タグ： アサヒスーパー探索者

王 赦鶯（ワン シャオウ）　# 「哈哈哈！…人の不幸は蜜の味ってなア？」 「それで？アンタはどんな不幸をお望みなんだ」 「あ～～～～？んだそれ、クソつまんねえ。オコトワリだ、帰れ帰れ」 「見てこの顔！！！こんなキレ――――な顔してるやつが悪い奴なわけねえだろ！？」 「イヤッ怖～い！ワタシ、善良な中国人アルヨ～～～～～～！暴力反対ネ～！」 「俺はたけぇぞ、ガキ。身の程を知ってから出直してこい」足蹴にする ▶ 一人称/二人称：俺、ワタシ/アンタ、お前、呼び捨て、ガキ、ジジイ、ババア ▶ 職業：不幸屋 　└ベース シナリオオリジナル 　└技能　《目星》《心理学》《オカルト》《言いくるめ》《任意の戦闘技能1つ》《他の言語：中国語》+任意の技能2つ ▶ 特記：華譚街は日本語と中国語の2つの言語が飛び交う土地だ。 　　　　《日本語》と《中国語》に+20%のボーナス ▶ 特徴表：4-6 寄せ餌（D) 不利な特徴のため技能Pを30P追加　1d6（→3） 　└人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。 ▶ 加齢ルール適応　年齢下限から+10歳毎に【EDU+1】（→2） —————————————————————————————————————————— ▶ 人物 ◤ Like：人の不幸、金、煙草、酒、博打、臭豆腐、甘いもの全般（特に桃、豆花、龍鬚糖、大白兎奶糖、カステラ） ◤ Dislike：生魚、毛蛋（孵化しかけの有精卵のゆで卵料理。アジアではポピュラーだがグロい。検索しないほうが良いです） 華譚街の一角にある「禍福堂（かふくどう）」の店主。 胡散臭い中国人。人の不幸とお金が大好き♡幸せな気持ちになるヨネ♡ 華譚街に店を開いて20年以上と長く、日本語も達者。 接客態度は悪く、煙たく曇った店の奥で、テーブルに足を載せながら雑に対応する。 どんな客か、興味の有無によって態度も変える。基本的には客相手でも敬語は使わず、口も悪い。 それでも客は大金を持ってやってくる。 わざわざ不幸になりに。はたまた誰かを不幸にするために。 顔だけはめちゃくちゃいい。それ以外はカス。 顔が良いことを自覚しているのでなんでも顔で許されようとする。 都合が悪くなると日本語が通じない素振りをしながらカタコトで露骨な中国人アピールをする。 店内にある水煙草を愛用しているが、外出時は刻み煙草を煙管で燻らせている。 【禍福堂について】 本来の店名ではなくもっぱら「不幸堂」と呼ばれているが、当の店主本人は特に気にしていない。 （シナリオ文の修正などお手間かと思いますので不幸堂のままで大丈夫です………！） 不幸以外にも煙草や漢方や中国茶、香、骨董、はては裏社会の情報まで雑多に取り扱っており、店内はかなり雑然としている。 頼めば違法な阿片や武器などの取引にも応じる。ただし客がいくら出すかによる。 不幸、品物、情報、己自身、店にあるものすべてが商品。 値札はついておらず、その時の赦鶯の気分で決まる。 金さえもらえればどんな相手にもどんなものでも売る。 どんな不幸をお望みか、客が指定しない場合は吹牛(chui niu)で決める。 ※吹牛…中国語でほら吹きの意。チンチロリンに似た中国のサイコロ遊び。 　　　　盃2つにサイコロを10個使用する。 　　　　ココフォリア上の処理では普通にchoiceでいいです。 —————————————————————————————————————————— ▶ 通過シナリオ 2023.10.6 - 商・不幸堂 —————————————————————————————————————————— ▶『商・不幸堂』HO1 「不幸を売る者」 あなたは他人を不幸にすることで生計を立てている ▶ 公開共通情報 ここは抑えきれぬ狂気が渦巻く街、華譚街（カタンガイ）。 あなたは、否、あなた達は半ば逃げるようにして、この街にやって来た。 ▶ 以下『商・不幸堂』HO1 「不幸を売る者」秘匿内容記載 【HO1 「不幸を売る者」】 HO1は「他人を不幸にする力」を持っている。 その力は幼少期に得た後天的なものの気するが、力の獲得に関する記憶は定かでない。 HO1がこの力を積極的に使ってきたか、そうでないかはPLが好きに決めてよい。 いずれにしろHO1は現在この力を使い、他人を不幸にすることで生計を立てている。 ただ、HO1は自分の持つ能力のために他人から疎んじられながら生きてきたことだろう。 【他人を不幸にする力について】 この力を正確に言い表すのであれば、「他人から一部の身体的機能を永続的に奪う力」だ。 HO1はその力のことを便宜上「他人を不幸にする力」と認識し、他人に説明する場面があればそう伝えているうえ、 それを求めて店にやってくる人間に力を行使することで生計を立てている。 HO1は不幸の内容を「五感の喪失」「四肢の喪失」「内臓の喪失」の3つに限定できるが、 「左腕を無くす」「味覚を消す」など、ピンポイントで不幸を指定することはできない。 力を使える対象は「現在視界に入っている人物」に限られる。力を行使できるのは一度につき一人だ。 HO1はこれらのことを経験則として把握している。 力の使用の際に特別な儀式は不要で、HO1が念じるだけで他人は不幸になる。 とはいえ、HO1は不幸屋だ。客へのパフォーマンスとしてなんらかの儀式を執り行ってもよいだろう。 その内容はKPが許可する範囲でPLが決めてもよい。 なお、この｢他人を不幸にする力｣はCoCのシステム上、D特徴として扱う。 そのため、1d6*10ポイントを技能ポイントに加算してよい。60P 追加1d6（→6） 【不幸堂について】 HO1は華譚街に「不幸堂」を構えている。 HO1は幼い頃、今は亡き祖父に連れられて華譚街にやって来た。 不幸堂を始めた時期はPLが決めていいが、少なくとも数年前からは不幸を売っている。 HO1が華譚街にてどのような交友関係や情報網を持っているかは、シナリオ上で明らかになることだろう。 また、HO1の店の名前は基本的に「不幸堂」だが、PLが望むのであれば別の店名に変えてもかまわないし、不幸以外の商品を扱いたいとのことであれば、KPに相談した上で決めてよい。 なお、HO1は不幸屋という特殊な職業であるため、職業技能はこのシナリオで指定する。 　　　　　　　　　　　　　　　　 【HO1の能力】 HO1の能力は、HO1が「五感の喪失」「四肢の喪失」「内臓の喪失」のいずれの能力を使うか宣言したのちに HO1が1d6を振り、該当の項目をKPが描写する形で行使される。 —————————————————————————————————————————— ▶ 秘匿含む詳細設定 「ジジイに連れてこられた日が懐かしいなァ、ここじゃゴミも不幸も価値があるんだぜ」 「不幸が欲しいとは随分な贅沢者だ。それかろくでもない奴のどちらかかな？ 　どいつもこいつも幸せになりたがって何かに縋ってるってのに」 「俺だってそうだ、人を不幸にして俺が幸せになるためにこの力を使ってる。便利なモンだよ」 客に対しておもしれ―と興味深く思っている。おもしれー…客。 倫理観は欠如しており、力を使うことに罪悪感などはない。 まともな教育や情操教育を受けてないのでマジで終わってる。 人の不幸を面白がり楽しんでいる節すらある快楽主義者。 だって、お前がそう望んだんだろ？ パフォーマンスとしては不幸の購入の際は契約書を書かせ、それを目の前で燃やす。 燃やした契約書を煙草の葉と混ぜ煙を対象に吹きかける。 相手が目を瞑れば指を鳴らし、目を開いた時にはお望みの不幸が……という形を取っている。 支払いは前払い。現金一括払いのみ。 契約書を書かせることは本当に覚悟があるのか確かめる意味も兼ねている。 迷っているそぶりを見せれば、後々面倒になりそうなので速攻帰らせる。 また、現物が残らないので、儀式後に文句を言われようが契約の内容を都合のいいように捻じ曲げる。 クーリングオフは不可ネ～～～。 【過去】 母は馬鹿な娼婦、父はその女に唆され足抜けをしようとした馬鹿な中国マフィアの構成員。 そう聞かされただけでほとんど記憶にない上、顔すらも覚えていない。どうだっていいが。 記憶にあるのは不揃いな四肢で血塗れで倒れる男女と、 しわがれた老人に手を引かれながらその場を後にしたことのみ。 老人は中国マフィアの幹部で、 ファミリーの金を持って馬鹿女と共に逃げた馬鹿息子を始末しに来たのだと話した。 「ガキまでこさえていたのは知らなかったが……」と血縁上の祖父であることも。 彼がこの場に来た時には手を下すまでもなく、 すでに2人は血塗れで倒れており、体の一部や臓器が無かった。 そして隣には、構わず瀕死の2人と遊ぼうとしている幼い子供がいた。 祖父は直感で理解した。 どういうことかは全くわからないが、このガキがやったのだと。 「おい、ガキ。3択だ。ここでお前も始末されるか、 　ゴミみてえに泥水を啜って生きるか、それとも俺と来るか選べ」 そうして祖父に引き取られ、華譚街にやって来た。 赦…罪を許すこと。 鶯…日本ではウグイスだが、中国ではカラスを指す。 　　賢い、不吉の象徴、ゴミを漁って生きるイメージから。 禍福堂…中国故事成語の『禍福は糾える縄の如し』から。 　　　　幸福と不幸は表裏一体で、かわるがわる来るものだということのたとえ。 —————————————————————————————————————————— ▶ イメソン ・九龍レトロ/トーマ ・シャンティ/wotaku ・Iron Lotus/Mili ・Keep the Heat and Fire Yourself Up/Fear, and Loathing in Las Vegas

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ