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「2010」より「小説家」で作成。 「アイヒマンの鳥籠」NPC。 灰色のふわふわ髪にタレ目。温厚で物腰丁寧な男性。 少々引っ込み思案な面がある。 同居人の東鬼 澄也さんとは小学生の頃からの付き合いで所謂幼馴染。一つ年上のお兄さん。 父子家庭だった梓は父親に暴力を振るわれていた過去がある。 それに気づいた東鬼さんが彼を突き落とし、転落した父親は死亡。事故として処理された。この事実は東鬼さんと梓しか知らない。 父親に虐待されていたこともあり気が弱く、引っ込み思案で人の顔色を伺いがちな暗い子供だったが東鬼さん家族のおかげで徐々に明るさを取り戻していった。 今は東鬼さんと2人で暮らしているが、成人するまでは母親が身元を引き受けて育ててくれたのでその間は穏やかに過ごすことが出来た様子。 職業は小説家。昔から絵本や文学などを読み、物語に浸るのが好きでインドア派だった。 細々と執筆活動をしつつ、東鬼さんの苦手な掃除や洗濯などの家事をこなしている。最近は猫を飼おうか考え中。 東鬼さんに対しては、彼の手で父親を殺めさせてしまったことに申し訳ない気持ち、負い目を抱いている反面、自分を救ってくれたことに感謝もしている。 あまり人との交友が得意ではなく友人も少ない梓にとっては彼は数少ない信頼できる人物であり、家族以上の存在でもある。それ故か少し依存している部分もあり、傍から見るとその気の許し方はやや歪んでいるようにも感じられるが本人は無自覚。 彼が抱えている葛藤は彼のものであるので自分がとやかく言うべきでもないのかもしれない、とは思いつつも、彼が手を汚してしまったのは自分が原因なので罪悪感は未だに尾を引いている。 好物は東鬼さんの作ってくれた料理。特にパンケーキが好き。 お花が好きで昔はお花屋さんになりたかった。 好きなお花は自身の苗字でもある雛芥子や竜胆など。

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