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【背景】 主に恋愛小説を手掛けている小説家。 ただし恋愛小説といえど一般的な日常を舞台にしたそれ以外にも、戦時中、果ては異世界を舞台にしたものやオカルティック要素を含んだものなど一風変わった作風のものもある。自身が手掛けるそれらの小説が少しずつ脚光を浴びる様になってきて物書きとしては成功している様子。話題に上る様になった頃に舞い込んだ文芸雑誌の取材を受けたことがきっかけで今まで控えていた顔出しを行ったところ、その容姿は自分の予想以上に(良い意味で)世間の話題に火をつけたらしく、最近では「モデルでもいける」といった話題も多くなった。話題になるに比例して著書も売れていくものの、その度にこれは小説そのものの良さによるものなのかそれとも話題性によるものなのかと頭を抱えてしまうのが密かな悩み。だが最近は有り難くも手に取ってもらえていることに変わりはないのだからと前向きに考える様にしている。 都心から離れた古風な平屋に一人暮らし。家の至る所に本棚があり、特に書斎には自身の著書や蔵書が沢山。 5つ歳の離れた妹がいる。両親は既に他界しておりたった一人の家族である妹が何よりも大切な存在。小説家になった切っ掛けも昔から物語を書くのが好きであったこともあるが、それ以外にも作った物語を読んでくれる度に喜んでくれる妹の顔がもっと見たいとの思いも大きい。「私シスコンじゃね？」とぼんやりとシスコンの自覚はある…らしい。 【妹との関係】 妹の名前は舞羽(まう)(元ネタは戦車Maus＝まうまうである)とは元々良好な関係だった。物語を作るのが好きな兄とそれを楽しみにしていて読むのが大好きな妹といった感じ。それは進学してからも変わらなかったが、妹とのきずなが深まったのは両親の他界が切っ掛け。廉太郎が高校3年の時に両親がそろって事故で亡くなり、以降兄妹は身を寄せ合って生きてきた。廉太郎の夢は小説家になることだったが、生活のため、そしてたった一人の家族である最愛の妹の為に高校卒業と共に就職、妹の為に働くようになる。しかし夢を諦めてほしくないと妹からの声援と力添えがあり、再び小説家をめざして奮起した末に見事夢を叶えた廉太郎は妹に感謝していると共により大事にするようになった。 妹も妹で物作りが好きで特に服飾に興味を持っていたため現在は服飾の仕事についている。廉太郎が着ている着物は実は妹がデザインし仕立てたもの。 廉太郎の宝物はそんな妹が中学の頃に「小説家になる夢が叶いますように」と作ってくれたお手製のお守り。とても大事にして今でも常に身に着けている。 【大切な宝物】 アーティファクト:「手縫いのお守り」 大切な妹が作成してくれた手縫いのお守り。経年による汚れや擦れがあるが大切に持ち歩いており、触ると仄かに温かさを感じる気がする。 GMがシークレットダイスを振った後、任意のタイミングでアイディアを指定、成功した場合、その時に応じたプラスの補正や情報が手に入る。 『神なんて信じてはいないけれど、これだけは大切にしている。 「お兄ちゃんの物語が、好きだから」 踏み出せなかった1歩を、小さな手が押してくれる気がする。』 【べース職業：作家/クトゥルフ2015】 ◆職業技能補足： ・オカルト：超常現象やホラーテイストも作風に組み入れる事があるため知識として身に着けている。想像力を掻き立てられるからと元々興味はあった様子。 ・変装：顔出し後その容姿から外を出歩くのもままならなくなってしまい編集社や妹からの助言を受け変装をして出歩くようになった。本当にばれていないのか…真相はわからない。 ◆趣味技能補足： ・目星：小説のネタになりそうなものはそれが何であろうと見逃さない精神。 ・聞き耳：小説のネタになりそうなものは聞き逃さない精神。物書きは常にネタに飢えているのだ。 ・歴史：個人的な趣味として歴史が大好き。歴史に関する蔵書も多数所持。他、歴史からはやや逸れるが戦車をみると興奮する。 ◆特徴表(クトゥルフ2015)： 2-4「愛書家」：あらゆるジャンルの蔵書をもっている。「図書館」技能に＋20％。更に図書館に出かけなくても、自宅の書庫で「図書館」ロールが可能となる。 5-2「斜め上からの発想」：狂気に陥った場合、探索者は独特の感性により、原因となった恐怖に対して秘められた真実を見抜くことができる。キーパーはクライマックスで宇宙的恐怖の一端を教えてくれるだろう。ただしクライマックス以外の場面では、何も教えてくれない可能性がある。 【通過シナリオ】 ・「雨降る街で」…2019/05/01

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