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職業のベースは基本ルルブ弁護士 正義感が強く、困っている人は放っておけない性格。 穏やかで誰にでも親切で、部下や同僚からの信頼も厚い。 その一方、飾り気がなくプライベートをあまり語らないため、ミステリアスな人間とも捉えられがち。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 5才の時、母を事故で亡くす。 7才の時、父の再婚によって優しく美人の継母と、2つ歳下の弟ができる。 血は繋がらないものの、弟ができたことが嬉しく何かと世話を焼こうとする。 弟はいつも なされるがままだった。彼の仄暗い目が妙に気にかかったのを覚えている。 継母の家系は代々道場をやっているらしく、剣道の師範だった父も、夫婦で道場を営めるなんて幸せだと嬉しそうだった。 これから始まる新しい生活が楽しみで楽しみで、期待に胸を高鳴らせていた。 新しい家族で暮らし始め、程なくして気づく。とっても優しいおかあさんは、弟の前でだけとっても怖い女の人に変貌するのだ。 もちろん、継母の虐待を止めようとはした。しかし、弟のものの比ではない程に暗く濁った、深淵のようなその瞳に見つめられると、もはや足は動かなかった。 10歳の時、父が病に倒れ 12歳の時、父はこの世を去った。 父の葬儀が執り行われる中、虚ろな表情で私と弟を見つめる継母の姿を見て確信する。 父亡き今、この家で私を守るものはもう無いのだ、私の番が回ってきたのだと。 その後のことはよく覚えていない。 葬儀が終わった後、帰路につく親戚の車に潜り込み、困ったような顔をした彼らの前で しゃくりあげながら、要領の得ない話をした記憶はある。気がつけば私は、親戚の家で引き取られることになっていた。 こうして私は一人、安息地を手に入れたのだ。弟を地獄に取り残して。 そうするしかなかった、仕方がなかった。そう自分に言い聞かせるも、ふとした瞬間、罪悪感が胸中に渦巻く。 (守れなかった) (目を背けた) (私が守ってあげなきゃいけなかったのに) (一人で逃げ出した) 大学を卒業してから意を決して道場を訪れたが、継母は既に他界し、弟の行方は誰も知らなかった。 もしもあの時をやり直せたらーー そんなことは不可能だ。わかっているからこそ、なお一層後悔が胸を締め付ける。 あの時守れなかった弟と重ねるかのように、出来るだけ多くの人を救おうと思い、法の道に進んだ。 幼い頃からやっている剣道は、弟と自分の接点であると同時に、自分と苦い過去を結びつける呪縛だ。 何度もやめようとしたが、結局今も続けている。やめてしまえば自分は、過去の過ちまで全て忘れてしまうような気がするから。 AF:罪刀・『悔』 『罪とは何処にあるものなのか。』 その銘に相応しくない純潔を象徴する百合の華の紋様があしらわれた大太刀。 鞘と刀身は一切の淀みなき純白。 その輝きはあらゆる罪を帳消しにし、 赦しを与える呪いの光。 基本ダメージ:2d6+db 《特殊効果:断罪》 〈日本刀〉ロールを行う前にこの特殊効果を使用するか否かを決定する。 1d100を振り、奇数であれば技能を確定成功とし、攻撃は必中となる。(回避は不可。装甲の貫通は無し。) 偶数であれば自身の『大切な人の記憶』を失う。これは事前に設定しておき、10回でその人の全てが忘却される。 《特殊効果:切裂》 この特殊効果は自動発動となり、所持しているだけで効果を発揮する。 自身が受けた傷が自然現象や事故ではなく、悪意をもって攻撃されたものであるのならば自身が受けたダメージと同じ値を対象にも与える。 与える傷の位置は自身が受けた位置と同じである。 また、この効果で与えたダメージは2度と癒えることはない。 AF：純銀の弾丸(純銀の杭) 一回のみ使用可能。銀を苦手とする神話生物の装甲を無視することができる。 杭の場合、一回使うと腐食したように壊れてしまう。

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