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大学教授ベース(2010) 学者助手。専門分野は文化史。 民俗（族）学、歴史学、比較文化、人文地理などを跨ぐ教授の助手であるため、 学問に携わる者としての暦や経験はまだ浅いが、一通りの見識はある。 高齢の教授に代わり、フィールドワークとして文献などの残る実地に赴き調査・記録を行う。 資料作成や、教授の教える学生達にアドバイスしたりもする。 また、個人的な興味として、海外に赴き収集・調査することもある。 数年前までは研究医をしていた。 他の医学生と同じように研究の道を志してはいたものの、とある出来事を切欠として医学の道を退く。 現在は専ら教授の補佐として生活しているが、医学部時代のツテで検体検査などの仕事が回ってくることもある。 収入としてはこちらの方が良いらしい。 性格は物腰穏やかで大人しく、地味。目立たない印象。 基本的に誰に対しても柔和な態度を取り、敬語口調で会話をする。 言うなれば、誰とでも知り合いにはなれるが、それ以上の関係になる事は少ないタイプ。 自分の意見はそれなりに持っているので、言うべきことは言う。 インドアには見えるが体を動かすのは嫌いではない。 護身術のひとつとして棒術を身につけている。 ======== （↓以下過去設定　参考程度） 彼が医学生をしていた頃、とある女性がいた。 彼女はいわゆる才女であり、同年代ながらも数多くの研究、論文を発表し、教授たちからも一目置かれていた。 彼女は誰にでも分け隔てなく接する人柄であり、慕われる人だった。それは彼にとっても同様だった。 研究医となり順調に進み始めた頃、彼女は同じ研究室で、近しい分野を扱っていた。 彼女の思考や方法に感銘を抱き、親しい理解者となる。 その後、しばらく別の研究所にて彼女の元を離れることがあった。 ――ある日、彼女は精神を病み命を絶った。 とある教授が彼女に付け入り、論文を剽窃し、その研究成果を自分の手柄として発表した。 それが世間からも高く評価された。その裏切りなどを苦にしての自殺だった。 彼女の死の原因を知るものの、その訴えは見向きもされなかった。 そこで一計を案じる。1年をかけて偽の彼女の遺稿をでっち上げ、それをわざと教授に剽窃させたのである。 そして盗作の事実を匿名で公表し、教授を失脚させることに成功する。 結果、スキャンダルとなり教授も辞職に追い込まれる。彼は後に自殺、その家族も一家離散となった。 医学の道を放棄し、事の顛末を見届けてから後のこと。 どうやって彼の行いを知ったのか。 雨の日の通り道、刃を突き立ててきた少女の顔には、死に追いやった男の面影があった。 ========== 復讐のためとはいえ、自分の行いのせいで不幸になった人間が出たことを認めている。 そのためか自罰意識と自棄の傾向がある。だが、復讐そのものに対する後悔はしていない。 身体的特徴： ・目元の印象が薄い。糸目。 ・胸部と腹部に計5箇所の刺傷の痕がある。 ＜特徴表＞(2015) ・影が薄い 　生まれつき目立たない。<忍び歩き>および<隠れる>に+20%。 ・実は生きていた 　生き残るすべに長けている。死からの生還（るるぶ P.64）のチャンスが通常の次ラウンドではなく、 　5ラウンド以内に伸びる。 ■関係 　・中黒 天(1170208)：護身用のタクティカルバトンの扱いを習う他、怪異研究家としての彼女の話が、 　　　　　　　　　　　各地の民俗学や伝承と共通する部分が多々あるため、興味深く思い接している。 　・浅黄 朝生(881914)：医学部時代の同期生。検体検査などの依頼をされることがある。 ------------------------------------------------------------ 【セッション暦】 ・『白夜の歌』（KP:りっくん） 　学術調査のため長崎の壱岐島を訪れることとなる。 　数日間の道程のはずだったが、不可解な出来事により予想だにしない事態に直面することとなる。 　果てしなく続く白い砂漠の果てに目にしたもの、聞いたもの、感じたこと、その全てを胸中に秘め、 　同じＫチームであった、機械をこよなく愛するメカニック桐下 鳥羽(1403123)、 　音楽家系の快活なディレッタント蓬莱山 芒(1422310)らと共に帰還。 　旅路の終わりを見届けるまで、もう一度だけ生きてみようと思った。 ・『生き神の棲まう村』（KP:ジャージメンさん） 　ある年の瀬。師事する老教授の依頼により、東北の串木野村で行われる祭りの調査に赴くこととなる。 　ありふれた冬の田舎、賑わいを見せる人々の様相。そして、村に根付く奇妙な因習と信仰――。 　共に旅行として訪れた、医学生時代の知り合いで元外科医でわけありの冒険家 宿名 閉(1360344)、 　同じく教授のツテで知り合った、地質学者で馬好きの大滝 雨竜(1246124)らと共に、 　この小さな村で起きた、彼らにとっては大きな出来事の行く末を見届け、 　それらを後世に正しく伝えられるように記録を残す。 　6月頃、連絡が取れなくなり、行方不明扱いとなる。 　既に職場は退職済、自宅などは引き払われ、財産も整理されていた。 　春頃には複数人の交友関係があった人々に会っていたようである。 　認められる最後の痕跡は、壱岐島行の航空チケットの購入記録だった。 　ロスト。 ------------------------------------------------------------ 　 ◆発狂メモ 【一時的狂気】 ・感情の噴出（⇒怒り） ・保護盲執 ・異食症 【不定の狂気】 ・特定的な恐怖症（⇒月） 期間：2ヶ月 ◆遭遇神話生物 ・グール

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