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中国のとある辺境の村に生まれた少年。いつもフードを被っている。通称「赤ずきん」 自分たちの生活のために野生動物を狩ってきたり、食べれる植物を採集してきたりする。 たまに狩った動物の毛皮を近くの街で売ったりなどしている。 気難しく最初はなかなか心を開かないが、珍しい物、美味しい物で案外簡単に釣れる。 電気機械系がさっぱりである。また、異文化に疎い。 英語が30未満なので、仲間の使う英単語がたまに聞き取れなかったり、難しい言い回しを理解できず聞き返したりする。 アリスに教わってるかもしれん。 あとは大半がネタバレなのでネタバレ欄を見てくれ。 ＰＬは辰砂(シンシャ)が呼びやすいのでそう呼ぶことにする。よろしくな。 <オリジナル>狩人[EDU×10＋DEX×10]※KP要確認 狩猟で生計を立てている人々　ハンター　武器に関しては時代によって考慮すべきだろう ※ベースは2010「農林業従業者」と幻夢境「狩人」と比叡山「狩人」 <隠れる><聞き耳><忍び歩き><追跡><目星>＋武器系技能1つ ＋以下から2つ選択<隠す><機械修理><跳躍><登攀><ナビゲート><博物学>⇒博物学を生物学に変更 参考：https://akishimacutouruhu.playing.wiki/d/%BF%A6%B6%C8%A4%CB%A4%C4%A4%A4%A4%C6 <不定の狂気>幻覚：見えないものが見える　追加で1D3点のSAN減少 2020/11/28まで(回復1,2,1) 【参加シナリオ】 咆哮エトランゼ(HO2) シグナルレッド・デッド 見えざる馬 VS DEX はやはや探索者 ~死は救い特別記念杯 ーーーーーーーーーーーーーーーーネタバレ「咆哮エトランゼ」※編集中 【ＨＯ2/赤ずきん】※HO文章はディスコード参照 職業：任意（裏家業では無いことが望ましい） 年齢：自由 性別：自由 推奨技能：目星、戦闘技能、回避、正気度、その他必要だと考えた技能 【特記事項】 STRは最大値で固定となる。 継続探索者でこのＨＯを使用する場合、シナリオ開始前の任意のタイミングで狼人間に噛まれたという設定になる。 新規継続に関わらず、クトゥルフ神話技能に+5％する。 また、シナリオ開始前までに【眠り姫】の設定についてKPとすり合わせを行うこと。 【眠り姫】の本名、容姿、性別、年齢、重傷になった理由について、基本的にはプレイヤーがすべて自分の探索者と同じように設定を決め、KPに確認を取る形を推奨する。 貴方は優れた戦闘能力を有している。任意の戦闘技能について、初期値に+50％する。 『特殊能力（赤ずきん）』 ・暗視 暗闇でも《目星》にマイナス補正はかからない。 【狼への変化】 満月もしくは魔力に満ちた円形の光を見ることで、完全な狼へ変化することが可能である。 ダメージボーナスは人間時の値に1D6のダイスを追加する。（元が+1D6の場合、2D6となる） 狼になっている間、任意の戦闘技能を《噛みつき》（1Ｄ8+狼としてのDB）に変化させる。 《武道》などを習得している場合、噛みつきにもそれに伴うダメージの上昇を適用する。 狼の毛皮は、1の装甲として扱う。 狼でいる間は、ラウンドの最後に1ｄ3のHP回復ロールを行うことが出来る。 ⇒<トンファー>が<噛みつき>に置き換え　1d8+1d4+1d6(<中国武術>使用時：2d8+1d4+1d6) ーーーーーーーーーーーー とある経緯により狼人間となった少年。身体の成長は13歳の時から止まっている。 双子の妹・珊瑚は【眠り姫】として現在【白雪姫(ジェイミー)】に保護されている。 狩人は村にいたころからの職。現在はエトランゼとしての活動をメインに行っている。 ■妹プロフィール 名前：罗 珊瑚(ルオ・シァンフゥ) ※PLが呼ぶ際は「しゃんふー」が呼びやすいと思う 年齢：重症時13歳 性別：女 身長：155 瞳の色：コーラルピンク ■生まれ 中国のとある農村に生まれた双子の兄妹。両親は順番に病で死んだ。 貧しい村であったため、幼いころから村の農業、狩猟の手伝いをしていた。 妹は花や作物の知識に詳しく、作物の成長管理を任されていた。 自分は力仕事が得意なので作業全般と、村や畑に近づく野獣の駆除、狩りを任されていた。 お互い唯一の肉親で、それぞれを補って生きてきた。 自分の半身。失くしてはいけない片割れ。誰よりも何よりも大事な存在だった。 ■村について 中国のド田舎の一時代遅れてんのか？って感じの農村。 さすがに時代は21世紀なので、村の中心施設（役場ってほど大きくないけど）にパソコンが1台ある。 電気も通ってるけど、テレビ等の娯楽はない。 農作業や狩りもほとんど機械に頼らず、受け継がれてきた匠の技による手作業。 「仙人」があだ名の中国武術に長けたご老人がおり、その人にトンファーを習っていた。 兄妹の面倒をよく見てくれた人。二人が11歳のときに天寿を全うした。 ■ペンダントについて 兄妹が生まれて3つのときに、両親が贈ってくれた宝物。 辰砂のものには「珊瑚」が、珊瑚のものには「辰砂」が使われている。 組み合わせると中国の白と黒のあれっぽい形。それぞれが勾玉みたいな。 ーーー以下経歴　忙しい人は下までスクロールするとまとめ ■狼人間になったいきさつ 近くの山に、あるころから野生の狼の群れが住み着いたらしい、と噂になった。 それから日ごと、日中夜間問わず、野獣による畑の荒らし被害が増えていった。 村は狼駆除班を編成し、辰砂はそこに加えられた。 どうやら本当に狼の群れは存在したようで、数が多く、討伐は夜明けまでかかった。 討伐班が朝日と共に村へ帰ると、村を囲う柵の一部が壊され、畑が荒らされていた。 まるで討伐班が村を離れた隙を狙ったかのように、狼が数匹入り込んだらしい。 家に帰ると妹が震えていた。治療の跡があった。狼に襲われたらしい。 討伐班に必要と呼ばれたとはいえ、妹が怖い思いをしていた時に守れなかったことを悔やんだ。 それから数日。日ごとに妹の様子がおかしくなっていった。 噛まれたときの傷の影響だろうか、体調が悪化していく。会話の内容がうまくかみ合わない。 いつもは謙虚な妹が、贅沢品の肉を欲しがるようになった。 腕を自ら傷つけたような、握りしめた跡が見受けられる。傷の痛みが我慢できなくて苦しいのだろうか。 村の人を見る目も、自分を見る目も段々変わっている気がする。 一瞬感じる気配。獲物を見るような目。そして怯えた目。 日に日に、妹ではなくなっていく気がした。 討伐の日から一月が経った日の晩。 寝室で伏せているはずの妹が起き上がってきて。月が見たいから支えてほしい、と言った。 今夜は満月。ずっと外に出られてない妹が望んだ夜空を見せてやろうと思って一緒に外に出た。 雲一つない夜の空に、ぽっかりと丸く、輝く月。 妹はそれを見て　涙を流し　告げた。 「さいごのわがまま　きいてくれてありがとう」 「さいごまでわがままで　ごめんね」 「ずっといっしょにいたかった」 肩口が途端に熱くなった。何かが自分に覆いかぶさった。 目の前でひとつ、大きな綺麗な遠吠えが響いた。 からだがつめたい。まぶたがおもい。 そうだ　妹は？ ゆっくりと開けた視界に写るのは、赤、赤、赤。 広場の方で怒号が聞こえる。重い体をどうやって引きずったか覚えていない。 そこには、獣の耳と尾を生やし、傷だらけになり、腕と足が変な方向に曲がった少女の体が吊るされ。 丸い月に照らされて、その体躯に、今まさに鉈が下ろされようとしていた。 目の前が真っ赤になった。思考の端の自分は存外冷静で、これは自身の目が血走っているのだと、そう感じた。 どうすればいいか　どうすれば止められるか どうすれば目の前の人間どもを「排除」できるか　直感的に理解した。 自分のこの牙を　爪を　肉に食い込ませるだけでいいのだ。 ヒトの肉は、こんなにも柔らかいものだったのか。 これは妹だ。自身の片割れ。なくしてはならないもの。 絶対になくしてはいけないのに。 「排除」する方法はわかっても、「救う」術がわからない。 どうしたらいい。どうしたらいい。 どうしてこうなった。 自分たちが何をしたのだろう。 からだがつめたい。まぶたがおもい。 立ち止まれない。止まってしまったら、ぜんぶなくしてしまう。 嫌だ　嫌だ　嫌だ！ 力の最後の一滴が落ちる。 意志に反して落ちていく意識の中で、何かの近づく足音を聞いた。 ■まとめ ・棲みついていた狼の群れは狼人間が率いる群れだった ・討伐の日、村を襲った狼は狼人間が率いていた ・妹、狼人間に噛まれた（寝てたので「狼」に噛まれたと思った） ・妹、狼人間化。最後の夜、自分が化け物になる感覚はしていただろうけど、半身である兄から離れることが何より怖かった。 　最期に兄と満月を見たかった。 ・妹、狼人間になり兄を噛む ・辰砂、噛まれたショックと失血で気絶　その間に理性を失った妹が村で大暴れ。壊滅レベルまで村を追い込む ・妹、自信を制御できず力の限り暴れたあと弱る。残った村人に袋叩きにされる。 ・次に辰砂が目を覚ました時、「処刑」される寸前の妹　だったもの　が目の前に写った。 　そこで目の前が真っ赤になって自らも「狼化」して村人を襲い、妹だったものを連れて逃げ出した ・逃げて逃げて逃げまどって、ボロボロになって行き倒れかけたところを白雪姫に拾われる 尚、船・ニコ・【白雪姫】が生還しており、【赤ずきん】のプレイヤーが望む場合、【赤ずきん】は新たなクレイシのメンバーとして、【眠り姫】のキャラシを作成することが可能である。

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