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＊職業技能(2015 ミュージシャン参考) 　言いくるめ、聞き耳、芸術(指揮)、製作(作曲)、心理学、聞き耳　ー　値切りと入れ替え、ほかの言語(日本語)　さよなら説得 ＊興味技能 　芸術(ピアノ)(最高の指揮者になるには必要だった)、目星(演奏者の些細な機微を見逃さないよう)、キック、回避(しらん…親にでも習ったんじゃないですか…) ＊特徴 　ド根性 ＊自担の息子！少し尊大な面を隠しつつ、ぱっと付き合った感じは明るい青年。 　父親に法的に認知されていないが、大学の費用や生活費の扶助、面会などは定期的におこなわれていた。 　父親を憎んでいるが、その実いつか父に自分の作った曲を歌わせたいと思っている。 　母親も有名な歌手。仲良し！ 　飛び級で音大を卒業、天才指揮者と謳われるがその若さ故、世間の荒波に揉まれている最中。 　煙草を吸うのは父親の前だけ。歌手である父親の喉を汚したい。けど自分の作った曲を歌ってほしい。矛盾している。 ＊後遺症 　ドリームランドに行くことができない。 ＊一人称：僕 　二人称：君 ＊矯正の両利き ＊参加シナリオ 　SPIN-OFF TO FATE／(1卓) Genius is 1 percent inspiration and 99 percent perspiration. （天才とは、1％のひらめきと99％の努力である。） -　Thomas Edison （トーマス・エジソン）　- 以下ネタバレｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ ・レオン 　思い浮かぶ。鮮烈なまでの劣等感と、何がなんでも自分を認めてもらいたいという自我の塊。それが自分だった。父親がいない世界を、歪んでいると感じただろうか。感じたはずだ。納得した気になって、一番気にしていたのは自分だったのだから。でなければ、彼の前だけで吸うようなタバコも、彼に歌わせるための曲も、考える必要はなかったのだから。 　母親に感謝をしているからこそ、父親の在り方が気に食わなかった。父親としての役割を、金の受け渡しだけでになっているのが気に食わなかった。 　金髪の男とは日々も人生も余すことなく共有するくせに、自分には時間をくれたことはほとんどない。気を使われているのが気に食わなかった。家族であろうとしない、形だけの父親に、憎しみを抱き、歌手としての彼に嫉妬した。 　気づいていたのに。どちらも歩み寄っていなかったことに。 　歩み寄りさえすれば、何かが変わったかもしれないのに。現状と現実にだけ固執して、変わってくれることに期待して、結局何も得られなかったのに。 　お前が、最も強く想うモノは＿＿＿＿＿。 　光が灯る。微かな光は灯火から鮮烈な閃光となって視界を切り開いていく。 　風が駆ける。目を開けることも難しいほどの暴風。しかし、不思議と体が吹き飛ぶようなことはなかった。台風の目、とっさにその言葉が脳裏を過ぎる。 　薄目で覗く世界のありようは、金髪の青年の後ろ姿だった。 「立て」 「呆けている時間なんてどこにもない」 突風に紛れて、ばさりばさりと何かが切り刻まれる音が続く。風の刃が自分たちを取り囲むように牙を剥く化物たちに突き刺さっていくのを、やっと視認した。 嵐の中心で、この男は自分を守って戦っていたのか？どうして。その疑問に答えるようにアシュトンは苦々しげに口を開く。 「お前が一番強く想う相手は、ここにはいない。悪いな」 「それに、お前はアドルフを止める使命がある」 言いつつ彼は腕を動かして、めのまえの怪物たちを屠っていく。 「僕はお前のことを知らない。お前の父親は知ってるがな」 「バカで阿呆で救いようのないほどのお人好しで、それでいて傲慢だあの男は」 「お前は、どう想ってるんだ」 風がうるさい。この中でなら、いいのではないのだろうか。どうせ聞こえやしない。風の轟音、化物たちの叫び。一言だけでも、言えるかもしれない。 「・・・なら」 そういってアシュトンは、貴方の襟元を掴み上げる。 「見返してやれ。その程度のことも出来ずにピーピー喚くな」 「剣を取れ。お前自身の剣を研げ。切っ先も向けられない相手に対して、憎まれ口なんて叩く権利もないんだよ」 「お前が、強くなりたいのなら、もう一度強く心に刻め。もっとも強く想うものを」 目を閉じる。 刃のような言葉尻の中に、微かな優しさを見たような、気がした＿＿＿＿。

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