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鰍沢 沙斗備 かじかざわ さとび 「俺」 とても気が弱く貧弱な男。何事も強気にはなれないし、何事もポジティブに捉えられない。何に対しても失敗ばかりだし生まれた頃から不幸体質。 彼女なんてできたことは無いし友達なんて彼以外にいないし、なんで産まれてきたんだろうなって思うぐらいには何も無い男。それでもなんとなく生きてきた。 泣き虫だし、弱いし、誇れることもないし、特徴もないし、何も無いけど、ただひとつ。誰にも負けない深い優しさを持つ。 ----------------------------- [職業]…クトゥルフ2015より執事/メイド引用、家政婦として使用 ◾︎特記:主人のそばに控えていれば、主人の<言いくるめ>と<信用>に+10%のボーナスを与える。 ----------------------------- [個人的興味のある技能] ◾︎キック…主人(幼なじみ)を守るため ◾︎マーシャル…上同様 ◾︎図書館…本を読むのが好き ◾︎自動車運転…幼なじみのために ◾︎コンピューター…一応学んでおきたい ----------------------------- [特徴表]…クトゥルフ2015より引用 [4:3]異性が苦手(D)…どうしても異性とうまく話ができない。異性に対する<言いくるめ><説得><信用>にそれぞれ-10% 1D6…4 <40> [1:5]天才…生まれつき頭の回転が速い。INT+1。 ----------------------------- [通過シナリオ] ◾︎キルキルイキル ----------------------------- [ルームメイト] 昔からの幼なじみが居る。友達は彼だけ。けどとある時に大喧嘩しそれきり会っていない。 元々不幸体質といった理由もあるが、物事も全てが上手くいった試しがない。 独りで住んでいた実家、その家は燃えた。頑張って貯めて買った車も一緒に燃えた。 妹は小さい頃に病死、父親は不倫からの失踪、唯一の家族だった母親はノイローゼで高校生の時に自殺。 職はリストラ、何も残ってはいなかったけどなんとなく生きていないといけなくて生きていた。ホームレスも悪くはなかった。同じ仲間が居たから。仲間はこんな自分でも受け入れてくれた。それだけでも幸せだった。 …そう思っていたけれど、やはり何事も上手くいかなくて。ホームレスとして過ごしていた仲間はそこら辺にいるチンピラに暴行を受け、歳のせいもあったのか死亡してしまった。さらに住処は荒らされ、潰され、何も残されていなかった。 全てが嫌になってしまった。彼は優しい、だからこそ全ては"自分のせいだ"と思い込んだのだ。自分が不幸だから。 だから死のうと思った。仲間が居た、河川敷の橋で、橋の上から飛び降りようと。 …月が綺麗だった。こんな綺麗な景色の中で死ねるのは幸福なのかもしれない。きっとそうだ。 そう思ってしまうほど追い詰められていたのだろう。 飛び降りようとした時、誰かが腕を掴んだ。 …彼にまた、出会うことになるとは思わなかった。 彼に連れていかれた。喧嘩した彼。 気づいたら彼の家政婦になっていた。死に損なってしまったな。 けれど、今はこの生活が幸せに感じている。あの時よりも幸福に。 彼と過ごす日々は楽しい、例えそれが利用されていようと、自身に対してどんな感情を抱いてようとも、この死に損なってしまった命は彼のために捧げるのだと、そう決めた。 自分のせいでまた失うのは絶対に嫌だから、彼には幸せに生きて欲しい。 ……だけど部屋汚いのは許せない！ちゃんと栄養をとれ！馬鹿！教育も兼ねてお世話中。昔はこんな子じゃなかったのに！もう！ スーパーお母さんみたいな人間になってしまった。 ----------------------------- [家具] ◾︎クローゼット あんまり普通の生活に慣れていないため必要最低限の物しかない。 ◾︎趣味…彼の世話とショッピングと編み物

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