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クトゥルフ PC作成ツール
濡羽 あや(ヌレハ アヤ)
ID:4235803
MD:4c9bdca833ebaa852adf308fed30c8b9
濡羽 あや(ヌレハ アヤ)
タグ:
ろーて式
鈍色の記憶と化した恋の日々
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
SIZ
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EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
前職、マニア・コレクター ◆ いつからか、私の世界には色が無かった。 いつからか? 恍けるのもいい加減にしろ。彼が死んでからだ。はっきりと記憶している。 それに気付いたのは、彼の葬式で彼の庭の紫陽花を見た時だった。その鮮やかである筈の花が青紫か赤紫か分からない、ただそれだけだった筈だ。 然しそれに気付いた途端、私の世界から色と云う概念が消えた。否、彼の訃報を聞いた時から色なんて無かったのだろう。馬鹿な私の脳味噌では、少し気付くのが遅れただけだ。 嗚呼、赤とはどんな色か。 青とはどんな色か。 黄とは。 緑とは。 橙とは。 茶とは。 紫とは。 色とは、なんだったか。 色を完全に忘れてしまう様な、白紙が散乱した部屋で今日も眠る。良い夢も悪い夢も結局苦しくなってしまうから、何も見ずに朝を迎えられます様にと祈った。 ◆ 濡羽あや。30歳。 数年前まで作家として活動していた。ジャンルはミステリが主だったが他にも色々な作品を世に出していて、かなり有名な作家だった。当時のペンネームは一ツ目 烏(ヒトツメ カラス)。 落ち着いた性格だが人と会話するのは好きだったらしい。特に同業者と対等な立場で話すのが好きで、上の文中の「彼」もその一人だった。 また、同業者として知り合った訳では無いが、現在それぞれ小説家をしている八木兄妹とは子供の頃家が近かったこともあり、よく遊んでいたらしい。 また、彼女は性同一性障害の女性である。 顔立ちや身体付きが中性的なことや身長も高いことから女性扱いされることは少ないが、それでも稀にそのような扱いを受けると強い嫌悪感を示す。 実家は古くから続く由緒ある家系の濡羽家で、あやは性自認が女性でないこと、母が他界し父が行方不明であること、髪の色が周りと違うことなどから家に馴染めなかった。 学生時代は私立の中高一貫女子校に通わされていた。中学3年生の時の担任が理解ある教師だったことがあやの唯一の支えで、その担任から共学高校への受験を薦められた。 もちろん家には反対されたが最後まで考えを曲げずに戦い、最終的には勘当される。しかし、担任の支えと本人の努力によって無事に高校に合格。アパートで一人暮らしをしながらアルバイトで学費と家賃を払う生活は決して楽なものではなかったが、家から開放されたことが何よりも嬉しかった。 そうして時は過ぎ、高校を卒業し国立大学へ入学。大学三年生の時に小説新人賞に応募した作品が最優秀賞を受賞し、そのまま小説家としてデビューを果たした。 そんな出自こそ最悪の人生だったが、その後は順調に明るい生活が待っている。はずだった。 25歳の時、小説家・涼暮四葩との出会いがあやの人生を大きく変える。 涼暮は「大ファンなんです!よければお茶しませんか?」と近づいてきて、特に断る理由もないので近くの喫茶店で文学について語り合った。明るいがどこか怪しいというのが第一印象で、その時は沢山いる同業者の知人の1人という認識だった。 しかしその後も頻繁に会って話しているうちに、いつの間にか本名を知る仲になり、会う場所は喫茶店から涼暮の自宅になった。涼暮はあやを「先生」と呼び、強く慕っているようだった。 同じ空間で過ごす時間が長くなって、お互いをよく知るようになっても、2人は相手のプライベートなことをわざわざ聞くようなことはしなかった。それが2人にとって心地よい距離感だったからだ。 そうしているうちに、あやは涼暮から自分に向けられている感情が尊敬や憧れだけでないことに気づいた。それは俗に恋愛感情と呼ばれるもので、幼い頃から嫌悪してきた感情そのものだった。 問題は、あやにもその感情が芽生え始めていたことだった。積極的だがどこか控えめな涼暮にいつの間にか惹かれていたのだ。 もし告白を受けたらその時はしっかり断ろう。私達はこの関係を続けるのがお互いにとって最善なのだから。そう、心に決めていた。 それでも思いは募るばかり。自分の考えていることが分からない。そんな悩みを抱えていたあやに、突然その日は訪れた。 「僕は先生のことが好きです」。恐れながらどこか待ち焦がれていたその言葉。しかし、涼暮にいきなり手を掴まれて軽くパニックを起こしていたあやは、早口で捲し立てるようにその告白を拒絶しそのまま家に帰ってしまった。 悪いことをした。どうすれば。自己嫌悪に苛まれたまま眠れぬ夜を過ごし、朝日が昇る頃に気絶するように眠りについた。 目が覚めた頃にはもう日が沈み始めていて、軽く身支度をしてすぐに涼暮の自宅に向かった。謝らなければ。その一心だった。 しかし涼暮はいなかった。鍵は開いたままで、縁側の傍の襖も開いたまま、昨日のままだった。 酷く胸騒ぎがした。 覚悟を決め、その日初めて、あやは自ら涼暮のプライベートに踏み込んだ。 寝室と言われていたその部屋にも涼暮はいなかった。畳まれた布団と小さな本棚と勉強机があるだけの部屋で、机の上には分厚い封筒がぽつんと置かれていた。 恐る恐る手に取って中身を出してみれば、折りたたまれた何十枚もの便箋が入っていた。ゆっくりと広げて読もうとして、最初の2文字が目に入った途端、膝から崩れ落ちた。 ああ、そんな。 強く打ち付けた膝が痛んで、これが現実だと思い知る。 私のせいだ。 私が彼を振ったから。 私が、彼を殺した。 ◆ 数年前、自分を慕っていた若い小説家の「彼」を亡くした日から色が認識できなくなった。 原因が精神的なものなので先天性の色盲とはまた別だが、視界のイメージとしては全色盲に近い。視力は悪くないが間違いなく生活はしにくくなっているだろう。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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