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燕子花家の使用人。 イサミお嬢様を心から尊敬している。 はちゃめちゃに顔がいい。いつでもにこやかで朗らかな雰囲気の人。 力仕事から家事までなんでもござれ。料理が得意で、やりくり上手。どこから仕入れたのか、最新の流行にも詳しい。ご近所さんや商店街の人とも仲が良く、楽しそうに話す光景がまま見られる。 常に物腰柔らかで見栄えもいいため、男女ともによく言い寄られている、が、本人は「仕事が一番なので」と断っている様子。 特技は、お膳立て。 【HO】 お嬢様第一主義。”自分”が薄い人。 お嬢様にお仕えしお世話することに、至上の喜びと生を感じている。 しかし自分は燕子花の家に従ずる者であり、イサミお嬢様に仕えられる期間は限られている事も深く理解している。 家と家との繋がりによる利益が最重要視される結婚において、少しでも良い扱いをしてくれるお家で、なるべく苦労をしないお家へ…と願い続けており、使用人の自分が直接できることは無いので…と、なにやらこっそり動いている様子。 趣味は、暗躍。 互いの立場の違いを明確にするため、呼べば自分の邪な気持ちが洩れて知られてしまうのではないかと恐れることから、イサミを名前で呼ぶことを極力控え、壁を作るという意味でも基本に「お嬢様」と呼んでいる。 ーー痴れ者の自分とは、身分もその心の美しさも、何もかも釣り合いません。ましてや私の全てたる方に恋慕するなぞ、失礼極まりない。それでもどうか密やかに、貴女がくださったキャラメルの箱に入れて奥深く、心に抱くことを、お許しください。 “お嬢様“、お幸せになってくださいませ。 （きみかげそうしろう→君影草→すずらん）

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