タグ： おむつわーるど ﾋﾞﾀｰﾁｮｺﾃﾞｰｺﾚｰｼｮﾝﾊｲﾌｪｯﾂ

にがみ れと (ビターチョコレートから) A5FF4C */ 設定 ➷ ショコラティエになったのは、ただ単に死んだ父がチョコレートが好きだったから…とか、そんな理由だった。 父はパティシエで、小さい頃から父の作ったお菓子を沢山食べて育ってきた。その中でも父の得意なものがチョコレート。 甘かったり、苦かったり…時には酸っぱかったり。 色々な味がするチョコレートに俺は気づけば夢中になっていた。 ある日友達に｢ショコラティエは女々しい｣と言われて殴り合いの喧嘩になった事がある。今を思えばそこまでしなくてもいいとは思うが、それ程までに俺はチョコレートが大好きで、大事なんだなと改めて思った。 ショコラティエになりたいと思ってからは、毎日練習した。専門学校で学んだ後、家に帰ってからもチョコレートを作って…。基礎も位置から学んで、チョコレートに関する知識もこれでもかと言うくらい頭に入れた。 そんな努力が報われたのかそこそこ評価されるようになってきたが、俺がスポットライトを浴びる日はなかった。 それは、天才ショコラティエと言われる甘佐桃瀬のせいだった。 全て自分の直感を信じ、人と違う事をしても大体あいつが評価されて、あいつの言うことは絶対だと人々は言い、天才だと豪語される。 俺にはそれが理解できなかった。 だって、実際の甘佐桃瀬はこんなにもポンコツなのだから。 何も無いところで転び、材料をぶちまけ、全てをいちからにする。 確かに、こいつの腕は凄いものなのかもしれない。人の期待を良い意味で裏切り、完璧なものを提供するのかもしれない。 でも、どうしても。 俺はこいつが天才だとは思えない。 つーか……俺を巻き込むのもいい加減にしろ！ ｢甘佐お前さぁ！ここまで来たらわざとだろ！どうしたらクリーム全部ひっくり返すんだよアホ！｣ ｢あ゛？隠し味？ンなもん教えるわけねーだろ秘密だよ｣ ｢……俺は、父さんみたいになりたいんだよ。父さんみたいに、いつかみんなを笑顔に出来たら…って……あああ！らしくねーのはわかってんだよクソ！こっち見んな！！｣ */ イメージソング ➷ [ビターチョコデコレーション] 🔗 https://youtu.be/XCyKJD6uQyg " どんな時も笑って愛嬌振りまくように " */ 通過シナリオ ➷ 「ハイフェッツをなぞる病」HO秀才 「チョコレートミルクに溶けて」

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ