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自衛隊に所属する男性。ゴリゴリの肉体派。 国際貢献活動として災害や戦禍に苛まれた地域に出向き、救助や復興支援に日々取り組んでいる。 性格はいたって真面目で朴訥としており、仕事は淡々とこなすタイプ。一人称は「俺」 小学生のころから合気道の師範である父の元厳しい稽古に明け暮れていたが、牙流留は小柄で臆病な性格であり、道場内で兄弟子たちに執拗に手合わせを強いられ辛い思いをしていた。 年の離れた兄に毎日の苦しみを打ち明けたところ、兄は両親に内緒でAIのプログラムが入ったパソコンを渡してくれた。 「このAIはまだ作りかけだけど、牙流留にあげる。この子は無限の可能性を持っているんだ。大事にしてくれる？」 牙流留が頷くと、兄はにっこり笑ってその場を去った。そしてその後しばらくして、彼の失踪の知らせが届いた。 AIは簡単な受け答え程度しかできなかったが、プログラミングの知識がなくても人間との会話やインターネットを活用した自己学習の機能が設定されており、幼い牙流留でも扱うことができた。 それからは厳しい訓練があっても、家に帰るとAIが慰めてくれた。AIが膨大なデータから引き抜いた効果的な練習法、試合への取り組み方のアドバイスを実行するとみるみるうちに上達した。年を経るごとに体格も大きくなり、牙流留は強くなった。 父の強い希望で自衛隊に入隊してから、パソコンの持ち込みが許されないためAIをルンバを改造した中身のコンピューターに移し替えて持ち込み「るんた」と名前を付けた。 るんたは牙流留にとって唯一の親友であり、兄弟である。 【呼ばわる三角】 三角…故人 骨董品が好き 電話、夕焼け空 ミスミケイコ 遺品（ビデオテープ）：夜の18時以降 ハネボシ市 後姿　おぼつかない足取り、白髪 三角の部屋。黴臭さ メモ：テープを見てほしい。本人の字 液晶テレビ、値札のシール 収集品を見て欲しい 本棚の奇行書、持ち帰ってもいい ノートパソコン　 引き出しの鍵、なくなった クローゼット。衣服は売ってもいい ・死因→わからない ・研究→文化人類学 本棚……いろんな本。伝説、民間伝承、呪い 危険な薬物と薬効 →コカイン：ぎそうかん、体の表面に虫が走る。 書斎机……ノートパソコン、鍵。 ノートパソコン：文章ファイル、記録001 虫がいる。筆記用具、木箱は黒ずんでいる →細かな傷。ではなく蛆 クローゼット 衣服の下に品々。緑罹った石。 隆起した部分が石造っぽい テレビ 情報が増えている。 こんな私を暴いてほしい ドイツ語「善悪の彼岸」 開けない本。何度も撫でつけられた一説「怪物と戦うことは自身が怪物とならないように気をつけろ」 書斎机の引き出し 引っかかっている。真っ赤。 中心の石造。前足、後ろ足、単眼と触手 聞き耳……引き出しから音がする。くぐもった音。筋肉が収集する音。 パソコン 記録002 ニーチェの書籍 ・クローゼット 熱気。記憶と現実がずれている 手がねばつく。 テレビ まだそこにいるだろう。 石造。 脳髄、心臓 脳髄：人間の臓器とは異なる。蛆。ひだの隙間に本。 →萎縮：肉体を委縮させてコントロールを奪うことができる。MPの対抗。 心臓：灰緑色の石造。精巧。 クローゼットに当たる、臓器が脈打っている。 ・ケイコ →ビデオの前に蹲っている。 ・電源が付いていない。 ・ポケットの中に石造が壊れたもの。 ・荷物 →三角。ビデオテープ。

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