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4-10 夜に弱い　0時過ぎたらアイデア、知識が半分に　(1d6 6) 1-7 勉強家　EDUプラス1(上限超え可) 2015精神科医ベース　EDU*APP 椎の木言葉：永遠の愛 渚：水際。 家が医者。 両親がなかなか子供ができず、高齢出産したためか体が弱かった。 いつもごめんねと親に謝られ、その度に元気に生まれて来てあげられなかったことに申し訳なくなっている。 夜になると倒れてしまうほど、体力もなく、よく微熱を出している。 代々医者の家系で、自分についで欲しいと思っていたことも知っていて、勉強は頑張ったものの、それでも寿命というものは来てしまうもので。 死を間近に感じるたびに、両親の優しさや気遣いを重たく感じて、いつの間にか本心を伝えることが少なくなってきた。 優等生で、体育もいつも休んでいる自分に親しげに話しかけてくる人は少なかった。 面白みのない人間に見えるのだろう。 間違っていない評価だと思う。 今までの人生を振り返っても、期待に添えるよう、そして自分の命を繋ぐための努力しか行っていなかったから。 本を読むことだけが唯一、今の自分と切り離せる時間で、好きだった。 中学生になり、彼に出会った。 彼はあまり踏み込んでくるような性格ではなかったが、一緒に隣にいてくれる人で、 居心地が良かった。偶像を求められないということはこうも息ができるのだ。 彼と一緒にいると、「生きている」という感覚がした。 いつの間にか好きになっていた。 彼といることで自分の知らない情や欲というものが浮かび上がってきて、戸惑うことも多かった。 興味がそれまでなかったから。 でも、それも明日で終わるのだ。 彼が自分に生を与えてくれたのに、今自分が彼に死を与えようとしている。 それは、あまりに皮肉なことかもしれない。 でも、一緒に死んで欲しいと思った。 誰かに「して欲しい」と思うこと自体が初めてだった。

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