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出水澤 羽汰 (いずみさわ うた)
ID:4928065
MD:4623ae707b2d421dffb2575bf67e6f2a
出水澤 羽汰 (いずみさわ うた)
タグ:
海枯
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
―生まれから初期の事件まで― 19○○年に生まれる。兄弟はおらず一人っ子であった。最初はよい家庭であったが羽汰が6歳の頃父親の浮気が判明し、父親は浮気相手を選び離婚、家を出て行った。母方の祖父母はすでに亡く、頼れるもののない母は主業であった小学校教諭を続けながら夜の仕事を始めるようになる。母は容貌が整っていたこともあり、夜の仕事は順調であった。しかしそれを隠し続けていけるはずもなく、夜の仕事が発覚した母は懲戒免職となる。後がない母はさらに稼げる仕事にせざるを得なくなっていた。夜の仕事を始めた頃は羽汰のために働く母として奮闘していたが、懲戒免職を受けた頃からは羽汰を疎ましく思うようになっていた。そして仕事の内容が激化した頃にはさしたる世話もしなくなっていた。羽汰も初めは年相応にわがままなどを言っていたが、最終的には笑うこともほぼなくなり母の言うことにおとなしく従うだけの子供となっていた。また、場合によっては母の仕事相手が家に来ることもあり、羽汰に暴力をふるうこともあった。 そしてそんな生活が続き羽汰が9歳となったとき、事件は起きた。母が自殺したのである。浴槽で首を切って死んでいた。第一発見者はもちろん帰宅したばかりの羽汰であった。風呂場は赤黒く変色した大量の血だまりと苦しんで振り回したのであろう壁一面に飛び散ったままの鮮血で凄惨な光景である。しかし母は仕事に出かけるつもりであったのか綺麗なメイクと衣装を身に着けており、顔は驚くほど綺麗なままであった。その光景を見た羽汰は何かが狂ったような気がした。今まで自分の中にあった何かの''たが''が外れたような気がした。そうして羽汰はその場に立って15分ほど母を眺めたのち、いつも通り夕方まで部屋で過ごした。母の遺体は臭いを不審に思った住人が管理人に報告し部屋を訪ねてくるまではそのままであった。警察がやってきて捜査が始まるとともに、第一発見者とされた羽汰に対して警官が「なぜ通報しなかったのか」と尋ねると羽汰はこう述べた。「? だって生きてるじゃないですか...」 8月29日、セミの鳴き声がよく聞こえる、羽汰10歳の誕生日のことであった。 ー事件後と施設ー 母の事件は自殺と処理される。自殺動機としては出勤直前の母の携帯に退職を促すメールがきていたこと、客の男から大金要求のメールがきていたことが要因とされた。その後身寄りがなく天涯孤独となった羽汰は児童施設へと預けられることとなった。海が近い神奈川県の施設である。生い立ちを自治体や警察からそれとなく把握していた施設職員は手厚く羽汰を迎えた、かのように思えた。施設の実態は最低といってもいいものだった。職員の子供たちへの世話は必要最低限であり、教育や愛情のようなものはなかった。そのため羽汰は公にいじめられることはないものの、陰でほかの児童たちからの嫌がらせを受けることが続いた。特に母親の客の男から受けていた暴力の痕が腕や足など目立つところにあったため、それをいじられることが多かった。こうして家庭の頃からの環境が改善するようなことはなく、そのまま成長するとともに羽汰の精神はさらに不安定なものとなっていった。小学校を卒業し、中学校に上がる頃には無口無表情で人と話そうともしない性格へとなっていた。時が経っても母の死に際の姿は頭から離れることなく、むしろ美化されて固まっていくのだった。 ―中学・高校― 中学生となり、施設内でのいじめはいやがらせから肉体的なものにエスカレートしていた。定期的に施設を訪れる行政の職員が子供たちのチェックをするものの、羽汰のいじめ痕は施設に預けられる前のものだということで始末されていた。また、このころから羽汰自身の自傷癖が出始めていた。いじめを避けられない自分と改善しない環境、そして脳裏にこびりついた母の最期の姿がその行為を悪化させていった。それとは反対に、この頃からある程度は自由な生活が可能となっていたため、暇があるときは海に行くことが増えていた。激しく時には穏やかに波の音を運んでくる大きな海が羽汰の心を掴んで離さないのかもしれない。同じ施設のいじめメンバーたちも知らない場所なので、羽汰の本当に落ち着く場所であった。 勉強ができた羽汰は同年代の施設の子たちとは別の進学校へと進んだ。それと同時に施設からの手続きをなんとか終わらせ一人暮らしを始めた。アルバイトは必須だが生活の補助金は自治体から出してもらえているので安いアパートに住むくらいはできるようになった。高校はさすが進学校なだけあって羽汰をいじめるどころかのけ者にするような輩もおらず、暗かった羽汰も徐々に明るくなり、学校生活になじんでいった。 大学受験をひかえる高校3年生となった羽汰は厳しい生活の中でもなんとか勉学に励んでいた。この頃にもなるといじめなどはなく、自傷癖は少しずつ治まっていた。中でもとりわけ大きな変化だったのは、交際相手がいたことであった。高校1年生の初めに知り合った彼女はおとなしめで、特に観賞魚が好きな生徒だった。同じ環境活動委員会に所属していたことから仲良くなり、冬になる頃には交際するようになっていた。勉強も交際もなんとか両立しながら1年ほどが経過。周囲の友人たちからは「仲が良く、見ていてほほえましいカップル」だと、そう思われていた。しかし、2年生の冬辺りから彼女の羽汰に対する態度がおかしくなっていった。依存的になり始めたのだ。初めは好意ゆえかと感じていた羽汰だったが次第にその依存度合いはエスカレートしていった。そんな中むかえた受験期だったが、なんとか交際を続けつつも実際は難しい状況にあった。彼女はより一層羽汰への依存と束縛を強めるばかり。羽汰が理由を問いただしたこともあったのだが、はっきりとは答えず躱されるだけ。そんな状態が続いた3年生6月の梅雨のころ、事件は起こった。 ―事件― 羽汰の自宅でのこと。羽汰の提案で模試の勉強をしていた時だった。ペンを走らせながら彼女がぽつりと呟いた。 「首が絞まるのってね、意外とすっごく気持ちがいいんだよ」 互いのペンが止まり、ゆっくりと顔を上げ見つめ合う二人。何を言っているのかわからないといった顔をした羽汰とは裏腹に、にっこりと微笑みながら彼女はその顔に今までにない狂気を滲ませていた。いつの間にかペンを置いた彼女は自らのその手をゆっくりと、羽汰の首に向かって伸ばしてきていた。 そこから、羽汰にはすべてがスローモーションに見えた。窓に打ち付ける雨。壁に掛けられた時計の針。そして自分の喉元に伸びてくる白く細い腕。瞬間、自分の喉元がグッと強い力で絞めつけられる。今までの彼女からは考えられない強い力だ。それと同時に押し倒され彼女の顔に視線が移る。彼女の顔は愉悦と哀憫の入り混じったぐしゃぐしゃで歪んだ顔をしていた。 刹那、羽汰の中で何かがはじけ飛んだ。幼少期からの記憶が再生される。楽しそうに腕を振り上げる男。何もしない母。無対応な職員と嘲り笑い殴る蹴る学童たち。.........気づくと彼女を撥ね退け押し倒し、彼女の喉元を力いっぱい押し付けていた。目を大きく開き唇をきつく締め、一点に彼女の顔だけを見ながら。しかし彼女は抵抗せず、左手を羽汰の右腕に添え、右手を羽汰の羽汰の左頬に添えて、力なく少しだけ微笑んだ。彼女の右目から流れていた涙は感情からか押し出されたからか、わからない。少し経つと彼女は動かなくなっていた。添えられていた両手も力なく落ちていた。無言のまま時が流れる。ふらりと羽汰は立ち上がり家を出た。降り注ぐ雨は頬をなで、伝い、そして落ちていった。涙は出なかった。そして交番に入り、こう呟いた。 「大切な人を、殺しました。とても...」 ―その後― 彼女を殺めた後、出頭した羽汰は案内した自宅で現行犯逮捕された。取り調べも正直に答え、嘘偽りなく話した。17歳であり、かつ羽汰自身の首にも彼女による絞め痕が見つかり正当防衛となるかと思われたが、適応されなかった。裁判において検察の求刑は「5年以上10年以下」であり、判決も「5年以上10年以下」とした。その後は少年刑務所に6年間服役することになる。自傷癖が再発し、刑務所においても何度も自傷行為を繰り返した。刑務所内では必要以外無口で他の受刑者とも交流しようとはしなかった。自殺を考えたこともあったのだが、実行することはできなかった。 ―現在― 釈放後は諸々の手続きを素早く終わらせ、ボロボロのアパートに住み始める。それと同時に職を探し始めるが、25歳の成人男性となった中卒扱いの羽汰を雇ってくれるところはなかなか見つからなかった。そんな中、とある個人経営の観賞魚店に面接に行った際の出来事。いつものように断られると思い臨んだ面接だったが、合格採用。羽汰は慌てて理由を聞いた。店長曰く、「私自身も身寄りがなく、犯罪者だ。ただそれだけだ。」と。はたして観賞魚店で働くことになったのは偶然なのか、それとも皮肉なのか。 普通の生活を始めるようになっても自傷癖と自殺願望は治まらなかった。彼女に対する償いの気持ちを常にもちつつ日々を過ごしている。海に行く習慣は再開されており、疲れた時や落ち着きたいときは海辺に行っている。死んだら海に還りたい。 【カノアへの手紙】 カノアへ まずは、僕と出会ってくれてありがとう。優しく接してくれてありがとう。そして...楽しい時間を過ごさせてくれてありがとう。 初対面でどんな人かもわからないのに、君は臆することなく僕に歩み寄ってくれた。それが僕にはとても嬉しかったんだ。本当はね。 体の傷は自分でつけたものでね、まぁ昔のことが原因なんだけど。昔から人にも物事にも恵まれなくて、それがずっとストレスだった。 自分を責めて責めて、どうしてだって思ってたらこうなってた。 そして...実は僕は過去に人を殺めてしまった人間なんだ。今でもはっきりと覚えてる。僕にとってとても大切な人だった。その人のためにも僕は償いの人生を送るべき、幸せになってはならないって考えてた。 でも、少しは...少しだけは前を向いて幸せになってもいいのかなって、今は思ってる。君のおかげだ。 自分を責めることも、傷つけることも、もうやめにする。自分の命のことも、もう少し考えてみるよ。 だからもう僕のことを心配しなくていい。島の皆さんと仲良く、元気に過ごしてください。 ありがとう。いつか、また。 出水澤 羽汰 イメージカラー:b3e0ff 誕生日:11月28日
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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