タグ： 192san

桜乃 理央(さくの りお) 劇団員　23歳　男 元気で好奇心旺盛。年齢の割には子供っぽい一面が多く、落ち着きがない。 高校時代は演劇部に所属しており、今は立派な俳優としてある劇団に所属している。 趣味はドラマ・映画鑑賞や読書。体力がないわけではないが、極度の運動音痴。 誕生日：4月27日 イメソン：「エンゼルケア/いよわ」「呼吸がおさまらない/シシド」 2023.03.23~31「偶像は四季に祈る」HO1 通過 以下【偶像は四季に祈る　HO1春】秘匿ネタバレ 小学〜中学時代の間では酷いいじめを受けていた。理由は至極単純なもので、男にしては華奢な身体的特徴を揶揄われたり、女のような名前を馬鹿にされたり、運動が苦手なことを馬鹿にされたり、文句を言われたりと、そんなありきたりで理不尽な理由から精神的にも肉体的にも大勢のクラスメイトから傷つけられてきた。毎日のように私物を盗まれ、壊され、汚され。毎日のように罵声を浴びせられ、暴力を振るわれることだって珍しくはなく、酷い時は性的暴力を受けたこともある。体に傷を残して自宅へと帰ることも多かったため、当然のごとく家族からは心配の声をかけられたが、怖くて本当のことを話せずに、笑顔で誤魔化すことが癖になっていった。 それでも精神は耐えきれず、中学時代に一度自殺未遂を起こしたことがある。自宅での首吊りだったが、縄が千切れなんとか助かるも、意識不明の状態で家族に発見され、そこで初めていじめの事実を家族に話さざる負えない状況になった。 慰めの言葉と気づけなかったことへの謝罪を受けたが、その時心に残ったのは、家族に強い心配と迷惑をかけてしまった罪悪感と、自分が死にぞこなった事実と、深く刻まれたクラスメイトへの恐怖心だけだった。 その事から、自分の報われない精神状況に絶望し、それらの本心を全て演技で隠すようになった。 その後もいじめは特になんの解決もせず、なあなあで終わり中学を卒業することとなる。 高校での生活に初めは不安を抱え怯えていたが、特に自分がいじめや陰口の対象になることはなく安心はするものの、周囲で起こるいじめを見ると恐怖心が蘇り、居ても立っても居られないような不安定さに苛まれながらも、培った演技力でそれを誤魔化しつつ、幸運にもできた友人たちやよく相談を受けてくれていた夏目先生のおかげもあってか、楽しい高校生活を送れていた。 また、見える位置にいじめの痕跡である傷跡が残ることはなかったが、自殺未遂を起こした際に残った縄の跡は残ってしまったため、常に包帯を巻いて隠している。 ・春川 さゆりについて 高校2年の頃、一つ下の学年の彼女がいじめられている場面に遭遇したことが出会だった。 初めは怖気ついてその場をさろうとしたが、見てしまったからにはどうしてもそのことが頭から離れず、後悔することへの恐怖心の方が勝り、手を差し伸べた。その後彼女は自分と同じ演劇部に入り、先輩後輩、そして友人としていい関係を築いて行った。 彼女と時間を共にしていて、自分が彼女に特別な感情を抱いていることに気が付く。 間違いなく彼女に恋をしていたが、本当の自分を隠すことしかできない者が誰かと人生を共にするなど不可能だと思っていたため、初めから交際は諦めていたこともあり、彼女から「好きな人ができた」と報告された時は、少しは傷もついていただろうが全力で応援していたことだろう。 ・夏目 薫について 高校生活がうまく行ったのは、この人のおかげと言っても過言ではない。 彼は初め、新しい高校生活への不安を真剣に聞いてくれた。自分の本心を話すのは怖くて詳しく話すことはなかったが、それでも真剣に答えてくれる彼に、少しの希望を見たのは事実だ。その後も深くまで事情を話すことはなかったが、過去のいじめが原因で本心をうまく話せない自分自身を否定せず笑顔で話を聞いてくれたこともあり、小〜中学時代で暴力的ないじめを受けていたことまでは彼も知っていることだろう。性的暴行を受けていたことや自殺未遂を起こしたことまでは、未だに話せていない。 いじめのこと以外にもちょっとした悩みの相談、例えば部活で困っていることがあるとか、友人たちとの関わり方などの話をよく聞いてくれていた。 ・他PCたちについて 三年間同じクラスだった。自分にとっては初めて出来たまともな友人であり、奇跡のような存在。 だが自分が本心を隠して過ごしてきた故に出来たものだと思っているので、結局最後まで本心で話せたことは一度もない。見限られる恐怖から、三年間ずっと一定の距離を保ち遠慮してる部分が多かっただろう。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ