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―――――――――― 「私は、ベラドンナ。少なくとも今はそう呼ばれてる。ベラでいい。…君は？私は名乗ったよ。次は君の番」 「…ごめん。私、考えるのは苦手だから、君達への誠意を行動でしか示すことが出来ない。君達が言うなら…考えるという行動をする努力も、するけれど。きっと、迷惑をかける。ごめんなさい」 ■ハンドアウト： PC番号:2 ポジション:任意　記憶のカケラ:任意 暗示:反転　たからもの:本 あなたは目覚めたときに自分の顔を見て驚いた『人形』と出会った。不思議だな、知らない奴のはずなのに。あなたにとってPC1は人形にしか見えないのだ。 ■容姿： 薄桃色の髪をベラドンナ・リリーを模した青い簪で一輪挿しにしている。瞳の色はクールグレー。目鼻立ちはわりあいはっきりしており、外見年齢のわりに出るところは出ている。肌は白く、白人の少女に似た出で立ち。 背中に布がなく、首後ろで前身頃を支える形の、青紫を基調とした和装かぶれのワンピースに、グレーのスパッツを着用している。帯の中にたからものである【本】を大切にしまい込み、腰の左には【釘バット】、右には鮮やかな赤色の【合金番傘】を下げている。開いた背中の肩甲骨のあたりからは、薄汚れた【やぶれひまく】が翼のように生え広がる。足元は裸足。 感情が極めて顔に出ず、常に無表情で眉一つ動かさない。その代わりとでも言うかのように頭部の【けもみみ】や脚部の【しっぽ】が彼女の思考に連動して動く。 ■性格・その他備考： 思考よりも言動や行動が先に立つ。表情の薄さとは裏腹に端々に豊かな感情を含んだ素直で正直な物言いをし、姉妹の身を案じる。考えることは苦手、と自称しているように、発言をする際も言葉を選ぶという段階を踏み忘れることが多く、悪気なく人を不快にさせてしまうことがままある。しかし、PC1から自身に対して向けられている感情については、そんな彼女にしては珍しく煮え切らない困惑の色を浮かべている様子が見て取れる。 ■ベラドンナ・リリー： bella donna(ベラドンナ)は、イタリア語で「美しい女性」の意。和名はホンアマリリス。花言葉は「ありのままの私を見て」「私の裸を見て」「沈黙」。

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