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精神科医兼開業医。元々は研究畑にいた人間だったが「このままでは本来の意味でのこの業界全体の成長は目指せず、ひいては患者たちの根本の解決にも至らない」と言う考えから研究所からの独立を経て「志水脳病院」を開業、自分と事務作業をしてくれている畠中(ハタナカ/29歳女性)の二人で細々と経営している。 患者を所謂監禁状態にし経過観察をするという臭い物に蓋をするような治療方法に対して疑問を抱いているものの、現状それ以外の治療法を取るためには設備を整える困難さや周囲の目を気にする家人などの存在もあり厳しい部分があるのも承知している。一度精神科学を学びに国を出たいと思ったこともあるが年が年であるため諦め、若い学徒が画期的方法を外部から輸入してくれるのを待つ姿勢になるばかりであることをもどかしく感じている。 穏やかで物静か、対人の際は物腰柔らかく接そうと努力をしている。しかし元々研究畑の人間であったこともあり、本来は一人で机に向かうなりする方を好んでいるため私生活ではやや不愛想。 好きなものは氷菓の類、嫌いなものはフィクションをフィクションとして割り切り楽しむことが出来ない者が言いふらす迷信俗信の類。 畠中とは男女の関係にあり、実質内縁の妻状態。 にじいろおじさん。

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