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2015年特徴表 鋼の筋力　ダメージボーナスが一段階上昇　1D6 珍しい技能　一部の人を関心させる技能がINT*5ある 剣道の強豪大学と言われる大学から転入してきた。生まれつき霊感があり、視える。が、その事に関してあまり明言はしていない。 幽霊に対して強い興味があり、むしろ、現実世界の逃避といってもいい。彼にとって現実は虚しいものでしかない。 だが、常に笑顔を浮かべ、当たり障りなく振る舞い、コミュニティーをうまく活用して効率的に生きている。 琴の名手たちが生まれる家に嫁いだ女の子供。 生まれた瞬間、父親は女から子供を奪って女を捨てた。 物心つかない内から琴を叩き込まれ、勉学に政治や裏社会のどうしようもない知識を植え付けられた。うまくできないと棒で全身を叩かれていたので、露出を極力避けている。 とくに早くから認知症を患っていた祖母からは異常な性的執着を受け、無理矢理早熟となった。 祖母からは若かりし時優しかった祖父だと認識されている。 また視える体質だったため、常に人ならざるものに怯えており、また"引き寄せる体質"だった。 子供の頃から精神的に追い詰められていたため、二人から逃げるために隠れ続けた結果、隠れることが得意になった けれど、まだ子供だった時。 かつてまだまともで優しかった祖母が弾いた「さくら、さくら」が頭に残り、それだけを糧に厳しい稽古に耐え、琴を引き続けてきた 祖父からは異常なほどの期待を寄せられ、琴の演奏が少しでもうまくいかなければ平手打ちされたり棒で背中や手の甲を叩かれた。 手の甲はもはや人に見せられる物ではなく、琴の演奏はできるが「他のこと」をすること自体がやや難しい。 よって常に手袋やオーバーサイズのアウターで手を隠している。その両手は、ぞっとするほど傷だらけでコンプレックスであり、絶対に他人に見せない 琴の演奏の時のみその手は大衆に晒されるが、ほぼ強制的に植え付けられた琴の天才的演奏によってその傷跡は「天才の証」のように美談にされてしまう。 自分の悪感情に引き寄せられ、家は悪いものが溜まるようになり、祖父は祖母は行方不明になった。 そして物置で遺品整理をした際、天井から異臭とどろどろの黒い体液のようなものとウジムシが降ってきたことで、屋根裏を除くとそこにはぐちゃぐちゃに腐り果てた二人分の死体があった。 それ以来、暗く狭いところがひどく苦手である。 そしていつか殺してやろうと恨んでいた二人は、よくわからない理由で幼少期から覚えていた復讐心を置いてきぼりにしてしまった。 父親は鞠の名声を自分のことのように自慢し、利用するだけ。政治の道具にする。愛情なんてものは最初からない。 鞠ももはや傀儡のように人形のように従順にしている。父親の怒鳴り声が祖父に似ているせい。 鞠にとって大切なものは琴と薙刀だけ。他はどうでもいいが、琴ができなくなることだけは拒む。 学校はとても楽しい。クラスメイトとも仲がいい。家がほんの少し苦しいだけ。 だからいつしか光のなくなった黒い瞳を隠して笑顔を常に浮かべるようになった。 もはや自分がどれだけ糸魚川家や政治に利用されてもいい。どうでもよくなってしまった。

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