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【共有設定】 実家が花屋で４人姉弟の末っ子。 上3人はみんな女。長女「杏奈」次女「紫陽」三女「梨花」。 植物が好きだったため大学を出る共に、実家を継ぐことになった。 現在、経営責任者は父親であるが、ほぼその仕事をカバーできるくらいにはなっている。 PC2とは家が近く、小学生のときから仲が良い幼馴染。 大学在学中に1年ほど北米・アジア・欧州・南米へ留学に行っていたため、卒業が1年遅れた。。 性格はよく言えば落ち着いている、悪く言えば冷めている。「俺はどっちでもいいよ」が口癖。 一方、仕事に関してはお客さんの意見を丁寧にヒアリングし、要望に応じたアレンジを完成させる腕の良さで評判が良い。 現在PC2とはよくLINEなどで連絡を取り合ったり、たまに飯食いに行ったりする仲。 今回の樹海散策ツアーは渓﨑が平地以外で生息する植物を見て自分のアレンジメントの構想の幅を広げたいというで目的で参加した。 ------------- 【以下、詳細】 　渓﨑椿樹、冬生まれ。両親と奔放な3人の姉に囲まれた普通の26歳、男。いろんなものの仕組みや原理などを知ることに興味があった。小学生の頃は学年一の「物知り博士」であったため、「博士」と呼ばれていたことがあった。小学生にしては大人びてはいたが、ノリがよく人当たりが良い性格から友達はたくさんいた。 　ごくごく普通に地元の中学、高校を卒業し、地元の大学の経営学部の商学科に入った。大学在学中に一年近く休学して海外に留学したりしていたため卒業が一年遅れた。物心ついたころには花屋の仕事を手伝っていたため、幼少期から店を継ぐと公言していたし、高校卒業後の進路選択でも店の経営のため・自分の興味のために、経営学部に入学を決めていた。 　大学2年生のとき、大学の夏休みを利用した短期留学プログラムで1か月半程アメリカに友人と行った。アメリカの大学の経営学の講義を受け、刺激を受ける。ひと月程滞在し、海外の生活にも少し慣れてきたため日本人の友人やチューター数名とともに夜遅くまで出かけた。その帰り、運悪く数人の不良の恐喝にあった。全員が所持していた金を全額渡すことで彼らは去り、事なきを得た。しかし、今まで平凡に暮らしていた渓﨑は突然銃を突き付けられ、死の恐怖を感じた。それと同時に、なんだか形容しがたい漠然とした感情を抱いていた。 　その後は大きなトラブルもなく留学プログラムは終了した。日本では当たり前だと思っていた価値観や思想が全く普通でなく面白かった。現地の学生と議論を深めていく中で「その考えの根幹に根付くのは何か？」ということに興味を持った。帰国後、アメリカだけでなくもっとほかの国も見てみたいという思いからアジア・欧州・南米に数週間から数か月滞在して1年ほど過ごした。 　世界の国々の数からすれば僅かではあるが、様々な国へ行き人と交流する中で、人の考えや宗教など大きく異なることはあれど、今生の苦悩や死に対する恐怖は同じなのかと思った。そのときふと、アメリカであのとき感じた感情の正体に気づいた。「好奇心」だった。 　別に今が不幸せなわけでもなく、むしろ幸せな部類だ。個性的な3人の姉たちや自分のことを応援してくれる優しい両親、大学に入学してからも連絡の絶えない友人たちに、慕ってくれる6歳年下の幼なじみ。何不自由なく幸せな生活を享受している。ただ、なんとなく普通過ぎるのだ。渓﨑の心中に、見知らぬ海外での生活への興味とは比べ物にならない死への好奇心がそこにあった。 今日に至るまで多くの偉人たちが声高に教えを伝えたところで死は人に付きまとうし、何が正解なのかわからない宗教は結局人を救うことが出来ず、くだらない金額の金を求めて人を傷つけるような人間がこの21世紀になっても蔓延る。生活の見てくれは大きく変化しているが、人間の根幹は何一つ変わらない。そんな場所に居続けることが気持ち悪いとさえ思った。この世界から逃げる絶対的な方法が死ではないか。 臨死体験した者たちが口をそろえて「川の対岸で愛する者が待っていた」というけれどそれは本当なのか。死ぬことが一般的には恐怖とされているけれど、死ぬときはそんなに怖いのか。死に対する興味や疑問は後を絶たなかった。 「好奇心は猫を殺す」とはよく言ったものだ。 ------------- ①自殺を考えるきっかけとなった出来事、または性格的な原因について 　→短期留学先で死に直面した経験と、死への好奇心。 ②その気持ちについて他人に口外したり実際に行動に移したことがあるか 　→友人や家族には口外していないが、SNSやオカ板などで発言した事はある。 「三人で樹海を歩くクトゥルフ」　９卓後に確定ロスト。もしくは2024年に教団に殺害される。 　・ヴィヴールの寄生菌についての資料などを持つ。

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