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【死に芸術を求める美しき殺人鬼】 新進気鋭の若く稀有な美貌を持つファッションデザイナー兼ヘアメイクアーティストとして業界で活躍する芸術家。実力は確かだがあまり広く活動はしておらず、知る人ぞ知る人物となっている。 何故なら彼にとって芸術を表現する興味の対象は、生きた人間ではないからだ。 社交的で思いやりがあり人に共感する事に長けている。そのため周りからも慕われているなど一見すると善人なのだが、裏社会では「遺書屋」の『殺人』と呼ばれる二人組の殺人鬼の片割れである。 5歳の誕生日の時プレゼントに限定品の模型が欲しいとせがみ、それを手に入れるため外出した父が正体不明の殺人鬼に殺され凄惨な死体となって帰ってきたことが彼の精神を歪ませるきっかけとなる。 彼の母も父を大層愛していたため、父の死の後すぐに後を追って自殺した。 「あの時あんな頼みをしなければ父も母も死ぬことはなかった」という罪悪感と同時に、得体も知れぬ誰かに自身の可能性を奪われるよりこちらが先に命を奪わなければならないという強迫観念と、原型も留めぬほどバラバラになって戻ってきた父や苦悶の表情で最期を迎えた母のように悲しく無残な死に方をしたくない・させたくない、最期は華々しく散らせたいという思いが彼の中で募っていくようになった。そうして最初の殺人を犯した時、人の命運を自らの手で握ることへの恍惚を覚えるのである。 裏社会に入ったのは紛れもなく父を殺した殺人鬼を探し出し復讐を遂げる事が理由だが、彼自身もまた殺人に快楽と芸術性を見出しており、なるべく人が苦しまず美しい状態で死を遂げられるようにすることをモットーとしている。 彼の作り出す死体はまるでショーモデルや生け花のように美しく彩られており、死体の表情も安らかに眠るようだという。 「遺書」に関しては相方である白灰の考え方には否定的で、「死とは完成した作品でありこの世に未練のない形の方が美しいのだから、死んだ後の遺志など作品にとって蛇足でしかない」という風に考えている。 【HO1届人・白灰和月との関係性】 最初の出会いは一色が高校3年生、白灰が1年生の時になる。当時所属していた美術部で県の展覧会に向けた準備のため、資料を探しに来た図書館で見かけた白灰を静謐で美しいと感じ、一色が衝動的に声をかけたのがきっかけだ。白灰の理知的な対応を受け「彼なら僕の考えを理解してくれる！」という期待が膨らみ、話していくうち次第に心の内にあった死への理想を白灰に語るようになった。 そうして彼から初めて殺人への加担に誘われた時、一色は胸が高鳴るのを抑えられなかった。 その時作品となる遺体を損傷させないために使用した毒殺という手段は、改良を遂げ今でも一色の主な殺害手段として使われている。 殺害は成功したが、死後に対する見解に相違がありよく口論になった。「遺書」の存在に執着する白灰と死後に興味の無い一色、決定的に二人を分けたのはこの部分だが、お互いを理解する内に真逆の考えを持つ人間だと気付いた一色はひどく失望し、高校を卒業するとともに白灰との関係を断った。 両親が亡くなって身寄りもなかった為すぐに孤児院暮らしとなった一色は金銭的な面で進学が難しく、彼の芸術家としての才能や実力から推薦や奨励金を出すといった学校も存在したが、同時にファッション業界からのオファーも受けていたため彼はすぐに業界へ足を踏み入れる事にした。表向きの仕事は実力もありそこそこ順風満帆な滑り出しを見せたが、同時に裏稼業としていた暗殺業で問題が起こる。 とある資産家の暗殺を依頼され遂行するに至ったのだが、途中思わぬトラブルもあり暗殺にかかる経費を大幅に超過してしまった。暗殺自体は完遂したため同業者から抹殺されるといった事は無かったが、多額の借金を背負った一色はどうにかして助けを求めていた所、偶然再開した白灰に事情を話し借金を肩代わりしてもらう事になる。 こうして大きな借りを作った一色は、白灰の指示のもと『遺書屋』の活動に協力する事になり、また住む家も失っていた為白灰の自宅に身を寄せ家事全般を請け負う事になった。 『遺書屋』としての活動には異論もあるが、一色自身満足のいく殺人が出来れば問題無い。今日も自らの芸術への欲望を満たすため、慈しみの心を持って人を手にかけている。 【HO1相方には伝えていない情報（秘匿）】 密かに借金を返すための貯蓄をしており、近々返済のための金額が揃う目途がついている。（大体エピローグあたり） 一色は白灰に借金を返済したのち、コンビの解消を求め同居している家を出ていくつもりだ。 一色と白灰がエピローグまで生存していた場合、この事を打ち明け最後に置き土産と称して「からくり箱」を白灰に手渡すだろう。 酒は弱い 性感帯：髪(頭皮)、喉奥、背中(背筋) 【以下ネタバレ】 [PC後遺症:ぞんび？] 君がふと生きているのかわからなくなる 心臓に触れて鼓動を確かめて そうしなければ安心できなくなってしまったのだから　 許してくれ。 -- 備考：4か月、セッションの度、<POW×5>に失敗すると和月が生きているのか不安になる。 触れれば安心するが触れなければ心配で<SAN-1> ▼後遺症 ・KPCフェティッシュ 　KPCに4カ月の間執着しまくる。簡単に言えば軽度のストーカーのようなものになる。 付き合ってるなら問題はあまりないと思われるが、付き合ってない場合は大変かもしれな い。

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