タグ： くじゃ 蹂躙するは我が手にて

軍事・自衛隊パイロット(2015)ベース　C国の参謀総長(オリジナル職業にて8技能取得) [EDU*10+DEX*10、年齢40歳以上によりEDU+1,APP-1] [特記:幹部自衛官(士官)は軍事や戦闘に関する〈説得〉に+10％] 推奨技能〈機械修理〉〈重機械操作〉〈電気修理〉〈ﾊﾟﾗｼｭｰﾄ〉を〈回避〉〈精神分析〉〈製作(軍事作戦)〉〈信用〉へ変更。 作戦実行のため専門的助言や計画立案、組織の士気向上など、軍人・参謀的役職に相応しいと思われる技能として取得。 推奨技能〈+個人的な関心の技能1つ〉を、戦闘技能〈日本刀〉にて取得。 Katrina Moran Laird-カトリーナ・守蘭・レアード 【カトレア】 花言葉：優美な貴婦人、成熟した大人の魅力、魔力、魅惑的 科・属名：ラン科カトレア属 英名：Cattleya（カトレア） 由来：①属名は最初の収集・栽培者である、イギリスの園芸愛好家ウィリアム・カトレーの名前にちなむ。 ②花言葉の「優美な貴婦人」「成熟した大人の魅力」は、優雅で格調高い姿に由来する。 備考：①カトレアは洋ランの中でもひときわ大きく華麗な花が多いことから、 「ランの女王（The Queen of Orchids）」と呼ばれている。 ②洋ランで特に有名なカトレア、パフィオペディルム、デンドロビウム、シンビジウムであり、 この四属を一般に「四大洋ラン」という。 新大陸へ進出した先を侵攻、蛮族の先住民を統一後は『月華国（ゲッカノクニ）』として建国する。 歴史上、前線に立ち指揮を取った人物が女傑と称えられ、初代皇女として君臨していることから、 「女性は男性より強い」と信仰している国民も多く、女性主義国家として知られることとなる。 それ以降、人の上に立つ者は女性をあて、部下や構成員に男性を使役するという風習が生まれる。 そのため、国家組織の上層部はほぼ女性で埋まっており、その他職業でも女性優遇が色濃い。 官僚にあたる人物は特に、女の子供を産んだ際は、自分と同じ職に就かせることになっており、 祖母や母親はもちろんのこと、カトリーナは初代参謀総長の子孫にあたる。 対して男性は差別的な扱いを受けることが多く、戦争や繫殖活動の道具としか考えていない者も少なくない。 生理的に男性を毛嫌いする人物もいたことから、人工授精が普及すると、父親を持たない家族も増えていった。 男性でも能力がある者は、実力主義の皇女に認められると、国家組織への加入を許されるが、 組織内でのあからさまな贔屓や驕慢な態度に耐えかねず、早々に辞職する者が絶えない。 テロリストによる暴動が発生したことはあるが、政府の圧力により自然鎮火させられている。 それでも国は、広大な土地や豊富な資源により民が増えていき、テクノロジーや文化においても著しく発展する。 カトリーナは親が重役にあたるため、比較的裕福な暮らしで、不自由なく育つ。 質実剛健で厳格な母親を尊敬しており、仕事場にまで付いて行ってしまうほど慕っていた。 しかし、言葉より先に手が出てしまうような血の気が多いところがあり、 所謂怖いもの知らずのガキ大将で、周囲から敬遠されることもしばしばであった。 また、10歳の誕生日を迎えた年に次女が産まれ、その妹であるトレイシーを溺愛する。 トレイシーはこの国の女性とは対照的に、誰にでも分け隔てなく接する、心の優しい人物であった。 彼女は手を組み「みんなが幸せに暮らせる世界」を願うような平和思想家で、血の繋がった姉妹かを疑う程である。 カトリーナは、そんな妹を独り占めをするかのように常に手を繋ぎ、絶対に傍を離れることはなかった。 生まれつきトレイシーは身体が弱く、少し身体を動かしただけで寝込むほど脆弱であったため、 無意識のうちに、自分が守らねばと感じていたところがあったかもしれない。 28歳になると、参謀本部での役職に就任し、母と共に国の為務めることになる。 幼少期は両親の頭を悩ますほどのやんちゃであったが、成長とともに自立し、母に劣らない淑女となる。 ところが、今まで目を伏せていた差別問題が肥大化し、反乱軍と政府の紛争にまで悪化する。 突然のことに参謀本部は怱怱たる状況で、家に帰ることはもちろん、まともな休息を取ることもできない。 何よりカトリーナは、家にひとり残されたトレイシーを心配せずにはいられなかった。 紛争勃発から3週間、近頃目立つような行動が少なくなったと思っていた頃、情報局から電報が入る。 内容は、戦場から離れたとあるエリア一体が、敵陣営の最新兵器試用により空から襲撃されるというもの。 とあるエリア一体とは、カトリーナの暮らしていた実家がある地域のこと。 つまり、何も知らないトレイシーがあと数分で、骨も残らずにこの世から消えてしまうことと同義であった。 一瞬にして青ざめたカトリーナはその場を飛び出し、すぐ目についたジェット戦闘機に乗り込んだ。 この時の彼女は誰の声も耳に入らず、ただ手の震えを抑えることで精一杯だった。 その日はやけに静かで、空は雲一つない快晴であった。 彼女の瞳に映った光景は、青く澄んだ空と、赤く燃え盛る都市、そしてどす黒い煙だけだった。 そこからの記憶は今となっては曖昧だが、我を失って感情的になったカトリーナは、 自ら乗っているジェット戦闘機ごと敵陣営に突っ込み、驚異の生命力で敵の半数を無力化、 そのまま勢いで紛争ごと終結させたことは、この国の歴史で良くも悪くも語られる。 その実績を称賛され、若くして「参謀総長」として任命されることとなるが、 以来カトリーナは「戦争」や「血が流れるような争い」に対して、嫌悪感を持つようになる。 忠誠心を失った訳ではないが、これまでの経緯も踏まえて、国民への対応や法律を変えることを提案するも、 排他的な皇族直属の大臣達は、話し合いの場を設けることすら拒んだ。 国の過ちが原因で大切な人を失い、だがその国に従順である矛盾に黙っていられず、揉めることは度々あった。 理解のある人間と時間の経過のおかげで冷静さを取り戻すと、そこから新たに野心を抱くこととなる。 『トレイシーがここに生きた証』が残るこの国を守るため、 そして、『トレイシーが描いた理想』を創り上げるため、 私は、生涯をかけてこの国へ『忠誠を誓う』ことを決めた。 クリアシナリオ 蹂躙するは我が手にて（3生還1SAN0ロスト）

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