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芭気（ばけ） 怪異 【通過シナリオ】 -「堕落浄土」HO人外 ◆基本（人間から見た姿） 後期江戸時代くらいから日本に存在し続けている怪異。 人型を取っているが手足が異様に長く、真っ黒な目の片目をかっぴらいてこっちを見てくる。 足まである長い髪も目と同じように真っ黒で、遠くから見ると、地面に伸びた人影そのものが立っているように見えるらしい。 人間の持ち物を盗ることが趣味。お気に入りの赤いランドセルと黒色のパゴダ傘をいつも持ち歩いている。 ◆秘匿（実情） 人間のことがすごく好き。何を考えているのか、何を話しているのか、など、とにかく興味があり、後ろをついて回っていた。（追跡50）（聞き耳80） しかし、たまに気付いてくれる子にいざ声を掛けるとめちゃくちゃ怖がられ、話をすることするどころか目を合わせることすらままならず、一体何がどうなっているんだと困惑した。 そのうち自分が人間に「嫌われている」ということを理解し、それなら仕方ないと人間の持ち物に執着している。 可愛いものを沢山持っている人間が羨ましく、持ちすぎて落としたものはもう要らなくなったものだよね？貰っていいよね？と手に入れている。 本人に自覚はないがその多くは窃盗である。（芸術：窃盗 85） 沢山人間の持ち物を持って、少しでも人間に近付きたい。 また、人間に会うとほとんど必ず「ばけもの」と呼ばれるので、自分の名前が「バケ」だと思っている。 人間に付けてもらった名前なので嬉しい！せっかくなら漢字があった方が名前っぽいかな？と自分で当て字した。 呪いかなにかに罹っているのか、何故か片目しか自由に開け閉めが出来ない。かっぴらきたい訳では無いのだが、片目は常に開ききった状態になっている。 自分がいつからいるのか、具体的な年月は把握していないが、昔と今では人間が話す言葉が変わっているので、たくさん時間が経ってるんだろうなぁ、くらいに思っている。 当時も今も、人間と話したいので人間の言葉を習得したが、それを発揮する機会は中々得られていない。（母国語[近世日本語]55）（ほかの言語[現代日本語]41） ◇PC1について 人間、という存在に執着しているが、それは元々PC1に対する執着が拡大したものである。 ずっと探し求めていたPC1を見つけ、絶対に言葉を交わして話がしたかったので、自分しかいない住処の廃神社に連れていくことにした。 無事連れてくることが出来て、とってもうれしい。何話そうかな、とうきうきしている。

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