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鮫島　誠 「遺書屋」の片割れで、殺し人。 遺書を書かせ、見届けたのちにその対象を必ず殺すという仕事をしている。 「遺書屋」の相棒、りおとは幼馴染の関係で幼い頃からずっと共に暮らしている。 小さい頃からりおを「兄貴」と呼び慕っている。 遺書という存在に惹かれている兄貴を不思議に思いながらも兄貴を信頼し、 付き従う形でこの仕事を続けている。 ・・・が、実は殺しは苦手。メンタル弱いので人を殺した日はすぐ夢に殺した相手が出てきて枕を濡らしている。 誠的には兄貴に隠れて泣いてるつもりだがバレてる。めっちゃバレてる。 右目の眼帯は過去に銃撃から兄貴を庇ってできた傷。 誠はこの傷を「初めて兄貴を守れた時の勲章」と捉えており、この時から兄貴を守れるようにゴリゴリに体を鍛え始めて兄貴より体がゴッツゴツのゴツになっていった。ちなみにこの出来事後、銃が若干トラウマだったりする。 あと何か頼み事をされたら断りずらい性格。謎に世話焼きなので困ってる人を見かけたらすぐ助けにいっちゃう。 そのおかげで助けたおばあちゃんとか奥様方からなんか手土産もらって帰ってきたり、お料理教わったりしてる。 その結果、謎に女子力が高くなっていった ベランダでプチトマトを栽培している。 ●りおへの印象 圧倒的兄貴。 世界中のだれよりも信頼してる、本当の兄貴のような存在。もはや家族。 自分の命より大事な存在。 小さい頃は「兄貴かっけえ！！！」だったが、今は「兄貴かっけえ！！！」＋「かわいい」という、守りたい対象になってきている。 高い棚の上にある荷物を頑張って取ろうとしているところがものすごくかわいらしいです。兄貴ぃ！！今助太刀しますからね！！！ あと俺が作った弁当をすごく美味しそうに食べてくれる兄貴が大好きです。兄貴のお好きな唐揚げ、たくさん作ります！ 兄貴はよく俺の料理を褒めてくれます。へへ、すごく嬉しいです。もっと褒めてもらえるよう頑張ります！！ 兄貴は小柄ですからね、もっとたくさん美味しいもの食べて・・とにかくいっぱい食べて筋肉をつけてもらわねば！ 兄貴はファッションセンスもピカイチで本当に非の打ち所がないです！ でもどうしよう・・兄貴に彼女とかできたら・・・俺捨てられちゃうのかな・・・ と余計な心配で毎日枕を濡らしている。 ーーー遺書の内容ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 兄貴へ この手紙を読んでいるということは俺はもうこの世にいないということでしょう。 兄貴は俺にとって唯一の家族で、かけがえのない存在です。兄貴がいなかったら俺は…きっとどこにも行けず、孤独に生きていたのかな。いや、すでにその辺で野垂れ死んでいたでしょう。あなたには何度も救われました。 だから、兄貴を守るためなら死んだってかまわない。 俺が死ぬことであなたを救えるのなら本望です。 俺は沢山の人を殺めてきました。 これはその報いなんだろうな、地獄に行く覚悟はできてますよ。 でもやっぱり、もっと兄貴と一緒にいたかった。 もっと兄貴の小さくて頼もしい背中を眺めていたかったです。もっとたくさん唐揚げ作ってあげたかった。 俺は多分、死んでも兄貴のことが気になって浮かばれないかもしれないですね。 俺のこと、忘れないでいてくださいね。 兄貴がずっと想ってくれるなら、ワンチャン浮かべる気がします。 兄貴の幸せを、ずっと願っています。 あなたに出会えてよかった。 鮫島　誠

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