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一人称〈俺〉　二人称〈～くん、～さん〉 誕生日：10/10　血液型：AB 職業ミュージシャン　制作：作詞作曲⇒図書館 特徴表 愛書家⇒図書館+20　自宅で図書館ロール可 幸運のお守り⇒ワイヤレスイヤホン　持ってる限りPOW+1　失くすとPOW-1 家族構成 両親、双子の兄姉(5歳差) ◻︎HO3 あなたは他メンバーの誰よりも「ザ・ウィンドフォールズ」の熱狂的なファンである。 幼い頃から（またはザ・ウィンドフォールズの結成時から）ずっと応援してきた。 ○ドラム（必須技能〈芸術（ドラム）50%以上） 「ザ・ウィンドフォールズ」が生き甲斐だ。 彼らのフェスがあるから、彼らが新曲を発表するから生きれる。 誰かに大げさだと言われたことがあるが、 まあ、推しがいるオタクなんてそんなもんでしょ。と笑った。 父：やることやってるなら好きにしろ主義の人。良き父。 母：家族全員に対して過保護気味。良き母。 兄：SNSは料理系の動画を撮っている。よく動画用に作ったお菓子を弟に持たせている。 姉：SNSはダンス系の動画を撮っている。双子の片割れと弟を動画に出させたいのにあまり出てくれない。 (二卵性の双子) 秘匿 ■HO3 あなたは幼少期に突発性の難聴にかかった。 全く音が聞こえないわけではなかったが、日常生活にかなり支障はあった。 未だそれの治療法は確立されていない。そんな中、テレビでザ・ウィンドフォールズのライブの映像を見たあなたは、音楽がよく聞こえないにも関わらず、その圧倒的雰囲気とリリックにより一瞬で彼らの虜になった。 しかし、十数年前にあなたの聴力は突然治った。医者はこれを奇跡の回復として研究が進められるも、あなたの聴力が治った原因は未だに解明されていない。 小学高学年の夏も終わりかけの日、朝起きたら酷く世界が煩かった。 いままで微かにしか聞こえなかったその耳には 生活音は雑音としか認識できず、聴力の回復に喜ぶ暇はなかった。 中学は発声などに心配もあるため保健室登校。 ほぼ行かない日々であったが、ふとSNSでザ・ウィンドフォールズがティザームービーのお知らせをしているのに気が付く。 このまま音に怯えて暮らすのならいっそこのバンドの音を浴びてしまおうか。 それで三半規管がやられて吐瀉物まみれになったって良い。一種の自暴自棄だった。 机に飾られたワイヤレスイヤホンを手に取る。 バンドマンが愛用していると売り文句のそれに憧れた昔、健常じゃない耳でこれを強請っても両親は困るだけだと広告を見ているだけにしていたら双子の兄姉が買ってくれたそれ。 充電をしてスイッチを押せばペアリングされた音が聞こえる。 耳にはめ込み、ティザームービーのURLから映像投稿サイトへ飛ぶ。 何を聞こうかと思ったが、やはり最初にみたあのライブの曲にしよう。 一呼吸おく間もなく、気が付けば指は再生ボタンを押していた。 久しぶりに呼吸の仕方を思い出した気がする。 ザ・ウィンドフォールズは自分の酸素だったんだ。 こんなチープな言葉しか思いつかないなら、作詞は出来ないだろうな。そんなことを思いながら一人部屋の中で笑った。 残りの中学生活は発音や勉強に費やした。 もちろん耳にはイヤホンを嵌めて。あるとないとでは随分と過ごしやすさが違った。 他にもいろいろな曲を聴いては、音楽にかかわることがしたいと思い始め手を出す。 家族は皆見守ってくれていた。 高校生になり親の転勤もあり家族全員で引っ越し そこで改めてきちんと学校に通うことになる。 2024/04/21 KPが考えてくれたcarouzeleの口上 始まったのだ。 あなたたちが夢見ていた舞台が、いま。 これまで見ていた景色とは、真逆の視界。 憧れのあのミュージシャンも、この世界を見てきたんだ。 そこに、立っている。 街に放り出された遊園地の中のメリーゴーランドが、夜の中で一際まばゆく光るように 昼間の宇宙の中でも目を引くようなきらびらかな一等星のように 雑踏や雑音の中でも聞こえる、唯一無二の海洋生物の鳴き声のように 弾けた 音が、声が、ロックが。 誰もが、その音楽を求めていた。 欲していた。 熱望していた。

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