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幼少期に旧校舎にて先生に命を救われたという経験から、その先生のように人を護ることのできるものになりたいと思い、もともとオカルト関係に興味があったことやその先生が霊能力を使えたこともあり霊を祓う者になろうと決意する。 大学生の時一念発起し、大学を中退、某寺に弟子入りをして長い修行を始めた。 そして彼は今修行を終え、正式に霊を祓う霊能力者として活動をしている。 修行をしていた寺の協力もあり霊関連の依頼は来るものの、数は少ない。 霊と関わるせいか身体をよく痛める。サロンパスが手放せない。 霊を祓う時以外では所詮便利屋のようなものをやっているがそちらの方が繁盛し、もはや便利屋が本業なのでは？というような状況になっておりフラストレーションが溜まっている。 当時の先生の年齢を追い越した今でも先生より上手く霊を祓うことのできずに焦っている。 そんな矢先に自身が担当した霊障事件で死者が出てしまう。 周りからはあれは仕方の無い犠牲だった等と励まされるが月日が流れてもあの感触が忘れられず、自身のあり方に疑問を感じてしまっている。 現在独身。最近では親に結婚をせっつかれている。 「忘れられない未来へ」生還 絶対に超えてみせるからな！そっちで見とけよ！

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