまり外に出ないので大抵は稚が来てくれる） 自分の作品が実写化されることはあまり好きではなく断ることが多いが、キャストに稚がいるときは「まぁ…仕方ないか…」と渋々受けている。 わかくんと話していると、たまに懐かしいような気持ちになるのはどうしてだろう。 ❑基本設定 一人称：僕 二人称：君 カラーコード：ADFF2F ❑特徴表 【2-4】愛書家 【6-9】行方不明の家族 ❑フレーバー 【5】エリカ「孤独」「謙遜」「心地よい言葉」「博愛」 静かなことをなによりも愛し、安定している。だからといって貴方はなにも拒絶しない。貴方のそばは、誰にとっても居心地の良い静寂に満ちている。 【16】紫苑（しおん）「遠いあの人を想う」「思い出」「追憶」 心にいるのはいつまでも過去の人。心の大半が過去にひきづられていることだろう。それは足かせかもしれない。けれど、幸福だと心から貴方は信じている。 【18】仙人草（せんにんそう）「安全」「無事」 仲間に愛を、敵には毒を。貴方は皆の城壁となるだろう。全てを守るために、自分さえも守りきる強固さが貴方にはある。 ❑経歴表 【５１～６０】学業やスポーツ、仕事で優秀な成績を上げた 【６１～７０】一定期間の記憶がない 【６１～７０】保身：現在の生活を保つ ❑苦手なもの 【41】馴れ合い 【59】生き物全般 【93】早口言葉 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 2024/03/27【同窓会】

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