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　元外科医。遺書屋の前も殺し屋をしていた。過去に医師をしていた事以外の経歴は基本的に謎。 　普段は口元の傷を隠す為マスクをしている。他にも全身に傷跡がある。弾痕とかも。 　大量のメスを全身に仕込んでいる。ので、服などすべて含めた重量は見た目よりかなり重い。メスは投げたり切ったりなんでも使う。メスが使いやすいからメスばかり使っているが、暗器のたぐいも得意。でっかい武器を振り回すのは苦手。綺麗に切れないから好きじゃないってさ。 　2～3年前に、現在の遺書屋の相棒・莫羅冥が遺書を書かせている場面に遭遇。これから殺す人間にわざわざ遺書を書かせるという行為に興味を持ち、退屈しなさそうだと組む事を申し出る。莫羅冥が殺し自体を面倒くさがっていた事もあり、以来遺書屋として活動している。 「では冥くん、今回の依頼、あなたならどのように攻めますか？」 「遺書は書きましたか？私はあまり気の長い方ではありませんので、急いで頂けると助かります」 「おや、痛いのは苦手ですか？ ご心配なく。痛みを感じる前に死ねますよ」 　外科医の頃、ある子どもを救えなかった事がずっと心に残っている。比較的子ども、幼い人に甘いかもしれない。外科医の頃は救える命に限りがあると思い詰める事もあった。今は標的も邪魔者も、殺す相手はだいたいクソなので、自分が手を下した分クソが世界から消えてルン♪である。手ごわい相手に当たったり興味深い事象に出くわしたらとっても運がいい♪と思う。 2022.06.21　ドロップアウト・ディスパイア　ロスト

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