タグ： プルガトリウムの夜

幼い頃から特撮映画や刑事ドラマなどが好きで人を助ける仕事に就きたいと考えていて、小学校時代(12年前)にひったくりの逮捕に尽力。当時交番勤務だった真田　隆則(ｻﾅﾀﾞ ﾀｶﾉﾘ)( HO1)に憧れ、警察官を目指す。 憧れのHO1とペアを組んで操作できることにこの上ない喜びを感じているが、愛の強さゆえか軽口を叩くこともしばしば。柔軟で順応性が高く、自己肯定感が高いので落ち込むことは稀。ポジティブお化け。逮捕術に長けているよ！ 決して折れず、皆を導くヒーローへの憧れからか、小さい頃からあまりつらい、助けてを口に出さない子だった。警察学校時代も、弱音を吐くことなく、むしろ守るべきものをまもるための力を得られる最高の時間だと思っていた。同期からも、あいつは人を助けるために生まれてきたと言われるほど、まっすぐで人に寄り添う優しい青年。 好き：笑顔、麻婆天津飯 嫌い：犯罪、悪意 【以下秘匿に関わります。】 が、その実自分の心からのSOSに目を向けずに生きてきただけだったようで、ある日パニック障害を発症する。 きっかけは、警察学校時代からの同期で、蛇原 辰巳(へびはら たつみ)と共に仲の良かった北山 裕明(ひたやま ひろあき)の自殺の知らせを聞いた時。 もちろん悲しかった。涙だって出る。でも、その感情は大切な人を失った自身のものでなく、辛い気持ちだった友に寄り添っただけのものだった。自分は警察だから、同じような人が一人でも多く救えるようにもっと頑張らないと…！そうやって前を向いて、仕事に向かおうと玄関のドアに手をかけた時、動悸が止まらなくなった。息がうまくできない。胃の中身が逆流してくる。自分の心の中で誰からも忘れられていた何かが、前に歩み立とうとする自身の体を縛る。 他人を大丈夫にするために、自分の心に大丈夫だと蓋をしてしまい、自身の心の悲鳴に全く気がつけなくなっていた彼は、心は問題がないのに体調が悪いのだと感じて病院を受診。しかしなぜか精神科を紹介され、担当医の佐々羅 透李(ささら とおり)から告げられた病名は、パニック障害だった。 仕事柄、困ってる人は精神疾患がある人間には頼れないのではないかと思い、以前の配属先では直属の上司や、必要に迫られた時しか話していなかった。 診断されてから精神疾患について自分なりに調べつつ、同じ状況だからこそ寄り添える、救える命もあるはず…！と、やはり自身の心より他人を優先してしまう。 そんな折に、電車内で自分と同じような発作を発症している少女、古鳥 ひなの(ことり ひなの)と出会い、病院まで連れ添う中で彼女の状況を知り、中華食堂"古鳥軒"に頻繁に通うようになる。お気に入りはもちろん麻婆天津飯(これもお気に入りというか、ひなのちゃんの得意料理だと聞いて喜ばせようと無意識) 普段は弱みを見せない性だが、同じ症状を持っている彼女と接するために自分の疾患は強みだと感じているので自分の病気についても明かしてる。 「古鳥さんとオレおそろいだね。オレもパニック障害なんだよ。こう見えて」 彼の性質から、自分に大丈夫だと言い聞かせ続けてしまうことで症状が悪化→自身でも予測できないタイミングでの発作が増えていく。 (本当に必要なのは大丈夫じゃないと気がついて認めて本当に大丈夫になるのを待ってあげることだった) 仕事中はなんとか誤魔化そうと必死だったが、日常生活はままならなくなっていき…11月30日。屋上へ。 「オレ、壊れちゃったのかな。…ヒロごめん。お前みたいなやつを救わなきゃって思ってたのにな。」そうして遥か下東京の夜景を眺める顔でさえ、誰の目から見ても笑顔だった。 「オレ、憧れの真田さんと仕事できるの、楽しみにしてたんですよ！ボスって呼ばせてください！今日からよろしくお願いしますねボス！」 「蛇原！久しぶりだな！お前もボスと同じ班だったんだな！」 「古鳥軒っておいしい中華料理屋があるんですけど、ボスの胃って中華耐えられます？」 「あれ！佐々羅先生！こんにちは！　はい、今日は発作もなくて！なんだか絶好調です！」 「殉職ってかっこいいですよね！あ、でも死にたくはないですから！いざとなったらボスが体を張ってくださいね！ほら！オレ、未来ある若者なんで！オレが殉職して号泣するボスはちょっと見てみたいですけど！」 「ボス。オレを殺してください。」 「真田さん…！？何でここに…」 「お会いできて光栄です…！実は俺あなたに憧れて警察になったんです…！本当は、明日から配属なんですけど…はは、ダメですね、オレ、壊れてるみたいで…真田さんみたいなかっこいい人にはなれないみたいです(笑顔)」 https://picrew.me/ja/image_maker/1869329/complete?cd=PauEvJdg9L ===================== ハンドアウト２(HO2)：傷多き協力者 ▼公開情報 あなたは警視庁刑事部捜査第一課に配属される刑事だ。 12 月 1 日付で HO1 の相棒となり、 モズを追うことになる。 　　 ▼秘匿情報 　[ 精神疾患について ] いつの頃からか精神疾患に悩まされている。※ 3 そのせいか自殺衝動に駆られることもあったが、 12 月 1 日の朝に目覚めた時から、 その症状は嘘のように無くなっていた。 [ 交友関係 ] 精神疾患を治療するためにカウンセラー佐々羅透李の治療を受けている。 中華食堂 " 古鳥軒 " を営む古鳥ヒナノとは友人関係であり常連客だ。 父親の死が原因で同じように精神疾患を抱える彼女に佐々羅透李を紹介した過去がある。 警察学校時代の同期、 蛇原辰巳は親友であり良きライバルだ。 彼と仕事を共にする日をずっと心待ちにしていた。 蛇原 辰巳(25)-へびはら たつみ-[警視庁刑事部捜査第一課所属　巡査部長] 警察学校の同期であり、親友であり良きライバル。 悪気はないのだが素行が悪く、同期からの風当たりが強かった。 古鳥 ひなの(19)-ことり　ひなの-[中華食堂 古鳥軒　代理店長] 中華食堂"古鳥軒"の代理店長。得意料理は麻婆天津飯。 モズ事件で父親を亡くし、形見の店を守るため専門学校を中退するが、父親の死が原因で精神疾患を患い、店の客足が途絶え始める。 佐々羅 透李(27)-ささら とおり-[東雲大学附属病院所属　カウンセラー] HO2のカウンセリングを担当しており、隔週で診察を受け持っている。些細な悩み事でも相談に乗ってくれるHO2の数少ない理解者。 推奨技能 ： 〈近接戦闘〉 ※３ 精神疾患の内容や患った経緯な どはプレイヤーが自由に決めて 構わない。 [ 連続殺人犯モズについて] モズとは、2020 年8 月から現れた連続殺人犯の通称である。決まって夜に犯行を行い、磔にされた遺体の心臓を拳銃で撃ち抜くことからこの通称がついた。どの遺体にも不気味な焼印が残されている。 [AF:継続探索者との縁] 重複可だが、1 シナリオ使用は 1 回のみ 1 回のみ、“街での聞き込み”が必要な際にばったり出くわして＜交渉技能＞が自動成功になる。 [AF:カルガモの恩] カルガモの親は我が子を全員無事川に届けてくれた探索者達のことを忘れない。 HP が0 になる攻撃が飛んできた際、1 度だけカルガモが飛んできて守ってくれる。(全体で1 回のみ)

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