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いちごたに たくみ 2月16日誕（3月7日とも言える） 物理学者 蛇苺洋介の主？人格。一人称は僕。 厳密にいえば、その身体は蛇苺のものなので、どちらかというと蛇苺の方が主人格と言えなくもない。就寝や気絶など、意識がなくなるところから復帰するタイミングでどちらかの人格がランダムで宿る。 ヘビースモーカーで、構内にいない時は大抵吸ってる。大学構内を猫背、白衣、スリッパで、ペッタリペッタリ歩いている。書く文字が汚い。 頭の中ではいつも物理学の事でいっぱい。特にパラドックスについて考えるのが好きで、終わりのない思考を巡らせてる時が一番幸せ。 名前の読みは【いちごたに】だけど【いちごだに】と読み間違えられても何にも気にしないしどっちでも良いと思ってる。 右利き。インドア派。ロー気味。 身なりに気を遣わないが整理整頓は好き。 料理はわりと得意。モノトーンのモノに惹かれる。 砂糖の甘みは大の苦手だが果物は好き。 蛇苺とは正反対の嗜好をしているのでよく揉める。 しかし“共に一つの身体で思考する存在”として認めているので、ノートなどで情報を共有しながら大学講師の仕事を続けている。 2010 大学教授ベース 体験シナリオ 亡き猫を蘇らせる唯一の方法/いつかの私にさようなら/見られている。/乳白色の思い出/ロゼッタ 以下シナリオネタバレ 20180306【亡き猫を蘇らせる唯一の方法】 同行探索者・楠木ゆずる ある時謎の白い空間で見知らぬ男と目を覚ます。彼は謎の空間やそこで起こり得る怪奇的な事やその危険性、そして一度巻き込まれるとその後も似た事象に巻き込まれ易くなるという事を教えてくれた。 ここでは“シュレーディンガーの猫の法則”についての知識が役に立った。命が危険に晒されるのは御免だが、怪奇的事象そのものについては興味深く思った。 20180307【いつかの私にさようなら】 同行探索者？蛇苺洋介 ある時気付いたら謎の空間にいた。ある事情により前卓の記憶はなく、判然としない場所で一人探索をした。その末に“苺谷琢巳”としての根本を揺るがす事実を知ってしまい大いに動揺するが、思考実験的な都合の良い理論を組み立て正気を保った。色々と思考を巡らせた結果、“人間が一生のうちに思考できる事には限りがある。よって、思考する人格が二つあるのは得である”とし、今後は“苺谷琢巳”と“蛇苺洋介”の二つの人格に一つの身体で生きていく事を決めた。以来共に互いの存在を認知しながら一つの身体での共存生活を始めた。 20180328【見られている。】 同行探索者・紫彗トウヤ、桐江智代治、ククリット・ブンナーク（と、蛇苺洋介） 蛇苺におつかいを頼む為、授業で使う参考書を買っておいてほしいという旨をノートに書いて寝たら、次に起きたのは大学の研究室だった。しかも知らない3人の人間が当然のように起こしてくる。かなりビビった。やがて事情を理解したものの、そんな事を言われても頭の中の変化など思い当たる節がなかった。ただ厄介ごとを押し付けられた。向かうべき場所はわかったが、だんだんボンヤリしてくる紫彗くんと桐江さんの様子が気にかかった。途中でククリくんが占ってくれたが、苺谷の運勢は今後金運以外だだ下がりらしかった。色々あって頭は元に戻ったが、謎のオッサンに眼鏡を持っていかれた。皆に大学まで送ってもらいつつ、蛇苺に腹が立ったので彼が苦手な苺をたくさん買い込んでおいた。 20180505【乳白色の思い出】 同行探索者・古鷹薙 リニューアルオープンするという水族館の噂を生徒から聞いた。ノートを見るに蛇苺もその水族館の事を気にしているようだった。どうやら、昔、行ったとかで…。あとこの水族館では昔何か事件？があった気がするけど思い出せない、と書かれていた。苺谷にとってはその水族館の記憶はないが、この日は授業が無く休みだから！と書かれたリニューアルオープンの日に目覚めたのは自分だった。仕方がないので行くか…と赴いた先で怪異に巻き込まれる。こうなってくると大して気にも留めていなかった“事件”が気になる。蛇苺くんめ、勝手な事ばかり言っておいて大事な事は思い出さないのだから！ 今回共に巻き込まれた古鷹薙くんは大変気の優しい人で、冷静だし素直だし好感の持てる青年だった。 ただ人に寄り添う気持ちのあまり、大変つらい思いをしているようだった。余計な世話かもと思いつつ、かけれる言葉を探したが、自分のようなものに大した事が言えたのかは甚だ疑問である。 「物事の結果は過程により見え方を変える」 【不定 フェティッシュ】 二ヶ月の間、必要以上に生徒に親身になる。熱血教師のようでスキンシップも多い。一応女生徒に対しては気をつけるが、話を聞く時の距離が近い。 20180827【ロゼッタ】 同行探索者・鬼蜘蛛まりあ、荊由梨乃 そこにあったのは薔薇と、西洋の館。そこに居たのは、ゴスロリ？の少女と、大学生くらいのお嬢さん。…。明らかに僕だけが場違いな夢を見た。少女、まりあちゃん…は、この館の子かと思ったけどそうじゃなかった。あとお嬢さん…ケイ、ユリノさん。どこだったかな…どこかで見たような…聞いたことがあるような気がしたんだけど。うちの大学生かな？さて置き。館の主が戻るまで、適当に紅茶やクッキーを戴いたりしていたが段々不穏な事態になってきた。この館の主はヤバそうだ。…と、思っていたんだが、神とされる女の子は思っていたより普通の子に、見えた。…。好物らしいから親子丼をつくってやったがかなりの失敗作だった。が、彼女は喜んで食べてくれた。一緒に食べたまりあちゃんとユリノちゃんも…気を遣ってくれたのかな。特段文句は言わなかった。良い子達だ。そうこうしているうちに例の家主が戻ったが、彼女の世話をした事の礼を言われ、飲み込めないうちに意識が、途絶えた。 （僕には親を手伝ったという記憶も、音楽関係に精通している友人なども全くない。その事を思うとなんとなく、館に来るまでの記憶がないと言った“神” である彼女の事が少し知りたいという気持ちになった。だが、わからないまま帰ってきた。…曖昧なものは観測せずに、不毛な思考実験を繰り返すのが一番良いのかもしれない。）

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