タグ： しらたきさん DX

◆◆◆◆◆ ▼人物 古本屋「白亜堂」・・・に扮したUGN支部の支部長を勤める、物静かな女性。 無口で無表情、無愛想の三無主義。更に口を開けば淡々とした毒舌が飛び出す始末。 しかし仲間意識や思いやりは強いようで、普段の冷淡さとは裏腹に誰かを思う暖かさを内に秘めている。 彼女自身の近寄り難い雰囲気も相成って、本屋は常に閑古鳥が鳴いている。 まぁUGN支部だから一般人に人気があると不都合なのだが・・・ ▼経歴 裕福な家で何不自由なく、レネゲイドの存在も知らずに育ってきた彼女がオーヴァードとして覚醒したのは、14歳の頃だった。 突如として、彼女の家をテロリストが襲撃した。それはFHの前身となった組織かもしれないし、そうでないかもしれない。 彼等はオーヴァードの能力を行使し蹂躙を始めた。人知を超えた暴力の前に、家族は成すすべも無く一人ずつ殺されていった。 必死で逃げ込んだ地下室の中に保管されていた起源種レネゲイドに関する”遺産”に触れた事により感染、能力に覚醒した。 これを感知した前支部長に保護される形で拾われ、そのままチルドレンとしてUGNに所属、現在に至る。 ▼能力 バロールとサラマンダーのクロスブリード。 重力操作と冷気の扱いに長け、それらで相手の攻撃を封殺、無力化するのを得意とする。 戦闘が始まると周囲に氷を纏った魔眼を展開するが、一見すると彼女の周りに薄く粉雪が舞っているようにも見える。 ▼衝動 彼女の抱える衝動は「妄想」。 一際大きな衝動に見舞われえた際、彼女の抱えるウィルスはあの時の光景をフラッシュバックさせると共に、 「自分以外が全て敵である」という被害妄想を誘発させる。 この思考に関してはある程度の自制は効くものの、その際に発現するサラマンダー能力の暴走は彼女自身にも歯止めが効かない様子で、 普段抑えている冷気が徐々に漏れだし、やがて周囲一帯を凍てつかせる。 ▼対人関係 前支部長：自分を助けてくれた恩人であり、崇拝に近い憧れを抱いている。彼が留守の間は支部長代理として支部を支えている。 UGN：帰る所の無くなった自分を迎えてくれた場所だと考えている。普段は冷淡だが、意外と仲間意識は強い様子。 FH：FHだけでなく、オーヴァード能力を私利私欲に使う人物、団体は全て敵意の対象。 家族：今は亡き家族。誕生日にもらった本を肌身離さず持っており、未練は未だ消えない。 ▼Ｄロイス 上記の経緯から「起源種」のレネゲイドウィルスに感染している。 起源種レネゲイドは肉体や精神の増幅能力と引き換えに異能を強化する種類だが、彼女の場合はとりわけサラマンダーの能力強化の傾向が強い。 初めて能力を使った際に暴走を起こし、館全域だけでなく周囲の地域一帯を氷付けにするというレネゲイド事件を引き起こした。 その時は能力の制御が利かず、館の中で凍え死にそうになっていた所を、異常事態を察知し駆けつけた前支部長に助けられるに至った。

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