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○東京都奥多摩在住。現在はフリーのカメラマンとして事件を追っている。記者グループの一員で、来栖、立海とともに仕事をして いる。主に、カメラと情報提供者との交渉を行う。異名として「強請りの善屋」と呼ばれている。由来としては、彼にネタが入った ら最後、直接交渉の後、高値でそのネタを買い取らせられるところから来ている。その平均買取額は300万前後である。 ○来歴としては、彼は都内で普通のサラリーマンの父と良家のお嬢さまだった母の元に生まれる。母は熱心な教育家で幼い頃より善 は受験戦争に狩り出される。元々、要領は良いほうだった善は難なく慶応小学校に入学。そのまま、エスカレーターでいくと思われ たが、親の意向で中学は開成中学校に編入、高校までの一貫教育を受ける。 　高校時代に反抗期に突入、高校入学後すぐに勉強漬けで毎日「いい大学に入らなければ、いい大人になれない」と言う母親にうん ざりする。父はそんな善の意思を理解してくれ、ある程度認めてくれた。そのため、彼の我が侭も許容していた。（毎日胃薬を服用 していたが・・・）大学受験期、ついに限界が来る。大学進学を拒否し、必要日数だけ取得後、フランスに飛ぶ。 　そこで、清掃業とウェイターのアルバイトをしながら、日々をすごす。移住して一年後、路上でパルクールに出会う。食い逃げ犯 をパルクールプレイヤ－に捕まえてもらったのだ。その日に、彼に弟子入り。ウェイターのバイトをやめ、昼はパルクール。夜は清 掃員の生活を繰り返した。そんな生活を3年間、二十歳の頃には、風乗りと呼ばれるほど高いレベルのパルクールプレイヤーになって いた。また、そのプレイの様子はyoutubeに公開され、海外ランキングサイトで「今最高にカッコイイ日本人」１位を獲得する。その 際、多くのバラエティ番組が彼を取材し、その際のギャランティの高さに感動する。 　多くの取材があった月の３ヵ月後、一人の日本人が彼の元を訪れる。彼は善に「日本で俺と一緒に仕事をしてみないか？」と誘 う。その際、善は一ミリもその気はなかった為、無茶なことを日本人の男に条件付ける「１時間で１０００万稼いで俺の口座に入れ てみろ」と。日本人は善の目の前で電話を取り出し、誰かに電話する。そして、交渉だけで１５００万の契約を取り付ける。そのう ちの１２００万を彼の口座にいれる。その時間わずか、３０分。彼はこうして日本に帰り、男の下で働くことになった。 　日本に帰り、２日後、来栖、立海でチームを組まされ、その中のカメラマンを任される。一度も使ったことのないカメラであった が、半年である程度の使用用途を把握、扱えるようになる。それと同時に、得た情報を週刊誌や、他の情報機関に流すことで金をも らっていたが、情報主を強請ることを覚える。その際に、雇い主の不評を買い、揉めるが善の「てめぇの書く記事なんざサルも読ま ねぇゴミじゃねぇか。そんなもんくそ食らえだ」の一言で一発でクビ。来栖、立海は残ると思われたが、善について辞める。 　こうして、晴れて三人ともフリーになる。 ○取材をするに当たって信条とすることがある。それは以下の三つである ・ビビッて安く勝つな。やるなら、デカく勝て ・うそは決して乗せない。乗せるのは真実のみ ・交渉時は相手を見るな、金を見ろ ・俺らは善人じゃない金に群がる小蝿だ である。この信条のためうらまれることは多いが、この三人は幾度も乗り切っている。 ○記者になった今でもパルクールは行っている。なぜかと言うとヤクザや警察に追われることが幾度かある。その際逃げ切るのには 有益だからである。

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