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■一部特殊ハウスルールにて作成 ・STR,SIZ：2D6 ・EDU：1D6 職業ベース：2015料理人 職業技能ポイント：[EDU×10×DEX10] 選択技能：小型ナイフ 特記：専門のサービスを提供し、かつ芸術/製作(料理)に成功すれば、《信用》《説得》などに+10%のボーナス。※学生探索者のため無効 特徴表 1-6《強固な意志》：何事にも動じない、強靭な精神の持ち主だ。能力値POWおよびSANは変動しないが、現在正気度ポイントに+5。ただし増加する上限は、最大正気度ポイント(99-《クトゥルフ神話》)となる。 5-2《斜め上からの発想》：狂気に陥った場合、探索者は独特の感性により、原因となった恐怖に対して秘められた真実を見抜くことができる。キーパーはクライマックスで宇宙的恐怖の一端を教えてくれるだろう。ただしクライマックス以外の場面では、何も教えてくれない可能性がある。 いななみ ななせ。 傷だらけでぼろぼろ。誰が見ても虐待やいじめに遭っていると分かるような風貌の少女。 しかし話しかければ笑顔で返す、愛想のいい点がある。 だが笑顔の裏の本心はまったく冷静で、笑顔で「大丈夫です」といえば人はほっとした顔で去って行く、ということを覚えたに過ぎない。 素の彼女は表情筋を動かすことはなく、淡々と受け答えをする。 「ご心配にはおよびません、ななは大丈夫です。ありがとうございます！」 「……ん、ここにいるのがいちばんいいと思った。時間までずっといるつもりだよ」 「おじさん……、いいよ、ななが作るから」 通過シナリオ ・ ■《HO2：ロリ》 あなたは虐待を受けている。 HO1と同じアパートの隣の部屋に住んでおり、少なからずHO1に懐いている。 （6〜12歳の子供/性別指定なし） ※以下、おじロリオブ・ザ・デッド　HO2秘匿情報 ■《HO2秘匿：ロリ》 HO 推奨技能：交渉系技能 あなたは虐待を受けている。 父親は暴力や暴言を浴びせてくるし、母親は変な宗教にハマっている。 まともなご飯にありつけることも稀だ。 それが噂になっている為、ご近所の目はあなたに対しても冷ややかで、学校ではいじめを受けている。 HO2は少なからず生き辛さや理不尽を感じているだろう。 その中で、唯一の味方と言えるのがHO1である。 HO1は危害を加えてこないし、お菓子もくれる。 その他HO1との関係については、下記を参照。決定してから、公開HOを参照しながらHO1と決めて良い。 ・父の暴力について 暴力や暴言を浴びせてくる。酒癖も悪い。 "施設"は怖いところ（幼心に想像する刑務所のようなイメージ）で、警察や病院に行くと、そこに連れて行かれると教えられている。 ・母親の宗教について 高価なツボを買ってきたり、聖書のようなものをブツブツと読み聞かせたり、父親の暴力を「それは喜びなのよ」と言って肯定したり、宗教に没頭して育児を放棄したり。 ・いじめについて 虐待により見窄らしい格好をしているせいか、それとも本人の言動に問題があるのか、学校ではいじめを受けている。 いじめを受け居心地が悪いが、休めば両親に連絡が行く為、通学を続けざるをえない。 ・HO1について 虐待やいじめをHO1がどれくらい把握できる状態にある（傷跡が見える、いじめっ子が近所にやってくる、直接相談済みなど）かはHO2のPLが決める。 しかし、少なくとも近所にはバレて噂になっているため、全く知らないことは有り得ないだろう。HO1が知り得るHO2の情報については、KPに確認を取ってからHO1のPLに伝えるか、KPを介してHO1に伝えること。 ここに記載のある以上の具体的な内容はPLが好きに設定して良い。 ▽名前由来 稲並：並→ナミテントウから。 　　　基本的には益虫だが、攻撃的な種であり、他のテントウムシまで捕食するうえ、拡散力も高い。 七星：ナナホシテントウから。 　　　触れると擬死にはいる、鳥に狙われにくく、警告色の見た目を持つなどの習性に由来。 ▽虐待/いじめ 家ではほとんど使用人のように――否、影武者と言った方が合っているかもしれない――息を潜めて生きている。 父親に暴力を振るわれないように、母親の関心が向かないように。 物心が付いてある程度行動できるようになると家事は全て七星がするようになった。料理もその延長で、自分の分を掠めとるしか方法が無いのに美味しく作らなければ殴られるという環境から上手くなったに過ぎない。 また、暴力を受ければ「ありがとうございます」と笑みを浮かべ礼を言う癖がついている。母親の教育による賜物だ。これにより、いじめを受けた際にも同じように謙るため余計に悪化する。 給食の時間は唯一きちんと何かを食べられる場であるが故に、ひっくり返されたり虫を混入させたご飯なんかも食べる。 ▽HO1について 最初は変な人だと思った。 しかし次第に、『同じ側の人間』だと気付いた。 所謂、世界に見捨てられた人間だ。 普通の大人なら絶対に素を出したりしない、が、何となく、何かの気まぐれで――或いは家にまだ帰りたくなかったからだろうか――たまたま外にいた彼に話しかけてみた。 彼は不器用に笑って、ぐしゃぐしゃのお菓子をくれた。 それから、たまにおじさんの家に帰る時間になるまでの間居座っている。 聞けば料理が不得手なようで、作る代わりに食べさせてもらったりもしている。 この世界唯一の居場所なのだと、認識している。

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