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双子の弟カナタと2人暮らしをしている19歳のアルカナ隊員。 幼少期、両親が他界し、二人で慎ましく暮らしていた。 しかし、15歳の頃買い物に行っている間にカナタが人さらいに連れていかれたのであった。 カナタを助けなきゃと思って街の大人に助けを求めたが誰も助けてくれなかった。 あふれ出る涙を拭いながら助けを求め続けるとそこにいたのは隊服を着た紫髪のアイマスクをした青年であった。 青年はアリアの事情を聴いた後他の隊員に連絡し人さらいの集団を逮捕してカナタを連れ戻してくれた。 「次は一緒にでかけるんだよぉ？もし、なにかあったらお兄さんがまた懲らしめてやるからさぁ♡」青年はそういうと頭を一撫でして去ったのであった。 アリアはそのとき、青年の役にいつか立ちたいと心に誓ったのであった。 それから時は流れて17歳。 アリアとカナタはアルカナ隊員となった。所属は愚者のアルカナ隊。そこにはかつて自分たちを助けてくれた紫髪の男性が愚者の隊長としていたのであった。 だが、最後の戦いとなる前の戦争で片腕と片足を神話生物によって負傷してしまったのであった。 負傷したものは戦いには参加させられないと隊長に言われ、アリアはカナタを残して隊を去ることが決まった。 その日の夜アリアのことを気にかけていたカナタと隊長はアリアを誘い、皆でドンチャン騒ぎし、お別れ会をしたのであった。 そして寝落ちる前にカナタと久しぶりに一緒のベッドで寝ようとした。 「戦争が終わったら姉さんには穏やかな日常を過ごしてほしいな」カナタはそういうとアリアの手を握って共に眠りについたのであった。 カナタやルカ隊長、愚者の隊員のみんなのことを信じて帰りを待っていた。 ここまでがデュームズデイ開始前までの出来事↟ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以降が終結した後の世界線 しかし運命というのは残酷な面もあったのであった。 隊員から戦争が終結したという話を聞いた。しかし、詳細を聞くとアリアはその場から崩れ落ちてしまった。 なぜならルカ隊長もカナタも隊員のみんながあの戦争で亡くなったからである。 ・・・・・・・・そして3年経ったあとアリアはカナタの遺品とルカ隊長の遺書を大事に保管しながら愚者の隊員たちが褒めてくれたヴァイオリンを奏でて養護院で仕事をするのであった。

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