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『星の神話、エンドロール』 PC3 芸術音楽 誕生日 10/3 「僕のこと知っているんですか？それは嬉しいなぁ。今後もよろしくお願いします」 (↓ピアノや彼のことを褒める。握手を求める) 「ありがとうございます。そう言っていただけてとても光栄です。握手ですか？もちろん良いですよ(にっこり)」 「あーつかれた。次から次へと話しかけやがって。俺は見世物かっての」 「あ？なんだこのガキ。お子様は帰ってションベンでもしてろ」 世界で活躍している若き天才ピアニスト。 美青年でもある為、''ピアノの貴公子''などと呼ばれていたりもする。 幼少期の頃からピアノを始め、10歳の時には世界的に有名なコンクールの賞を取り、その後わずか13歳でピアノ協奏曲でオーケストラと共演しプロデビューを果たした。 メディア受けがよく、テレビにも多く出演しており、コンサートだけではなくドラマや映画のピアノ吹き替え演奏なども担当している。 表では紳士的でにこやかな態度を取っているが、その実猫かぶりが激しい性格であり、幼少期からの見知った人物や全くの他人にはぶっきらぼうでひどい態度をとる。 人気のため埋もれかけているが、ある一定数の人にはバレているのか『実は性格悪いんじゃね？』とひそかに噂され、ネットで検索をかければ検索ワードのずっと下の方に「楠木 透 性格悪い」など出ていたりもする。 メディア前や、ピアノ関係で自分を知っている場合などは、それが例え幼い子供だろうがひたすら丁寧に外面良く接する。 小さい頃は純粋な性格で、ただピアノが心から大好きなだけの子供だった。 学芸会で弾いたり、小さな賞を取った時、親や周りの人が褒めてくれて最初はとても嬉しかった。 だが、やればやるほど周りは自分を囃し立て、ピアノが好きな自分ではなく、賞をとる自分しか求められていないことに気が付き、上手くならなければいけないんだ、賞を取らなければいけないんだと、いつしかピアノに対する見方が変わってきてしまっていた。 仕事で会ってきた沢山の大人達は、中には純粋に褒めてくれる人はいたものの、明らかに上辺だけのお世辞を言う人が多すぎて、そんな付き合いをしていくうちにいつしか自分自身も偽り、笑みを貼り付けて自らも上辺だけで話すようになってしまった。 今では、ピアノ＝仕事と割り切ってしまっており、幼少期の頃のようなピアノに対しての情熱はなくなってしまっている。 「僕がピアノを弾く理由は、僕のピアノを聴いた人が喜んでくれるのが僕にとっての幸せだからです。皆さんがいてこそ今の僕がいるんです(にっこり)」 御笠 真玲と片瀬 天とは家族ぐるめでの交流もあった幼馴染であり、小さい頃はよく3人で遊んでいたりした。 御笠→「お前ってほんと変なやつだな」 「は、布？勝手に被ってれば？誰もお前のことなんて気にしないだろ」 獣医のアレク＝レザ＝ウォレルとは数年前にピアノ関係で人伝てに紹介されて出会ったと思われる。 初めは例によって彼に対しても丁寧に接していたが、ふとした事で本性がバレてしまったものの、アレクはそれを非難することなく受け入れてくれたので、今では数少ない素で話すことができる、気心の知れた良き友人となった。 透自身は猫かぶりな性格だが、裏表のある人間と多く接してきたため、真っ直ぐな性格の人物は好きである。

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