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大黒　れい（おおぐろ　れい） 21歳 拝掌教の信者 大変真面目な男の子、教祖様の身の回りのお世話から何か何まで一通りこなす。 イワラギ 人前ではイワラギのことを教祖様と呼び、人目のないところではｲﾜﾗｷﾞさんと呼ぶ。 「教祖様…信者の前ですのでもう少し背筋を伸ばしてください。」 「もう…仕方ないなぁ～今回だけですよ！」 「ちょっと！？イワラギさん！ポケットにティッシュ入れたまま洗濯機に入れないでくださいって俺言いましたよね！？」 「イワラギさん…それおっさんくさい」 なんやかんや言うけど全部やってくれるオカン属性男子。 まだまだ若いので、頑張って説得しようとしても、言いくるめられてしまう青二才。 ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ 秘匿 両親が大黒れいを生んだのはひとえに自分たちに都合のいい奴隷が欲しかったから。 「れい」という名前も奴隷という名前にしようとしたところ、役場職員に止められてやむなく「れい」という名前になった。 こんな名前で提出してしまうほど、両親、特に母親の精神状態がひどく、幼い頃からお前は奴隷だと言われ、育ってきた。 両親に尽くしていなければ、ご飯も与えられないし、与えられるのは痛みと屈辱。 一度だけ自殺を図ろうとしたことがあったが、父親に見つかり、ひどい罰を受けた。 その時のことがトラウマになってしまい、彼は自ら命を絶つことが出来ず、かといってやっぱり死ぬのは怖いので、両親が交通事故に遭って死んでくれないかと常に願っていた。 名づけの一件で児童相談所に目をつられていたらしく、れいは一時的に孤児院に預けられ、そこで初めて痛みのない日を過ごし、でもすぐにあの家に戻されてしまうんだと深い絶望感に打ちひしがれているところ、イワラギが話しかけてきてくれて、れいは不覚にもボロボロと泣きじゃくり、「家に帰りたくない…」と心境を初めて第三者に吐露した。 そこでイワラギに言われた通り、半信半疑ながらも神に祈りを捧げると。両親がいなくなり、家の呪縛から解放され、喜びを通り越して、イワラギへの深い信仰に気持ちが傾倒していく。 この人こそ救世主であり、この世になくてはならい存在。この方の為なら何でもする。この時そう決めた。 https://picrew.me/share?cd=FNveNHC2sx HO:柊 あなたは拝掌教の信者だ 【推奨技能】目星・聞き耳・図書館・刃物系技能 秘匿：あなたは殺人者だ あなたはろくでもない環境で育った。HO1と出会ったのはとある孤児院で、あなたは家庭内暴力が原因で一時的に孤児院へ保護されていた。 保護は一時的なもので、両親が上っ面の反省を見せればあなたは家に帰されてしまう。そうすれば次は殺されるかもしれない、と当時出会ったHO1へ相談したところ、彼/彼女は「自分を救ってくれた神様に祈るといい」と言った。半信半疑ながら、藁にもすがる思いで彼/彼女と一緒に神様へ祈ったところ、貴女の両親はその翌日に失踪した。そうしてあなたは地獄のようだった家から解放される。 それからHO1の元にはあなたと同じように助けを求める人々が次々と訪れた。側でそれを見ていたあなたには、彼/彼女の力を信じるには充分だっただろう。 そうして集まった人間たちによって、彼を教祖とする宗教団体「拝掌教」が設立された。 それから相談者の数は一気に膨れ上がった。増え続ける相談者に、日に日にHO1が疲弊してゆくのは明らかで、あなたはどうにかして彼/彼女の助けになりたいと思った。 だから嘘をついた。 教団内では「敬虔な信者には神が教祖様と同等の加護を与えてくれる」という教えが広まっており、あなたはその教えに則って「自分にもその加護が与えられた」と嘯いた。 そうして、相談に訪れたものを虐げる「加害者」をその手で殺し、教団の裏手にある山へと埋めた。 おかげで、HO1の元へ訪れる相談者は半分になった。あなたが半分殺し続けているおかげで、彼/彼女は幾分かましな顔色になったことだろう。 あなたはHO1を信じている。いつしか彼/彼女は、この世から全ての悪を取り払ってくれるだろう。その助けになるのならば、あなたはその手を汚すことすらいとわない。 ・・・・・・・・・・ ・祈りについて HO1が相談者の額に掌を向けて祈りを捧げる。すると加害者は行方不明になる。現在まで行方不明になった人間は見つかっていない。 現在では週に2～3日、一日につき4～5人の相談者が教団まで訪れる相談者は、教団幹部の「鬼灯」という男が事前に選定している。 勿論あなたには加護の力などないので、祈るふりだけして相談者から加害者の情報を聞き出し、夜な夜な殺しに行っているわけだが。 ・・・・・・・・・・ ・神の加護 HO1が持つ祈りの力を、信者たちは「神の加護」と呼ぶ。 敬虔な信者には同等の力が与えられるという教えがあり、集まった信者たちは毎朝熱心に祈りを捧げている。 ・・・・・・・・・・

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