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▽「ロトカ・ヴォルテラの愛堕討ち」 「喰らわば堕ちる。惚れたら負けだとか、そんな甘いもので満足するものか」 堕とすだけじゃ物足りない。人生をぶっ壊してやろう。 自分以外の相手じゃ満足に楽しめねえくらいに台無しな人生に。 ・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥… 【共通HO】 貴方たちは、何故かよく事件や面倒事に巻き込まれる。 そして、貴方たちは何よりもお互いに負けたくないと思っている。 今日も今日とて、相手を屈服させたい。 ・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥… HO1 極道者-------------------------------------------------- 貴方はヤクザ組織の若頭である。 故に体術に長けている。 今日も今日とてHO2をねじ伏せたい。 -------------------------------------------------- 【名前】 井隼碧綺（いはやたまき） 【職業】 極道 2010暴力団組員ベース 【特徴表】 ＜6-3 鋼の筋力＞ ダメージボーナスが１段階向上する。（例:「-1D4」なら「+０」に。「+０」なら「+1d4」に） ただしダメージボーナスが「1D6」以上ある場合は、１段階上昇する代わりにダメージ・ボーナスにさらに+1 ＜３－７俊敏＞ どんな時でも、素早く状況を把握できる。＜回避＞の基本成功率は、通常の[ＤＥＸ×２]ではなく[ＤＥＸ×５]である。 【設定】 ツンツンとした短髪に、鼻からほほにかけての大きな傷が印象的な男。 常に眉間にしわが寄っており、自他共に認める短気で横暴な性格。 不機嫌そうな顔をしているがいつも不機嫌というわけではなく、本人曰く「生まれつきこういった顔」とのこと。 勿論不機嫌な時もある。 肩から背中にかけて大きく和彫りの入れ墨をしている。デザインや色が気に入っている為自慢の一つ。 興味があると言った日には嬉しそうに彫り師の話や入れ墨の話を話す。 派手なシャツを着ていることが多く、理由は「そういう方が相手に対して牽制できるから」。 喧嘩っ早く、すぐに足が出るし手も出る。なんなら武器も出る。 とはいったものの、年功序列を大事に思っている節もあるため、上の人間から止められればぴたりと止まる。 逆に言うと『よし』をもらえば大義名分だと言わんばかりに殴りかかってくる。そして力も強い。 また、裏の仕事をしている人間と表の人間という枠を気にする節があり、一般人には極力手を出したり巻き込まないようにしようと気を付けている。 何故か共にいる事がある落語家の彼は「いけすかない性格」と思っている。そのためすぐに威嚇という名の唸り声をあげてしまうとかしまわないとか。 「何に対して」かは決まっていないが、絶対に負けたくない…という感情を強く持っている。　 【通過シナリオ】 ・ロトカ・ヴォルテラの愛堕討ち ・探索者「朝起きたらKPCが女体化してた上モテモテだったしなんかとりあえずめっちゃかわいい」 ・ドウルトを吐け ・探索者がいく！のんだくれツアー ・深夜送迎 【推奨技能】戦闘技能、交渉技能、三大探索技能 ---------------------------------------------------以下秘匿情報--------------------------------------------------- 【HO1 極道者】 「貴方に巣食うは、独占欲。 愛情なんて生ぬるいものはいい。お前を自分のものにしたい、と」 貴方は、HO2を気に入っている。いや。気に入らないが、気に入っている。 誰よりも自分のものにしたいと思い立ったのは、自由にしてもらって構わないが、少なくとも独占欲を抱いている。恋愛感情を抱いているかどうかは自由とするが、少なくとも自覚はできていない。面倒ごとに巻き込まれる度に、自分を見て噛み付いてくる様が面白くて仕方がない。だが、一方その頃で言葉や態度で言い負かしてきては余裕綽々な態度を見るとたまらなくぐちゃぐちゃにしたくなる。 HO2が異性と歩いているのを見つけたのだ。別になんてことないのにそれとなく後をつけた。路地裏に入るところを追えば、二人はキスをしていた。そして、不意にHO2と目があった。目を細めてほくそ笑むように貴方を見つめていた。確かに奴は貴方を見たのだ。 腹の奥で煮えくり返るこの感情はなんだろうか。 そんなことがあり、忘れようにもあの光景を忘れられずにいる。 さて、恐らくこれも何かの縁だろう。貴方の所属する組の組長から 「先日から、うちのシマでとある薬の取引をする輩が増えている、これ以上荒らされるのを黙って見とる訳にもいかん、こいつが薬の使用者らしい」 といって出された写真に居たのが、HO2とキスをしていた人間だ。 貴方の目的は、組長の命令を全うすること。そしてHO2に対して、自由に目標を設定する。(落とす、寝取る、奪う、等々自由にしてもらって構わない) 《探索者作成ルール》 貴方は体術に長けている。 STR、CON、DEXを2d6+6で決定し、そのうちひとつを18にする。 その代わり、INTが2d6+3固定となる。 近接攻撃(こぶしやキック等)技能どれかひとつに+25 《NPC紹介》 黒八鬼 柳平/くろやぎ りゅうへい (55) 関東最大のヤクザ組織、星侠会(せいきょうかい)の三次団体である黒八鬼組の組長。 朗らかな性格で、任侠道を重んじた方針を中心に活動をしている組である。貴方は組のナンバー2でもある若頭であり、組長に頼りにされている。 宇鷺 翔汰/うさぎ しょうた(32) 別の組、白狗組に所属をしている極道。軽薄な態度で、人を煽る姿がよく見られる。探索者に対してかなり友好的で、情報提供をしてくれている。手が早く、夜の相手を取っかえ引っ変えしている。体術にもたけており、逃げ足が以上に速い。 《事前情報》 巷で取引されている薬の名前は未だに不明。巷で付けられた仮の名称は「メデューサ」。 名付けられた所以は、薬の作用に関係している。人の魅力を最大限に引き上げるもので、どんな人間も惹き付けてしまうものらしい。 魅了されて周囲を巻き込むことから、別名感染型ドラッグとも呼ばれている。死亡したケースはないが、中高生の間で話題になっている為、若い人間が手を出す危険があるため、その前に止めなければ。 また、警察に目を付けられるのも厄介だと組の中でも話が出ており、早急な解決が求められる。 セッションが始まるまで、HO2に会うまでキスのことや薬の使用者について聞いてはいない。 ━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・ 「アイツの事？別になんとも思ってねえ。…いや、おもってる…のか…？」 「薬なんざ大っ嫌いだな。ありゃカタギに影響がありすぎる」 「つーか何ﾀだよあの女…後で絶対とっちめてやる…」 ━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・ 【設定】 HO1とは幼馴染の関係にあたる。しかし幼少期の事だったため、彼の事を幼少期の幼馴染みと同一人物と分っていない。 物心ついた頃から両親はおらず、田舎の孤児院で育つ。 その場所に存在する神社が遊び場で有り、よく訪れていた。当時の顔には傷は無く、比較的整えており、女に勘違いされていた。 その為人付き合い…特に地元の人と付き合うのを苦手としており、一人で遊ぶことが多かった。 そんな時、祖の神社に「烏天狗」を名乗る少年と出会う。この人物がHO2だった。 まだ幼かったことから「烏天狗」を信じ込んでしまい、妖怪との奇妙な友人関係を築く。彼の事を「くろにぃ」と慕い、後ろについて回る日々を送った。彼の話は面白く、どんな話も聞き入ってしまうほどだった。 しかし、「天狗の少年」は夏の時期を境に姿を消してしまう。 その年、孤児院から自身の親戚が引き取り手となると連絡が入り、田舎を後にしてしまった。 「くろにぃ」と会える機会が無くなり、引き取られた親戚からひよんな事からたらい回しにされるようにスレた。 チンピラまがいの事をしていた際に出会ったのが今の組長で有り、自分がただの「チンピラ」ではなく「極道者」として生活出来るように計らってくれたこともあり恩義を感じている。 成長し、組員として所属してからはその持ち前の身体能力を伸ばし、幼少期の姿は無くなってしまった。 だが、人の話をきくのが好きという感情は変らず存在し、実は聞き専として会話に参加することもしばしば。なので誰かが喋っていると静かになってしまうことが多い。 幼少期の女扱いの経験から「かわいい」と言われると威嚇してしまう。逆に「男らしい」「かっこいい」と言われると満足そうなかをする。 仕事の関係から裏の仕事、取り立て、などに躊躇いもなく、売られた喧嘩は買うタイプ。 とはいっても親父に迷惑をかけたいわけでは無いので、場を弁えるようにしてはいる。 カタギの人間を巻き込んで商売をする事が多い薬の事は好きでは無く、今回の仕事は気合いを入れている。 HO2とは成長し組員になってから再会。ただし当時の事は覚えているが「くろにぃ」は「烏天狗だ」と思って居るためイコールになっていない。 しかし、彼の事は「いけ好かないけど気に入ってはいる」と思っており、言い合いをするのに対してもイライラしつつ楽しんでいる。ただし、別の誰かが自分のようにHO2に絡むのは嫌菜気分になってしまう。 自分の感情に関しては真面目に考えているが、何と表現したら分らないと思って居るため、他者に聞かれるとイライラとしながら困る。 恋愛などといった感情かはわからないが何に対しても「独占」したい。 自分が一番がいいし、他者がHO2にてを出すのは嫌だしむかつく。 目標は彼の事を「どういう理由であれ独占する」ことである。

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