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水澤遥は改造人間である。 彼はまだ2,3歳の頃、FHによる改造手術を受けていた。 生体兵器創造計画「プロジェクトAmazon」。様々な生き物にレネゲイドウイルスを自動生成する核を仕込み、FH専用の生体兵器「アマゾン」とするその計画。 彼はそのラストナンバー「Ω」として改造を施され、その後さまざまなFHにとって都合のいい教育を受けたのち生体兵器としてFHに貢献 するはずだった。 その計画はUGNに露見し、即座に介入。彼はUGNに保護された。 その後はUGNの保護下で、彼本人の希望もあって一般人として生活しているが、ひとつだけ弊害があった。 それが、「アマゾン」であることだった。 FHが創りだしたアマゾンと言う存在は、人間を餌とする。FHとしては、適度に人肉に対する食欲を抑える薬を与えつつ、適度に餌を与える（一般人を襲わせる）ことで飼い慣らす予定だった。 彼自身も例外ではなく、日常的に人間に対して強い食欲を感じてきたが、その度にUGNによって彼専用に開発されたアンプルを用いてそれを押さえている。 どうやら過剰にタンパク質を摂取することで誤魔化せるようだが、アマゾンが人間を求めるのには理由がある。高たんぱく、つまりは高エネルギーのモノを餌として本能的に好むのだ。 人間への食欲はタンパク質、つまり卵などで抑える事が出来るが、その身で人智を超えた現象を引き起こすような生命体、例えば能力使用時のオーヴァード、ましてや本能全開のジャームを前にして、その狩猟本能を押えきれるかは、保証できる材料は無い。 戦闘時は、自身の「アマゾン!!」の声で、全身をキュマイラの能力で変身させ、一部をソラリスの能力で変質させる。 敵を斬りつける度、酸が攻撃に使用した箇所から微量放出され、相手の体が溶けるか何かで飛沫が上がる。全力で攻撃したら相手は特に何もない限りドロドロになって溶ける。 予定。

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