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2015[俳優]ベース　[EDU×10+APP×10]％ 特記：APP+1。ファンに対して【信用】+10% 特徴表 4-5(D)　不思議ちゃん 　　　　(興味技能ポイントに+50%) 須和 零時（すわ れいじ） 最近伸びている俳優。芸名は想崎 諒（そうさき りょう） 元来は天真爛漫で活発な性格だが、業界に入ってからは本来の性格を隠し、周りの真似事をして波風立てないように気を付けている。 人助けが趣味と言われるほどのお人好しで、募金の呼びかけやチャリティーイベントなどにも積極的に参加している。 テレビの中の嘘っぱちのヒーローにしかなれなくとも、せめて理不尽に苦しむ誰かを救えるような人間になりたいと考えている。 小学生の頃の呼び名は零、レージ。 【帰らじの理想郷メモ】 色…黄色 年収…0～9の10段階中6 思い出の場所…小学校4年の教室。良くも悪くも、たくさんの思い出が詰まった場所。 経験シナリオ ・忘れじ理想郷 <HO1> [HO1はクラスでいじめられっ子"鼠谷"と仲が良かった] 鼠谷はいじめられっ子でクラスで浮いていた。標的にされたくなかっったクラスメイトたちは誰も彼のことを助けようとしなかったHO1を除いて。 幼い頃から悪を倒すかっこいいヒーローたちが大好きで、鼠谷に声をかけたのも当時自身が好きだった戦隊のレッドの絵を描いていたから。 ……というのも理由の一つではあるが、実際は虐められて孤立してしまっている鼠谷の助けになりたくて近付いた。 テレビでよく見るヒーローたちのように、須和自身も誰かを救うヒーローになりたかった。 「わ、すごい絵うまいね！！君もレッド好きなの？僕も好きなんだ！！かっこいいよね！ねぇねぇ僕とトモダチになろうよ！」 始めこそ鼠谷にも戸惑われはしたが、共通の趣味もあってかよく話が合い、会話も弾んでいた。 それぞれの家にも遊びに行ったり、パトロールと称して町に繰り出すこともあった。 須和は鼠谷が一人にならないよう、出来る限り学校や放課後も一緒にいるよう心掛けていた。 しかしある日の朝、いつものように鼠谷と一緒に登校した際、鼠谷と須和の机の上に白い花が活けられた花瓶が置かれていた。その時に見た鼠谷の顔は険しかった。 それからことある事に鼠谷に距離を置かれるようになり、遊びに誘われても断られるようになってしまった。 どうすればいいか悩んでいた時、須和は鼠谷が虐めに遭っている現場に遭遇した。 ちょうどその時、鼠谷に虐めている内の一人が、鼠谷が描いた絵を小馬鹿にし、笑いながらびりびりに破いていた。 それは鼠谷も須和も好きなレッドの絵だった。 その光景を見て、須和は怒りで頭が真っ白になった。 同級生と喧嘩をしたことは何度かあったが、本気で飛びかかったのはこの時が初めてだった。 何度も蹴り、組み付いては顔を殴り、抑え込まれそうになれば相手の腕に噛み付いた。 教師が介入する頃には、辺りはひどい有様になっていた。 よくて鼻血、最悪気絶までしている生徒も出る大惨事で、須和は主犯格の生徒に馬乗りになり、振るおうとしていた拳を鼠谷に止められているところだった。 教師に無理矢理引きはがされた時、鼠谷が泣いている姿が須和の目に入った。 ヒーローになるどころか、助けるどころか泣かせてしまった。須和は怒りに身を任せてしまったことをひどく悔やんだ。 虐めっ子とはいえ数人の生徒を流血沙汰にしてしまったため、須和は県外の学校へ転校することになった。 転校するまでの間、何度か鼠谷が家を訪ねてくれていたが、合わせる顔が無く出ることが出来なかった。 あの一件から鼠谷に一度も会うことなく転校したが、最後に親伝手でセロテープで繋ぎ合わせたレッドの絵を鼠谷の家に届けてもらった。

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