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２１歳の大学生。東京藝術大学に在学中。 大学生だがもうかなりの名声を得ており、すでに年収は1億ほどに達している。 実家は神戸。有名音楽家一家の一人娘。父親はチェリスト。母親はピアニスト。 メインで使っているヴァイオリンはロッカのもの。5000万円ほどの価値。 コンサート等以外でどこかに行くときは、練習用や即興で演奏することになった時のために、2000万円ほどのオールドのものを持ち歩いている。 かなり有名なヴァイオリニスト。彼女は決して神童ではなかったが、幼少期から猛特訓を重ねた結果、今の彼女を作り出した。叩き上げである。 そのため、かなりプライドが高く、他人に自身を（特にヴァイオリンの腕）貶されるのが耐えられない。しかしこれは、幼少期、周りの神童と呼ばれるものたちと比べられたことから来ているもので、自分を否定的に見られるのを恐怖している結果の発露である。根はかなり臆病。 しかし、他人を見下しているわけではない。あくまで、自分のヴァイオリンに自信を持っているだけである。 すこし高圧的な言動をとってしまうのは、大人に舐められないようにと小さい頃から身につけた、ある種テクニックのようなもので、悪気はなく、習慣付いてしまっただけである。 容姿はとても幼い。身長は144cmであり、どう見ても小学生か中学生か、童顔の高校生である。しかし、彼女は大人である。なので、子供扱いされると怒る。これは、今まで散々大人に舐められていたことの裏返しである。 彼女は上述の通り、幼少期のほとんどを音楽、ヴァイオリンに捧げてきた。なので、彼女は必然的に学校で孤立していた。芸大に入るまで、全く理解者がいなかった。そんな彼女なので、数少ない友人は非常に大切にする。……彼女なりにではあるが。 また、この通り全く人と関わってこなかったため、人との関わり方が分からない。距離感が掴めない。地雷を踏んだりすることも多々ある。ゆえに、彼女は友達が少ない。 努力する人を、どんなに滑稽だったとしても、彼女は決して笑わない。その努力がどんな方向性であったとしても、その人が真剣に積み上げたものだから。彼女は努力の人である。だから彼女は笑わない。 シナリオ『星の神話、エンドロール』生還。 「この曲は、無名の作曲家で、人知れぬ英雄で、そして、わたしの大切な友人に捧げる曲です。どうか少しだけ聞いてください。そして、少しだけ祈ってください。彼に、それ以外の人に、今に続く意思に、今ある生に、築いてきた過去に、価値ある未来に。」

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