タグ： アオゾラ宅

icv：大塚芳忠 8月19日生まれの獅子座。B型。年収800万。 関東一円の極道を束ねる一大組織、東郷（とうごく）会の直系、鬼道（きどう）組所属。若頭補佐兼、お嬢の世話役。異名「鬼道の黒虎」。 独身。実は娘がいたが、亡くなっている。 お嬢命。かわいいお嬢のためなら、たとえ火の中水の中。あまりにお嬢を心配するため、お嬢の身辺を子分に探らせたり、自らも影からお嬢を見守るというストーカーまがいのことをしたりして、お嬢にうざがられている。 中学生時代に父親の借金のせいで一家離散し、食うものにも困っていた自分を拾ってくれた組長に並々ならぬ恩を感じている。学校は行っとけ、と組長に言われて中学は卒業したし、働きながら高校にも行った。車の免許は高校時代に取った。 顔の傷は、まだ未熟だった若い頃に敵対組織との抗争の中、受けた刀傷。 好きな色はゴールド。好きな食べ物は寿司、天ぷら、福神漬け。子供時代、貧乏であったため札束が好き。 【娘関連の過去】 剣蔵が26歳のとき、偶然立ち寄ったキャバクラで働いていた飛鳥居 海夕（あすかい みゆ）という女が男性客にしつこく絡まれていたのを助けた。以来、剣蔵はその店に行くと海夕を指名するようになり、そのうち外でも会うようになった。ある日、海夕が思いつめたように帰りたくないというので、ホテルに連れ込み、抱いた。海夕は嫌がるそぶりを見せなかった。それから身体の関係が続いたが、互いに身の上話はしなかった。剣蔵は海夕のことを憎からず想っていたが、好きだと伝えてはいなかった。しばらくして海夕は剣蔵の前から姿を消し、ぱったりと連絡が途絶えた。極道である自分のことを恐れて離れていく女は今までにもいたので、剣蔵は不思議に思わなかった。また海夕は堅気であったため、自分のような男と一緒にならないほうがいいだろうと思い、剣蔵は彼女の行方を探そうとしなかった。6年後、剣蔵（32歳）が久しぶりにあのキャバクラに立ち寄ると、店長が「来たら渡そうと思っていた」と封筒を出してきた。封筒の消印を見ると1年前のもので、差出人は海夕だった。封を切って中のものに目を通すと、それは病気で先が長くないことを悟った彼女が最期に剣蔵へと宛てた手紙だった。その手紙には彼女が剣蔵のことを愛していたこと、身籠っていたことが分かれば剣蔵に迷惑がかかると思い、離れていったことなどが綴られていた。剣蔵はとっくに携帯の電話番号を変えていたし、彼女は剣蔵の住んでいる家の住所を知らなかったため、剣蔵と接点のある、かつて自分が働いていた店に手紙を送ってきたのだろう。 手紙に書いてあった海夕が入院する病院へ行くも、彼女は7ヶ月前に亡くなっていた。剣蔵は極道のネットワークを使い子供の行方を探した。子供が児童養護施設にいると突き止めると、剣蔵はすぐ出向こうとした。施設に向かう途中、施設の近くで学校帰りと思しきランドセルを背負った少女とぶつかる。少女は、どうやらよそ見をしていたらしい。ガタイのいい剣蔵は少女にぶつかられても、びくともしなかったが、少女はその場に尻餅をつくことになってしまった。ぶつかってきたのは向こうだが、剣蔵は「大丈夫か、嬢ちゃん。立てるか？」と手を貸そうとした。「うん、ごめんなさい」そう言って顔をあげた少女の顔を見て、剣蔵は、はっとした。少女の顔は海夕に瓜二つだったのだ。一目でこの子が海夕の娘なのだと分かった。剣蔵が少女を施設まで送り届けると、少女は黎奈（れいな）と名乗った。そのときの黎奈は小学1年生だった。 それからというもの、剣蔵は黎奈に会いに、たびたび施設を訪れた。強面の剣蔵に臆する様子もなく、黎奈は剣蔵を「おじさん」と呼び慕った。剣蔵は黎奈に強請られるまま、遊び相手となった。いくら普通の格好をして行っても、顔に傷があるような明らかに堅気じゃないも分かる男は警戒されるだろうと思っていたが、施設の園長は快く剣蔵を迎え入れてくれた。他の職員からは値踏みような視線を最初は感じていたが、自分が施設に多額の寄付をしていると分かると、それもなくなった。そうして娘に会いに通い続けても、剣蔵は娘を引き取る気はなかったし、けして自分が父親であることは打ち明けなかった。抗争の絶えない極道の自分と一緒にいるよりも、ごく一般的な家庭に引き取られて幸せな生活を送るほうがいいと思っていたからだ。 しかし、黎奈と出会ってから8年後、黎奈が首を吊って死んだ。自殺だった。剣蔵が組のことで忙しく、なかなか施設まで会いに行けない時期が続いていた折りの出来事であった。何故、と思う剣蔵は園長から黎奈の日記を手渡される。日記には、施設育ちで親がいないのを理由に黎奈が学校でいじめを受けていたことが書かれていた。剣蔵は、最後に会ったとき黎奈が「おじさんが私の家族になってくれればいいのにな……」と、どこか寂しそうに笑っていたことを思い出した。剣蔵は娘をいじめたクラスメイトたちに対して怒りが湧いてくるよりも、娘が苦しんでいたことに気づいてやれなかった、やるせなさのほうが強かった。剣蔵が40歳のときのことだった。 組長の孫娘を守ろうとするのは、組長に恩義を感じているから、その組長の孫娘だから、という理由だけでなく、娘を守ってやれなかったという後悔もある。 時系列：海夕と出会う（剣蔵26歳）→娘と出会う（剣蔵32歳　黎奈6歳）→娘が自殺する（剣蔵40歳、黎奈14歳） ⬛暴力団組員 技能：言いくるめ、隠す、芸術（刺青彫り、イカサマ）、心理学、値切り、目星 +この中から２つ選択＜隠れる、こぶし、キック、組みつき、武道（任意）、日本刀、ナイフ、拳銃 言いくるめ、隠す、心理学、目星、キック、日本刀の6種類を取ってます。 ⬛2015特徴表使用 ・3-7[俊敏] 　どんな時でも、鋭く素早く状況を把握できる 。<回避>の基本成功率は 、通常の[DEX×2]ではなく、[DEX×5]である。 ・6-4[実は生きていた] 　生き残るすべに長けている。死からの生還（”クトゥルフ神話TRPG"64ページ）のチャンスが通常の次ラウンドではなく、5ラウンド以内に伸びる。 ●HO2 暴力団組員 必須技能：戦闘技能 PL傾向：孫娘を守りながら暴れたい人 キャラメイクについて ・暴力団組員が属している組の名前は自由に決めて良い。 あなたはこの街を拠点としている裏組織の組員の一人だ。 今日は組長の孫娘である少女とともにとあるショッピングモールに来ている。 組長からの信頼を裏切ることはできない。少女を守りつつ楽しませることが目的だ。

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