タグ： かざっこ 妖面

嵐柴 響鬼(あらしば ひびき) 「ひびきはひびきよ!嵐柴 ひびき!…何よ。漢字にすると可愛くないからやなの!」 「は？なぁにこれ…あたしこれやだ。だって可愛くないし」 「あたしだってねぇ、好きでこんなのやってるわけじゃないの!何が悲しくてあんた達みたいなの守んなきゃなの?…あー、もう!しっかり付いてきなさいよねばーか!!!」 「あれも嫌い、これも嫌い。こんな歪な世界には嫌いなものばっかり。理不尽でどうしようもなくて、やりたくない事だってやらなきゃいけなくて。だからあたしは声をあげてやるの。『こんな世界、全部許せない』ってね。 言うなれば、世界に対する(要求者)クレーマーってわけ」 17歳。華の女子高生。 (とは言っても実際に高校に通っているわけでは無いが) 我儘で横暴。そして何よりクレーマー気質。 それはそれとして暴言を吐きながらも人の事を気にかけてしまう事もある。言うなれば超古典的ツンデレ。 これまで友達がろくにいなかったが為に優しくされると狼狽えるし、顔真っ赤にしながら悪態をつくし、悪態つきながら世話を焼く様になる女。 チョロい。あまりにもチョロい。 可愛いもの、綺麗なもの、おしゃれなものに憧れながら過ごしている。 両親がどこからか入手してきたファッション雑誌(刊行数年前)を大事に保管し、それを眺めるのが趣味の一つ。 自らも雑誌に載っている様な服を着て都会に行ってみたいなと夢を見ているが、きっとそれは叶わないのだろうと言う結論に至り家の裏庭にある松の木を殴っている。 両親の事は嫌いでは無いが、それはそれとして鬼の『血筋』は嫌い。 いや、もっと詳しく本人の言葉で言うのであれば 「なんで変な血を引いてるからって顔がへんてこになるのよ！意味分かんないじゃない！」 「ひびきはねぇ！かっっっわいい服着て！かっっっっっわいくメイクして！原宿ってとこに行ってみたかったの！！！ でも、でもこんな顔じゃ無理じゃないの！バーーーーーーーーーーーーーカ！！！！！！！！」 となる。 顔のせいで自らのやりたい事が出来ないのが嫌すぎる為に、その要因となった『血筋』を嫌っている。 それと同時になんとなくではあるが、顔が歪になるというデメリットを抱きながらも『人ならざるものの力』が代々受け継がれているのには何か意味があるのだろう、とも感じてはいる。 その為『血筋』に向ける感情が『恨み』や『嫌悪』では無く、ただただ『嫌い』な程度で済んでいる模様。 顔は、仮面で隠れている部分はまるで大火傷を負った痕のような色合いをしている。 クレーマー気質になったのは出自が原因の一つ。 血筋由来の顔の歪み。それに伴う行動の制限。 やりたい事は叶えられず、望まずして数多の理不尽が降りかかる。 ただし、響鬼がそれに屈するような人間では無かったという話。 理不尽に声を荒げる。 そんなのおかしい。『あたし』は絶対に嫌だ。 言葉にした所でそれがどうにかなる訳ではない。でもだからって何も言わないのは違ったのだ。 彼女のクレームの根本は理不尽な物事に対する『抵抗』の意思。 こんな理不尽ばっかり押し付けてくるなんて許せない。この世界丸ごと文句言ってやる。 そんなイメージ。 それはそれとして我儘にも育ちましたので人と関わる時は響鬼自身がそこそこ理不尽なクレームをかます。 イメージソング 『クレイマーズ↑ハイ』 『アウトサイダー』 『戦士』……あらゆる近接戦闘武器(肉体を使用するものは除く)の基本成功率は50%となる 『暗黒の祖先』……1D100で邪悪度を決定する(おおきいほどじゃあく)

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