タグ： しろた めりの

【芽里乃】 《28歳の芽里乃》 フリーのファッションデザイナーで、東京に移り住み活動している。不器用なので自分で思い通りに服や物を作ることはできないが、作りたい欲に負けてよく怪我をする。 地元に残っている羊田とは離れ離れになってしまったが、いつかデザイナーとして有名になってブランドを立ち上げて、羊田のために服を作ってあげたいと考えている。 羊田のことは「ひつじ」と呼んでいる。 仕事や外出する必要がないと基本家で自分のブランドにするための服を考えて描いているインドア女子。 「主人公の魅力を引き出す魔法使い」ポジションに徹するため、目立たないシンプルな格好を好む。（GU的な） 《子ども芽里乃》 誰でも変身させてしまう魔法使いのようなファッションデザイナーに憧れを抱く。趣味はファッション雑誌を読み漁り、それを参考にしながらファッションイラストを描くこと。 やりたいと思ったことはすぐにやる行動力の化身。 両親の「人との繋がりは大切にしなさい」という教えにより、人見知りせず社交的な性格に育つ。しかし、同年代に趣味を理解してくれる人がおらず、学校で趣味の話はしなくなった。最近の流行りの話とかその人が好きなものとか、話す人によって合わせて話題を決めていた。 そんな時に羊田がクラスに転校してきた。 地味で目立たず、全てに無関心な彼女を見て「何にも興味がなさそう＝何にも染まっていない？自分と同じ趣味に引き込むしかない！」と考え、しつこく付きまとう。 始めは半ば無理やり自分の趣味を押し付けていたが、自分の趣味を意味不明と突っぱねたりせず、少しずつ興味を持ち始めてくれた羊田が大好きになる。 【羊田】 小学4年生の頃に芽里乃と同じクラスに転校。 転校続きだった彼女は、「何かに興味を持ったり誰かと仲良くしたりしても、すぐ転校するんだから虚しくなるだけ。」と周りに馴染むことを諦めていた。 学校ではあまり人と話さず、目立たない。 しつこく付きまとう芽里乃が面倒になり最初は友達になったふりをしていたが、いつしか本当に友達になっていた。 【2人の思い出】 学校が終わると、自分達の服を持ち寄ってファッションショーのようなものをしたり、テレビや雑誌を見ては、この女の人にはどんな格好が似合うかを2人で案を出し合い、イラストをたくさん描いた。 いつしか、2人の間には「実際に服を作りたい」という共通の意識が芽生え始め、行動に移すようになった。 幸い2人ともお小遣いをもらえる環境にいたため、材料を買うことはできた。それでも小学生のお小遣いでは、あまりたくさん材料が買えないので、人形サイズのものを作ることにした。 （リ○ちゃん人形） 初めての試みだったので怪我や失敗をたくさんした。直そうとして逆にぐちゃぐちゃになったりと、作り上げるのに１ヶ月以上かかった。 作ろうとした服は、膝丈の白と黒のゴシックワンピースで、リボンやレースやフリルをいっぱい使おうと意気込んで始めたが、フリルやリボンはガタガタに付いているし、レースは破れていたり、丈の長さも膝だったり太ももだったり、縫い目も拙かったり、結果は散々なものだった。 それでも、服を1つ作ったという事実に2人は絶大な達成感を抱いていた。 出来上がった粗末な服を見て2人は、「次はもっと簡単なものを作ろう」とお腹をかかえて笑いあった。 2作目、3作目と作っていくたびマシにはなったが、やはり2人は不器用で綺麗には作れなかった。 しかし、この思い出は一生支えとなる大切な思い出。 【技能について】 《戦闘技能》 回避のみ。羊田と喧嘩になった時に物がいろいろ飛んでくるので、それを避けるため。 物理で戦うタイプではないため他は振ってない。 《探索技能》 ・応急手当 自分で何かを作った際に怪我をするので、それを治療するため。 ・精神分析 羊田をなだめるために少し身についた。 成功率は低い。 ・図書館 欲しいファッション雑誌や資料などを見つけるため。 ・目星 服や小物を作る際に欲しい材料などを見つけるため。 《行動技能》 ・製作（ファッション） 自分の描いたファッションイラストの服や物を作るため。 ほぼ成功しない。 《交渉技能》 ・信用 信用されることで、まず会話ができる状況に持ち込むため。 ・説得 全ての人が自分を受け入れてくれる訳ではない。 少しでも理解を深めてもらうため話しているうちに身についた。 《知識技能》 ・芸術（ファッション） 子どもの頃からの趣味であり得意分野。 ファッションイラストや、服や小物の組み合わせなどをするため。 ・心理学 職業柄、性格柄、いろいろな人と関わってきた。 相手がどんな人間か知ろうとしていくうちに身についた。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ