タグ： ぎん姉

ハミリオーンは通称で本名はもうどこにもない ロシア語でカメレオンの意味の名前を名乗るその人物は 噂によれば、様々な人となり、形を成し、暗殺を迅速にこなすらしい･･･ 彼は存在感が極端になかった。 体力がなく、友達の輪に入れなかった事や両親からは無理をしないようにとひきこもることも多かったせいだろう。 しかしそれは成長するにつれてさらに強化されてゆく 彼のことを両親すら認知されなくなっていったのだ 食事や集まり、先生からの呼び出し、街中でぶつかる見知らぬ人も彼を認識しない 彼自身がもともともっていた器用さに由来したその孤独は彼を一層独りへと駆り立てた そして彼は求める 「誰でもない、だれかになりたい」 「誰でもいいからみてほしい」 「自分じゃもうダメなんだ」 そうして彼は「演じる」すべての人間をすべての貌を あるときは女で男で、子供で大人で、老人で 彼をとらえきることは誰にもできない その特性と知識から生み出される知識、そして器用さを武器に 彼は「殺し」を始めた どんな仕事にもついていかなかった彼が唯一手に入れることができた「人間性」が「殺人」による自己証明となったのだ そして今日も彼は「だれでもない人間」となっている 見た目や服装、人物は気分や計画にそわせるが、何者にもなっていないときは地味なポロと仮面をまとっている 「欲望街」後(微バレほぼなし) とある街の裏方をになっている 相変わらずその姿を捉える人はいない ･･･が、気まぐれに、ごく近いものには姿が見えるようになったようだ シャトルラン4回 くりっくしー　4週目終了

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ