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HO1 在校生 　犀星高校二年の王子様女子。テニス部のエース。試合はシングルスがメイン。 　男女問わず周囲のピンチを颯爽と助けてくれる白馬の王子様なイケメン女子。僕っ娘。 　男子より女子からの人気が凄まじく、テニスの試合を観にくるファンクラブがある上に、女子からラブレターやら告白やらを貰うこともある……らしい。 好き：大福(こし餡派)、うさぎ、ゆりね 嫌い：自分の体質、チョコミント 一人称：僕 二人称：君 家族構成：父、母、本人、ポム太郎(ウサギ) 以下秘匿 ◇「白馬の王子様」…？ 　物心つく前から、自分の不運やミスが周囲の不幸になってしまう「不幸体質」(？)。 　体育の授業でボールのパスをミスれば近くの人が派手にすっ転んで有耶無耶になるし、高所の物を取ろうとしてバランスを崩せば何故か隣にいる人に物が落ちてくる。 　1人きりでいればそんな事はないのだが、家や寮室ならある程度とにかく、学校という何十人と集まる空間での集団生活においては、1人きりでいるほうが難しい。 　ならばせめて…と、転んだ人を保健室に送り届け、落ちてくるものから庇い…と自身の不幸を被る人を助けているうちに、いつの間にやら「白馬の王子様」のようなポジションを得てしまった。 　本人としては申し訳なさとリカバリー意思から来る行為なのでこの扱いは不本意ではあるが、だからといって実情を話しても信じてもらえるか怪しいし、自分が好奇や嫌悪に晒されるのが分かっている為、現状に内心冷や汗かきながら黙秘している。 (アクシデントに居合わせやすい、とは思われてるかもしれない) 　不本意マッチポンプモドキ白馬の王子様。 　反射かつ無自覚に爽やかムーブかましてしまうのと、中性的で整った外見や、元から運動神経が良いのもあって上記の通り「白馬の王子様」ポジとして、女子から学年問わず凄まじく人気があり、なんか知らないうちにファンクラブまで結成されている有様。 　本人は「他人の不幸を踏み台にしてる」と自分を嫌ってる要素。 ◇音無ゆりねとの交際 　高校一年、一学期の半ばに急に告白してきた音無ゆりねも、よくいる女子ファンの1人だろうと最初は考えていた。 　進学直後から不幸体質(？)を遺憾なく発揮してしまったせいで高校でもすっかり王子様扱いで、(中学時代も含めて)女子からの告白も別に初めてというわけではなかった。 　始めは同性というのもあって当たり障りなく断っていたものの、諦めずに何回も告白してくる彼女に、幻滅されるのも覚悟で自身の不幸体質とそれに起因する王子様扱いのことを話した。しかしそれでもと言うので、半ば押し負ける形で交際を了承した。 「白馬の王子様」の実態？を知り、実際傍にいることで何度か不幸を被りつつも寄り添い自分を慕ってくれるゆりねを、今では憎からず思っているし、交際中にそれを明言はしていたが、その分急にフラれたことはショックに感じている。 　ゆりねの双子の妹、すみれの件も気にしている。行方不明になった時は心配するゆりねと共に校舎や寮などの周辺を探して回ったが、実際に発見された旧校舎には閉鎖域として立ち入らなかったからか、見つけられなかった。 　内心「どこかでやらかしたのが、すみれの不幸として作用してしまったんじゃないか」 「でもそれなら、僕は比例した規模のことをやらかしてるはずだし、こんな事になるほどのやらかしは流石に心当たりがない」 「だけどもしかしたら……」 と不安が拭いきれない。発狂でもしたらブチ撒けるかもしれない。 　この点はゆりねちゃんには言っていない。 (メタ的にPLは関係無いと思う！) 　フラれた件について「やはり自分の不幸体質に耐えきれなかったのか？」だとか「すみれの件で彼女を支えきれなかったのだろうか」だとか考えているが、未練はあるので出来れば元に戻りたいし、復縁出来なくても、せめて彼女から終わりを告げた理由は知りたいと思ってる。 　地味に未練タラタラだし、そんな自分を情けなく思ってる節はある。 　交際中に髪飾りをプレゼントされている。交際中は身につけていたが、フラれてからは鞄の中で巾着に入れて持ち歩くに止めている。見えるとこに付けていたら未練がましく見えるかな…という懸念から。実際未練はあるので持ち歩いてる。 　ゆりねちゃんにはお返しに、瞳と名前に合わせた紫色の百合の髪飾りを贈っている。 　今どうしてるかはKPにお任せします。 　他の人がいる時は「音無さん」と呼んでいたけど、2人だけの時は名前で呼んでた。ゆりねちゃんにも(少なくとも交際中は)名前で呼んでてほしいナ！ 　同性というのもあって、交際していたこと周囲には伏せている。 　発展具合はキスまで😘。高校生だしね！ ◇部活について 　テニスは中学からやってる。テニスに限らず運動は純粋に好き。 　某テニヌなプリンスかな？ 　テニスでシングルス(一対一)をメインにしてるのは、ダブルスでやると試合中にミスった時ほぼ確実に同じコートにいる相方に被害が行く(…し、それが敗北に繋がれば部活全体に響く)から……なのだが、シングルスはシングルスで、ミスが対面コートにいる相手に行って勝ててしまったり、そもそもコートに1人ずつしかいない注目されやすい絵面になったりと、王子様っぷりに拍車がかかる結果になってしまってる。 「どうして……」 　不幸体質でミスが相手に行くとジャイキルブチかますこともあるが、逆に本人がミスらなければ相手のミスも相手本人がミスらない限り誘発されないので、調子がいい(=純粋な力量勝負になる)とむしろ負けることがあるという謎な戦績をしている。 　本人の調子が悪いと不幸体質で対戦相手の調子の方をボコボコにして逆に勝ってしまうので、周囲には自身の不調を認識され辛い…という難点になってしまってる。 　ゆりねちゃんにはわかるかもしれない。 　ファンクラブは試合や部活を観にくるファンのメンツがなんとなく決まってた為になんとなく結成されたユルめなもの。女子多めというか女子ばっかり。 　ガチ恋勢がいないとは言い切れないが、大半はアイドル追っかけくらいの感覚のミーハーな子達。 (ガチ恋勢いたとしても咲月にフラれてる) 　部活が賑わうことは良いことなのでファンサはしてる。 ○余談 　僕っ娘や反射でやってしまう王子様じみた爽やかムーブは、若き日は女学園の王子様女子だった母親の遺伝(？)。 (ただし母にはこんな不幸体質はない) 　その母親はものっそいポジティブで、娘の不可思議な体質を「幸運」と呼んでいる。 　PL的には目指せ天王はるかRP。 (ただし内心は「またか！」「どうしてこうなる！」) 技能「王子様ムーブ」 　フレーバーアホ技能。上記の反射でやってしまうムーブを技能とした。成功すると多分やらかしカバーすら爽やかでカッコ良く見える。 　女子からの告白は数回ほど経験があるが、不幸体質から全員断っていたし断れば大抵引いたので、ゆりねちゃん以外との交際経験は無い。 　そして現在、少なくとも彼女にフラれた理由を知るまでは誰の告白も受けないつもり。 　 　悩みやショックがあっても、大抵隠してしまう。弱みを見せたくないある意味強がり。 　ウサギが大好き。実家にウサギのポム太郎がいるし、密かに某○ッフィーちゃんのグッズを好んでいる。 (自ら公表していない理由は、中学で公にしていたらファンからの応援でグッズを貰いすぎて対応に困ったことがある為。某スケート選手のくまのPさんみたいな) 　実家は高校の最寄り駅から電車で数駅程度で遠くはないものの、父の意向で「一人暮らし体験」として寮に入っている。

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