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``` 技能ベース→スポーツ選手 自殺した生徒について: 自分はこういうことを防ぐような人間になりたくて教師になったんじゃないのか？と思っている。深入り出来なかった、しなかった事実もしも自分が深く話すことが出来ていたら防げたのではないか？と思っている。 ■HO2 「HO②先生が笑顔を絶やさない」 ・あなたは体育教師です。 ・HOの中では新人で、年齢が最も若いです。 以下、秘匿内容 ▼過去 あなたは過去いじめっ子でした。また、両親からDVを受けていました。中学生の時にいじめグループの中心人物として、率先していじめをおこなっていました。いじめの内容は肉体的なものから無視、物やお金を奪ったりなど様々でした。ですがいじめていた人物がいなくなってしまい、親からのDVも無くなり、自身も高校受験に追われいじめはしなくなりました。 ▼自殺した生徒について あなたはその生徒が所属していた部活の顧問です(部活内容は好きに決めて構いません)。彼女は部活に所属してはいますが、もうかれこれずっと部活に参加していないです。よく保健室に行くのを見かけていたので声をかけていましたが、そのたびに「大丈夫です」と笑顔で返すばかりでした。生徒はHO①先生のクラスでした。 ★好きな戦闘技能に+40%。 ``` HO2先生は 3-B の担任 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 秋鹿律(あきしかりつ)・男・体育教師(バドミントン部顧問) よくいる典型的な熱血教師！という訳でもなく、取り分けカリスマ性を持っているわけでも無いが、笑顔を絶やさない感じの良い先生として評判はそこそこ。 とはいえ教師らしく厳しい面もあるので苦手な人は苦手そんな普通の先生。「あき先生」とか「あっきー」とか言われてる。 どこか一線を引いて喋っているような雰囲気がある 以下過去背景、 「律」という名前は己を律する正しい人間にだとか、自律だとかそういうのを込めたと昔聞いたが、正直どっかで聞いた「名前は呪い」の通り、自分はとんと縁遠い人間になったと思っている。 思えば家族旅行なんてした記憶は無かった。そういう家族だったから。 小学校に上がる前程から両親は喧嘩が絶えず、しょっちゅう母親は家出をするし、父は酒に明け暮れるしで最悪だった。でもそれが日常だったので慣れた。最初こそ悲しいとか寂しいとか感じてた気はするが、もうそれにも疲れた。 情緒不安定な上に更年期障害なのかはたまた八つ当たりなのか、中学になる頃には暴力を振るわれたり罵詈雑言だったりを浴びせられたりした。でも別に生死をさまよったとかのレベルじゃない。他に比べちゃ温いものだったとそう思う。 親も親なら子も子だとか言われたらそうなんだと思うし、言い返す気もない。 そういう毎日を送っていて家庭環境が他より悪いからそんな理由があるからいじめをしていいなんて事も無い。 秋鹿律がいじめなんてしていたのは「八つ当たり」だった。自分も普通が欲しかった。自分は強いんだと負け組だと言われないために中学校じゃカーストの上位にい続けることに必死だった。今思えば馬鹿だと思うし、子供だったと思う。 いつしかいじめていた人間が居なくなって、親からの暴力も無くなって。過去から逃げるように高校は地元から離れた場所を選んだ。怖くて仕方なかった。罪悪感ばかりしか残らなくてちっとも強くなんてなれなかった。そもそもとして、自分が強い訳がなかった。 高校を卒業して、親が離婚して、大学を卒業して教員免許を取って、なんの間違いか「教師」という職に就いた。やりたいことがなかったから「教師」になったのかもしれないし、少しでも許されたくて「教師」になったのかもしれない。 いつも笑顔を絶やさないのはそうした方がいいから、誰も困らないから、色んなことを諦めているから。せめて優しそうな人間というレッテルが欲しくて愛想を振り撒いている。 自分は最悪の人間だからどうなってもいいと思ってる癖に人に媚びてる愚かなやつです。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ いじめっ子にもし再会したら頭を擦り付けて謝りたい気持ちもあるが、自分の自己満足をぶつけることになるとも分かっているのでふと思い出す度になんとも言えない気持ちになっている。 最近母親が再婚したらしく、電話で一報を貰った時律はただ一言「おめでとう」と返した。

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