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矢口　朱（やぐち　あけみ） 中の人：おぼろ　　アバター：黒谷ヤマメ 生まれも育ちも門崎市の、UGN門崎支部に籍をおくエージェント。 幼少期にシンドロームを発症、先代支部長である藤宮悠樹の保護観察下で育つ。 その知識と集中力で異常とも言える後方支援能力を発揮、支部のブレインとして 藤宮悠樹とともに門崎市の平和を守ってきた。 そんな功績もあって、先代が失踪した際に周囲から次期支部長として指名を受けるが 「家系優先！」などとのたまって藤宮悠斗にその座を押し付けた。 （…が、これは彼女の抱える言い知れぬ恐怖がそうさせたものである。 UGNという組織に対する"何か"が、彼女を支部長の座に就かせることを拒んだのだ） 世間には精神疾患（※）として通っており、一般の教育機関に通わずに専門の機関で 治療を受けているということになっている。その一環として図書館で司書を務め、 街の人々と交流することでリハビリを行っている…というカヴァー。 休館日の図書館に入り浸り、蔵書を読破するのがライフワーク。 （曰く、"そろそろ二周目"だとか。ノイマン恐るべし） どこで覚えたのか、自称"のじゃロリ"。 威厳を見せたい時に使っているらしいが、たぶん何かを間違えている。 …動物達と意思疎通するに当たって都合が良いのだろうか？ ※設定補足：精神疾患について 制御を外れた《トランキリティ》による脳内麻薬の過剰分泌がその原因。 あるひとつの事象に対する絶大な集中力と引き換えに周囲への注意力が失われる。 "読書を始めると読み終えるまで呼びかけに一切応えない" "新しく会話に参加してきた第三者に全く気づかない" といった症状として表れたため、彼女がオーヴァードであることが判明するまでは コミュニケーション障害の一種として診断されていた。 現在ではこのような症状が出ることはなくなったが、 有事の際には意図的にこの"疾患"を引き起こすことで集中力を高めている。 ただ、当時程でないにしろ平常時と比べて注意力が失われることに変わりはない。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・PC5ハンドアウト 推奨ワークス/カヴァー：UGNエージェント/なし シナリオロイス：藤宮悠樹（先代支部長）（P：尊敬/N：劣等感） 君は門崎市のUGN支部に先代支部長の頃から在籍しているエージェントである。 ―といっても、門崎市自体は滅多に事件は起こらず、基本的に最低限の人数しか居ない。 それでも君にはこの街に残る理由があった。 「―あの子にはきっと、大きな運命が待ち受けていると思う。だから、 　その時は貴方があの子の力になってあげて欲しいの」 かつてそう君に語った、先代支部長の願いを受けて、今でも君はこの街に居る。 そして、珍しく事件が起きた時―その時が来たのだと君は直感した。

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