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（随時加筆修正をしていきます） ステージ:エンドライン 「フロントライン製MSS天使型アーンヴァルMk.2"テンペスタ"、起動します。」 本機-FLO-16/T アーンヴァルMk.2テンペスタは武装搭載量を重視した攻撃タイプのバリエーション。 追加された大型ウイングと脚部バランサーにより中低速域での飛行安定性の向上を実現。また大量の武装を効率的に管理するためヘッドセンサーは一回り大型の物に換装された。 AIはノーマルモデルと比べ、ややおとなしめの性格という印象を受けるが、戦闘時にはその強化されたスペックを遺憾なく発揮できるような調整がなされている。（公式記述より引用） 彼女の周囲からの呼称は基本的に型番あるいはコードネームでもある『テンペスタ』。 唯一彼女を一つの存在として指し示す、フィンブースロイドに授けられた『ルナ』の呼称はほぼ知る者も居ないが彼女のアイデンティティにおいて重要な要素であり、彼女自身も大変好意的に感じている。 ＊FHサイドから見た彼女の軌跡 フィンブースロイドが発明、制作したMMS(Multi Movable System)の中でも自律戦闘を行えるよう 知能、判断力そして意思といった『心』をCSCチップにより再現された『神姫』。 彼が失踪以前、最後に開発着手していた『CODE:disaster』により2対として生み出された『神姫』の内一体。 人において求められる状況判断能力と柔軟性、人ならざる問題解決能力と持続戦闘力、それを補佐するレネゲイドによる兵装転送機能とを統合し運用する機体。 完成直前の全武装斉射形態（フルアームズ）運用演習で突如コントロール不能の暴走状態に陥り多くの人員に死傷者をだした。この事件でフィンブースロイド、およびもう一対の神姫『ラヴィーナ』が姿を消し消息不明となっている。事件現場の崩落は想像を絶する規模であったため生死の有無は確認されていない。 現行FHではフィンブースロイドの消息不明および彼の研究データを断片しか回収できていないため、彼女はほぼブラックボックスと化しており以後の量産計画も凍結されている状態である。 判明しているのは『暴走』を引き起こすトリガーの一端。 例の暴走事件時の解析から、大量の武装の情報操作、周囲の状況を効率的に処理領域へ伝達する為のヘッドセットから、通常ならば莫大な処理により心部のCSCチップに負担をかけない為という名目でレネゲイドによる保護機構が作動する手順になっていたがこれが誤作動を起こしていた事が判明。 CSCチップの知識も十分にある訳でもないFHだったが『心理状態が戦闘状態にある場合の、連続的及び大容量の情報の送受信』により暴走を引き起こすとの推論が出る。 以後彼女は暴走事故により破壊殲滅能力を認められ『人命を考慮せずに運用できる殲滅人員』として運用されることとなる。 しかしながら彼女はあまり戦闘に対して積極的ではなかったため、起動場所でトリガーを引く事により殲滅行動を開始し、『兵装転送』により作戦範囲を調節するという本質的な『殲滅兵器』として運用されることとなった。 そういったいわば無茶な運用をしていく内にCSCによる判断能力に今まで起こりえなかったバグが生じ始めトリガーでの行動の安定性も低下し始めていた。 FH上層部は過去の事件から、『安定性が確保できない以上兵器としての運用も危険極まりないものである。』との判断を出し、彼女は廃棄が示唆され始めた。 現行フィンブースロイドの最後の傑作であり、ブラックボックス内に彼への手がかりが無いか、また新たな運用方法の模索の為更正プログラムへの参加となった。 ＊フィンブースロイドから見た彼女の軌跡 彼にとって科学とは人類に幸福をもたらす福音である。 そんな彼はこの世界で数々の発明をしておりMMSもその一つであった。 MMS(Multi Movable System)とは、RCにより自在な動きを可能にした素体でFront line社が生産を受け持ち、医療介護関係等に強く貢献してきた。 FHはそれを軍事転用できないかとFront line社に強く打診。 この結果、Front line社はこの国の主の政府機関にも等しいFHからの打診を強くはね除けられず、フィンの主義に反する事を承知の上でそれでも協力を受諾した。 しかしフィンはこの局面を全く違う角度から捉えていた。 「選ばれたものにしか扱えない品など、ナチスの悪しき超科学兵器と大差ない」 この世界において今や希少とは言えなくなったオーヴァード。 しかしながら現段階の使用者がそのオーヴァードに限られる事、RCが可能だという事が前提のMMSから次の段階へ…FHから与えられる資金や環境によって対象を一般人まで繰り上げる事ができたなら…？ こうしてMMSの研究は次の段階へ移る。 MMSの技術は負傷したオーヴァード兵士の『義手』や『補助』に使われることになったが大した痛手ではなかった。医療介護保育…そういった環境へと向けて製造された従来のMMSは従来のスペックのまま戦闘の衝撃に対応する為にもう一段階手間が必要となる。それにもとよりブラッグドッグによる電気操作、オルクスによる領域操作等によって似たような技術は公開されており、ただ少しだけより良い義手義足を提供した事に過ぎなかったからだ。 ただ本題は難航を極めた。MMS自体にそういった性質を付与するためにはやはりレネゲイドを活用する事が一番の近道であったにも関わらず衝動や感情、そういった物がないMMSにレネゲイドを定着させても数段階丈夫で便利な松葉杖程度にしかならなかったのである。 そうではない...誰にでもその福音を届ける事の出来る存在、人類のパートナーとなる為にはどうすれば良いのか… そこで白羽の矢がたったのが『精霊』という性質の存在が持つ『霊結晶』と呼ばれる物質だった。 『霊結晶』はレネゲイドと同じように所有者の感情によって変化をきたし、またその影響により所有者に対する影響の性質を変える。これに従来のAIから仮に定義される『感情』というデータを与える事によって、変化をきたした『感情』のみを 採用し、行動することによって逆説的にレネゲイドを扱える『心』を持つ『神姫』を構想した。またレネゲイドだけにとどまらずその『感情』は従来のAI単独による行動決定をより人に寄るものとする行動理念のセレクターとして有用だった。 FHが所有していた『霊結晶』のサンプル数は少数で希少だったものの、その当時一大計画であったこの構想をFHに、より軍事的側面を強調し提案する事で計画名『CODE:disaster』として２つの使用許可を得た。 この２つの『霊結晶』はそれぞれ選択する『感情』にある一定の偏りがありまるでそれぞれが人の個性に酷似していると当時の彼の手記には書かれている。 こうして得られた『霊結晶』をセレクター、また現行の粋を集めた人工AIをドナー、レネゲイドウィルスをその発現としてのアウトプッツ、この３つで構成された『心』としてCSCは作成され、これを運用する機体としてフロントラインから主として製造されてきたストラーフ型とアーンヴァル型が選出、それぞれの番外固体として『ラヴィーナ』『テンペスタ』が制作された。 それぞれ重大な災害の名前を冠し聞く者にその破壊力を安易にイメージさせる。 しかしながらその意味には彼の切なる願いが込められており、その願いを象徴し彼女達には太陽と月、『ソル』と『ルナ』の個体名がつけられた。 しかしながら彼のその願いを裏切るような事態が起こってしまった。 彼女達の完成間近となって、霊結晶を研究していた別チームから『霊結晶の反転』という現象が確認された。 霊結晶を所持する個体に長大なストレス要因を加えると霊結晶の構造が変化し選択する感情にも影響を及ぼすとの事であった。 この２体の設計として『人間と差異無い判断能力の柔軟性を持ち、人間には到底たどり着けない長時間かつ高効率の高速処理を実現させる』というものであり、高速演算部分はCPU部位が行う領域なもののある程度の情報を人間性精神部分を噛ませてやり取りをさせている。…そしてその動作が一時的にとしても人間性部分に多大なストレスを与えることは明白であった。 現場は情報処理が膨大となるフルアームズの運用を緊急凍結とするはずだった。 反転は突然の情報で現場にはフルアームズの試写目前となっていた『テンペスタ』があり、事件当日はFH上層部が視察に来ており彼女達の有用性をある程度証明する事が要求されていた。そしてフィンは完成が遅れていた『ラヴィーナ』の調整の為に試写場からはかなり離れた位置で作業していた。 悪条件が重なり、霊結晶の変化条件また変化内容についても不透明であった現場で、そのトリガーは引かれた。 その後は嵐の如き破壊と殺戮と殲滅が研究所周辺を覆う事となった。 試写場の対防弾性隔壁はまるで紙切れのように刃に切り裂かれ、逃げる者の背に追尾ビットの容赦ない銃弾が降り掛かかる。 フィンは『ラヴィーナ』の起動により九死に一生を得たがそれでも重傷を負い、彼女によって避難させられた。 現在彼は意識を取り戻しておらず、彼女の交渉と献身もありUGN傘下の医療施設に匿われている。 知り合い...かも？ 《金色の獅子》《究極の闇をもたらす者》《エクステンデット》 UGN評議員の息子でありながらFHに寝返った人、FHが手に負えず地下に監禁してたジャーム、軍に魔改造された強化人間 お買い物メモ 武器 攻撃力/命中/ガード値/射程/購入/常備化 白兵 ヒートウィップ10/-6/0/10m/17/12装甲無視後破壊 クリスタルシールド0/-1/12/至近/25/15他武器装備不可 メカニカルフィスト5/0/0/至近/25/18ガード不能 使用シナ1 射撃 グレネードランチャー9/-2/0/30m/13/9至近不可 マイナー範囲シナ１ PDW9/-1/0/20m/30/20至近不可マイナー範囲（選）シナ1 ボルトアクションライフル8/0(5)/0/200m/15/10至近不可 マイナー（）変更 アンチマテリアルライフル20/0/0/300m/35/24至近不可他武器装備不可 ガード不可 使用シナ1 チェーンガン15/-2/0/100m/38/27至近不可搭乗状態のみ使用可能 防具 装甲/ドッヂ/行動/購入/常備化 UGNボディアーマー8/0/0/12/18 アームドスーツ10/-3/-2/15/25白兵攻撃+3 戦闘用着ぐるみ12/-1/-1/14/24 対BCスーツ7/-4/-4/9/12邪毒無効 防具※ ローラーブーツ0/-1/-1/11/7セットアップ使用戦闘移動+5m 多機能ヘルメット1/-1/0/15/9知覚D+1 リアクティブアーマー0/0/-2/24/11ダメージ-2d後破壊 リアクティブコート6/0/-2/36/24ダメージ-3d後破壊 ヴィークル 装甲/攻撃/行動/全力移動/購入/常備化/技能 軍用4WD10/10/-6/150m/38/25/四輪 宇宙船15/10/-8/400m/67/42/宇宙船 宇宙空間でのペナルティ無し

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